IC-7800 / HFオールバンド+50MHz〈SSB・CW・RTTY・AM・FM〉200W トランシーバー


開発の思い

開発チームより

製品詳細

追加新機能

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特長 2

特長 3

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生産終了品

開発の思い 40年の努力と技術の集大成

井上徳造(アイコム株式会社 代表取締役会長)

井上徳造 (アイコム株式会社 代表取締役会長)

長い間、開発を進めてまいりました世界最高級のHF/50MHz固定型トランシーバーが、ついに完成いたしました。1953年にアマチュア無線の免許を取得して以来、私は受信機の性能向上への努力を続けてきました。戦後、アマチュア無線が再開された1950年代には、ハムの方々ほとんどが送受信機を自作しておりました。私は、高1中2の受信機を改良して高2中2にしましたが、この時、初めてミキサー段の飽和による混変調を経験しました。これが、性能向上との戦いの出発点でした。

当時のモードはCWとAMでしたが、特に受信機は感度、選択度、安定度の3Sを確保するのが困難であったことを昨日のように思い出します。その後、1人のハムとして、後には無線機メーカー「アイコム株式会社」のオーナーとして、約50年の間、より高性能で、運用しやすい無線機の開発に取り組んでまいりました。

1964年にオールソリッドステートの50MHz帯ポータブル機FDAM-1を開発、1977年には同じくオールソリッドステートHF機のIC-710を発売するなど、トランジスタ化に先鞭をつけてきました。

しかし、同時に課題であります受信性能の向上には、毎日のように挑戦し続けてきました。その一つが1988年に発売しましたHF機のIC-780でした。それから15年。HF帯のモードがSSB主流となり、アマチュア無線局数も飛躍してまいりました。その結果、送信電力が増大、アンテナの大型ビーム化などによる妨害波の電界は大きくなり、受信機の性能向上がますます望まれるようになってきました。

今回のIC-7800は、第3次インターセプトポイント+40dBmという従来の常識を打ち破ったスペックをもつものです。その開発のためには、フロントエンドのダイナミックレンジの向上だけでなく、局発の低雑音化、高C/Nレシオ化など、関連するすべてのスペックが、高精度、高特性でなければなりませんでした。ハムの皆様にはこの新製品により、DSPフィルターの100dB以上の帯域外減衰能力をフルに活用することができることになります。もちろん、送信部もバランスのとれたさまざまな秘密が取り込まれております。

「アイコム株式会社」は、2004年に創立40周年を迎えます。その時に当たり、第3次インターセプトポイント+40dBmのIC-7800を発売できることは「アイコム株式会社」全社員の喜びでもあります。

2003年12月

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