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No.230「LEAF e+にリモコン用2 in 1 PCを装備」

IPリモートコントロールソフトウェアRS-BA1 Version 2 をインストールした2 in 1ノートブックPC (HUAWEI MateBook E ) をEV (電気自動車) の新型LEAF e+に持ち込み、山梨県南都留郡山中湖の山荘シャックのIC-7600、IC-7700をリモートコントロール(以下、リモコン)しました。リモコンの話はすでにNo.221に紹介してありますが、アンテナのないモバイルシリーズ第2弾として、2 in 1ノートブックPC MateBookをLEAF e+に装備して移動先からのリモコン操作を行います。

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上信越道・小布施PAのEV急速充電スタンド

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LEAF e+ に持ち込んだリモコン用PC (※クリックすると画像が拡大します。)

遠隔操作に必要な機材
必要な機材は次の ① ~ ⑤に挙げておきます。遠隔操作の要は ① RS-BA1 Version 2のIPリモートコントロールソフトウェアにあります。プロダクトIDとライセンスキーはCDケースに貼り付けてあります。価格は8,500円+税。

① アイコム IPリモートコントロールソフトウェアRS-BA1 Version 2
② ドコモ・モバイルルーターL-04D
③ HUAWEI 2 in 1ノートブックPC MateBook E
④ アイコム リモートエンコーダー RC-28
⑤ ヘッドセット

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IP REMOTE CONTROL SOFTWARE (RS-BA1 Version 2 ) とLEAF e+のミニカー

ドコモ・モバイルルーター L-04D
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ドコモ・モバイルルーターL-04D

2 in 1ノートブックPC MateBook Eをインターネットに接続するのにドコモ・モバイルルーターL-04Dを使いました。モバイルルーターはこれまでに様々なシーンで使い、説明してきましたので、ここでは割愛します。バックナンバーを参照ください。

モバイルルーター以外に、一時的にインターネットの接続に使うのであればスマートホン(以下、スマホ)のテザリング*によるアクセスポイントの設定がお勧めです。ノートPC、タブレットPCなどをインターネットに接続するには、このアクセスポイントを利用するのが便利です。
*外出先でもスマホをアクセスポイント(親機)として、パソコンやゲーム機器などさまざまな外部機器(子機)をネットにつないで楽しめます。

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スマホ(HUAWEI P20 )のテザリングによるアクセスポイント

リモコンは2 in 1ノートブックPC
RS-BA1 Version 1はHP EliteBook 2740Pにインストールしています。これはコンバーチブルタブレットPC(液晶部がくるっと回転してタブレット型になる)です。Core i7の高性能機ながら、1.7kgと少々重くて持ち歩くには適しません。そこで、携帯用としてHUAWEIのMateBook E 640gのタブレットPCにRS-BA1 Version 2をインストールしました。CPU : i5、RAM : 8GB、SSD : 256GB、12インチIPS液晶ディスプレイ(2160×1440ドット)*、 キーボードが分離する2 in 1 WindowsタブレットPCです。幅278.8×高さ194.1×厚さ6.9(mm)、キーボードを加えた状態で1kgをわずかに超える程度で扱いやすい特徴があります。
*IPS液晶パネル(In Plane Switiching ) は視野角が広く、色の変化、輝度の変化が少ない。

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HUAWEI 2 in 1ノートブックPC MateBook Eとリモートエンコーダー RC-28(右)(※クリックすると画像が拡大します。)

MateBook EノートPCにはUSB Type-Cコネクタが一つしかないので、MateDock2(写真右端)を使って充電しながらUSB機器が使えるようにしました。これはUSB-Type C端子に接続し、通常サイズのUSB端子(Type A)にVGA(15P/D-SUB)、HDMI、充電専用のUSB-Type C端子を備えているため、充電しながらUSB端子(Type A)にメモリなどを装着することが出来ます。RS-BA1 Version 2のソフトウェアは外付けDVDドライブを装着してインストールしました。

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キーボードから外してタブレットPCとして機能するMateBook E

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RS-BA1 Version 2の2つのアイコンがデスクトップにできます(※クリックすると画像が拡大します。)

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RS-BA1 Remote Control Ver2 (左)とIcom Remote Utility(右)(※クリックすると画像が拡大します。)

運用スタイル
MateBook Eのデスクトップに展開したリモートコントロール画面を走行中に操作をすることはありません。では運用場所はどこかといえば、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを想定し、オープンデッキのテーブルにノートPCを置いて画面の各部をマウスとリモートエンコーダー RC-28により操作します。タッチスクリーンなので指でボタンを直接タッチすることもあります。注意すべきは大声を出さないことと、ヘッドホンを用いて受信音を表に出さないことです。

これまでにIC-706MK2Ⅱ、IC-7000等をクルマに装備してHFモービルを存分に堪能してきましたから、落ち着いた雰囲気の中で優雅に運用したいと思います。

リモートエンコーダー RC-28
RS-BA1 Remote Control Ver2のリモコン画面でのダイヤル操作はリモートエンコーダー RC-28が欠かせません。実機のダイヤルを指先で回すのと変わらないスムーズな周波数変更が可能です。手前に大型のPTTスイッチを装備 (ホールド機能付)し、任意の機能を割り当てることができる2つのプログラマブルキーがあり、PCのUSBポートに接続して使います。接続ケーブルが付属して19,800円+税。

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リモートエンコーダー RC-28

ヘッドセット
ヘッドセットはPCに付属のものを流用しました。ゲーミング用のヘッドセットでもかまいませんが、軽くて音質のよいものが求められます。その点、このヘッドセットはイヤホンの受信音が良質で送信の音質にクレームがありませんし、モニター音も悪くないので、 ZENNHEISER(ゼンハイザー)の小銭入れのような収納ケースに入れて持ち歩いています。

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ヘッドセット マイクとイヤホンの二つの機能がある(※クリックすると画像が拡大します。)

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MateBook EのUSB Type-Cコネクタにヘッドセットのプラグを挿入

変更申請(届出)
RS-BA1 Version 2取扱説明書の8-1「RS-BA1に関わる申請手続きについて」を参考に変更申請(届出)を利用行い、電子申請により申請から審査終了までの約2か月でした。
http://www.icom.co.jp/support/download/manual/pdf/RS-BA1_Ver2_JPN_IM_2.pdf

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RS-BA1に関わる申請手続きについて(※クリックすると画像が拡大します。)

あとがき
インターネットの利用による遠隔操作は運用場所を選ばないので、Wi-Fi環境の空港やホテルの一室から快適な運用が期待できますし、モバイルルーターやスマホのテザリングを利用すると遠隔操作の幅がさらに広がるという話をまとめました。「ハムフェア2019」ではリニアアンプの新製品IC-PW2が、LANケーブルによるリモコンに対応しており、運用の幅が広がると期待しています。

参考資料
No.221 「タブレットPCとRS-BA1 Ver.2で始める遠隔操作」
No.220 「RS-BA1 Ver.2で始めるリモコンシャック」


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