高品位のデバイス選定、緻密な設計により、
さらに磨きがかかった基本性能。

再設計の高レベルLOにより第3次インターセプトポイント
+40dBmを実現。

メカニカルリレーよるBPF切替、CPU制御の自動プリセレクター、D-MOS FETアレー使用の超高ダイナミックレンジ受信ミキサー、High-Spec 1st IF filter、帯域帯1.2kHz OPTIMUM ROOFING FILTER、シンプルなダブルスーパーヘテロダイン方式を採用するなど、デバイスとアナログ回路の見直しを行っています。さらに、DSP部との絶妙なマッチングを図ることで、受信部のHF帯におけるダイナミックレンジ110dB、IP3+40dBmを実現。また、LOアンプを新設計することにより、バンド間で差のない安定した性能を確保しています。

ダイナミックレンジ特性

ダイナミックレンジ特性

ダイナミックレンジ代表値

ダイナミックレンジ代表値


歪みと強信号からの影響を排除する、メカニカルリレーによるBPF切替と4つのIFフィルター。

BPF(バンドパスフィルター)の切替には、歪みの発生を伴う非直線性素子であるPINダイオード等は使用せず、高性能、かつ耐久性に優れたメカニカルリレーを採用。信号処理の初期段階で2次歪み等が発生する要因を排除しています。また、1st IFアンプの前段に3つのHigh-Spec 1st IF filterと1.2kHzのIFフィルター=OPTIMUM ROOFING FILTERを搭載。15kHz、6kHz、3kHzと1.2kHzのIFフィルターを、モードに応じた適切な通過帯域幅(FMモード時は15kHzのみ)に切り替えることができます。

  • 徹底した歪み対策が施されたBPFユニット

    徹底した歪み対策が施されたBPFユニット

  • 帯域帯1.2kHz OPTIMUM ROOFING FILTERと3/6/15kHz High-Spec 1st IF filter

    帯域帯1.2kHz OPTIMUM ROOFING FILTERと
    3/6/15kHz High-Spec 1st IF filter

高次で発生するIMD成分を徹底除去する超多分割オートマチックプリセレクター。

  • IP3=+40dBmを確保していても、強力な近接信号がある場合、歪みが発生することがあります。そこで、運用周波数1.5~30MHzで動作し、運用周波数の変化に対して最小数kHzピッチで追従するオートマチックプリセレクターをBPF段の次段に搭載。状況に応じて、DIGI-SELツマミによりプリセレクターのセンター周波数を微調整することもできます。他バンドからの影響を信号が通過する初段の段階で排除し、目的の周波数成分だけを忠実に通過させます。
  • オートマチックプリセレクター

    オートマチックプリセレクター

オートマチックプリセレクターの帯域特性図

オートマチックプリセレクターの帯域特性図

3つの32bit浮動小数点DSP、高性能AD/DA&DAコンバーター。

IC-7851では、送受信用、受信用、スペクトラムスコープ用の3つの32ビット浮動小数点DSPと24ビットAD/DAコンバーターを搭載し、各回路のデジタル信号処理、データ処理の高速化を図っています。

  • 送受信用DSP(左) 受信用DSP(右) Analog Devices製 ADSP-21489 32bit浮動小数点 最大処理速度=2400MFLOPS 内部クロックは約393MHzにて動作

    送受信用DSP(左) 受信用DSP(右)
    Analog Devices製 ADSP-21489
    32bit浮動小数点
    最大処理速度=2400MFLOPS
    内部クロックは約393MHzにて動作

  • 24bit AD/DAコンバーター&32bit DAコンバーター

    24bit AD/DAコンバーター
    &32bit DAコンバーター