生産終了品 IC-706mkiig
技術基準適合証明(工事設計認証)取得機種
米国国防総省のミリタリー規格をクリア。

コンパクトボディに、HFオールバンド+50MHz+144MHz+430MHzを搭載

常に進化し続けるアイコムの広帯域技術を実証したIC-706MKIIG。卓越した送受信性能を備え、多彩な機能群や優れた操作性は、他に類を見ません。もちろん、運用場所を選ばないそのコンパクトボディは、モービルやホームシャックからの運用、または移動運用にも最適。ローカル交信から、ワールドワイドな交信までも可能にします。これ1台で、自由自在にアマチュア無線の世界をお楽しみいただけるコンパクトマルチバンダーです。

おもな特長

クラス最高の基本性能

優れた広帯域技術で1.9〜430MHz帯をフルカバー
世界最高水準の広帯域技術を余すところなく投入し、HF、50MHz、144MHz、430MHz帯において、高出力で安定した性能を発揮するオリジナルPAユニットの開発に成功しました。1.9〜430MHzのすべてのバンドで、HF固定機・VHF/UHF専用機などにも全く引け取らないハイスペックを実現しています。

新設計の送受信部
クラス最高レベルをコンセプトに送受信部を新設計、トータルな性能を向上させました。その中でも、SSBの受信音質は、最新の本格的な固定機に匹敵するクオリティまでレベルアップしています。また、送信ファイナル部には全段にパワーMOS-FETを採用し、HF〜50MHzと144〜430MHzの2系統のシンプルな構成となっています。

HF・50MHz帯100W、144MHz帯50W、430MHz帯20W
送信性能においても、優れたアイコムの広帯域技術によりHF・50MHz帯/100W※1、144MHz帯/50W※2、430MHz帯/20Wの高出力を実現しています。しかも、新設計回路の優れたC/N特性やIMD特性により、すべてのバンドにおいて、ハイクオリティな電波の発射を可能にしています。
※1 IC-706MKIIGMは50W、IC-706MKIIGSはHF10W・50MHz20W
※2 IC-706MKIIGSは20W


広帯域・高感度受信部
受信範囲は0.03〜146MHz 連続受信ならびに、UHF帯430〜440MHzをカバーする広帯域・高感度受信部を搭載。もちろん、受信モードSSB/CW/RTTY/AM/FM/WFMに対応しています。また、アマチュアバンド以外の受信感度もさらにレベルアップ。FMラジオ放送、TV音声の受信はもちろんのこと、短波放送のレシーバーとしても充分に対応できます。
※ 受信性能保証範囲は定格ページを参照。

受信DSP機能群
オプションの受信DSPユニット〈UT-106〉を装着することにより、あらゆるノイズに対し優れた抑制力を発揮するノイズリダクションと、ビート音を自動的にカットするオートノッチ機能を追加できます。これらのデジタル機能は、ノイズやビート混信に埋もれて聞き取りにくかった信号を浮かび上げ、受信性能を大幅に向上させます。

抜群の周波数安定度を実現
高い周波数安定度が求められる430MHz帯でのデータ通信においても、706MKIIGはその高性能をもって応えています。オプションの高安定度基準発振水晶ユニット(CR-282)を装着することにより、このクラスのマシンとしては驚異的な±0.5ppmの優れた安定度を実現できます。


優れた機動性、スマートな設置、確実な操作性

機動力アップのコンパクトボディ
外形寸法は、167(W)×58(H)×200(D)mm(突起物含まず)のコンパクトボディ。モービルからのHF帯へのオンエア、アウトドアでの運用にも充分に対応できます。さらに、持ち運びに便利なキャリングハンドル(オプション、MB-72)もご用意しています。

フロントパネルセパレート方式
取り外し自由なフロントパネルは、なにかと制限の多い車内への設置にもフレキシブルに対応できます。しかも、最大5mまで分離することができ、しかもマイクはフロントパネルにも接続できるため、本体はトランクに収納することも可能です。
※ オプションのセパレートケーブルOPC-581(3.5m)、またはOPC-587(5m)が必要です。

ドットマトリックス表示部
ディスプレイの一部に、多彩な情報を目で見て確認できるドットマトリックス表示部を採用。スプリット運用時の送信周波数やIFシフトの可変量、メモリーチャンネルのコメント、バンドスコープ等の多彩な情報をビジュアルに表示できます。さらに、ドットマトリックス表示とメニューファンクションの組み合わせで、最小限のスイッチによるフル操作を可能にしています。

オンエア局も一目瞭然のバンドスコープ
受信周波数を中心に設定したステップの範囲をスイープしディスプレイにグラフィック表示するバンドスコープ機能を搭載しました。オンエア局や空き周波数のサーチもスピーディに行えます。また、スコープホールド(停止)状態には、周波数ダイヤルの可変量に連動してカーソルが移動するため、目的の信号をすばやくキャッチできます。コンテスト、DXハンティングにおいて効率の良い運用を実現します。

夜間運用に便利なキーイルミネーション
夜間や、暗い場所でのキー操作を確実にする、キーイルミネーションを採用。透過性のスイッチは、706MKIIGの夜間運用をさらに快適なものとしています。


先進の高機能群

FSK方式の本格RTTYモード
706MKIIGに搭載したFSK方式の本格的RTTYモードは、一般的なSSBモードで行うAFSK方式に比べ、クオリティの高いトーンの発射が可能。また、RTTYでのスケジュール周波数に正確にオンエアーできるなどのメリットもあります。さらに、RTTYナローモード にも対応しています。
※ オプションのFL-232またはFL-100が必要です。

2個のオプションフィルターベイで選択度の3段階切り替えが可能
最適なクリスタルフィルターを2個まで増設できるように、オプションフィルターベイを2個装備しています。使用するモードや周波数の特性に合わせて、選択度の3段階切替が可能です。

SWRグラフ表示機能
接続アンテナのSWR特性をグラフ表示する新機能を搭載しています。状況に応じたアンテナチューナー(オプション)のオン・オフ切り替えや、希望の同調ポイントにアンテナを調整するときにも役立つ機能です。測定ピッチは4段階、測定スポットは3/5/7/9箇所より選択できます。

2タイプのアンテナチューナー
ロングワイヤー用の屋外設置型(オプション、AH-4 )と、デスクトップ型(オプション、AT-180 )。2タイプの高性能アンテナチューナーをラインナップしました。両タイプ共、706MKIIG本体からコントロール可能で、接続アンテナの性能を最大限に引き出します。
※ AH-4は3.5〜50MHz帯、AT-180は1.9〜50MHz帯をフルカバーしています。


その他の機能
IFシフト混信除去機能。
多機能エレクトロニックキーヤー内蔵。
CWフルブレークイン対応。
FMトーンスケルチ機能。
カタカナ入力対応、107chメモリー。
ナローFM対応。(帯域:送信±2.5kHz、受信:±4kHz)
周波数スピーチ機能。(オプションのUT-102装着時)
エンコーダー方式のサブ・クリックダイヤル。
デュプレックス機能とオートレピータ機能。
非常通信連絡設定周波数(4630kHz)対応。
CW受信リバース機能。
CW受信ピッチ調整機能。(サイドトーン連動)
クイックバンドチェンジ。
最小周波数分解能1Hz。
RIT/VOX。
RF/SQLツマミ。
大型スピーカー。
サーモコントロール・サイレントクーリングファン。
オートTS機能。
AFスピーチコンプレッサー。
バンドスタッキングレジスター。
ノイズスケルチ&Sメータースケルチ。(ワイドFMでも使用可能)
受信プリアンプ。
ノイズブランカー。
ダイヤルロック。
ダイヤルトルク2段切り替え。
ディスプレイバックライト。
AGC時定数切り替え。
CI-V対応。

おもな付属品
ハンドマイク(HM‐103)
DC電源ケーブル
予備ヒューズ(3本)
ACC用13ピンケーブル付きプラグ
RTTY用キープラグ

オプション

IC-PW1 :HF+50MHz1kWリニアアンプ(OPC-599が必要)
AH-4 :屋外設置型HF+50MHzオートアンテナチューナー
AT-180 :HF+50MHzオートアンテナチューナー
PS-85 :小型外部電源(13.8V/20A)
SM-20 :アップ/ダウンスイッチ付き高級スタンドマイク(OPC-589)が必要
SP-7 :固定用外部スピーカー
AH-2b :車載用HFアンテナエレメント/ベース(AH-4用)
MB-65 :マウントベース(MB-63が必要)
MB-62 :モービルブラケット(本体またはAT-180用)
MB-63 :モ−ビルブラケット(フ口ントパネル用)
SP-10 :モービル用外部スピーカー
SP-12 :モービル用外部スピーカー(薄型)
OPC-581 :フロントパネルセパレートケーブル(3.5m)
UT-106 :受信DSPユニット
OPC-589 :モジュラー→8ピンマイクコネクタ変換ケ−ブル
MB-72 :キャリングハンドル
OPC-587 :フ口ントパネルセパレ−トケ−ブル(5m)
CR-282 :高安定度基準発振水晶ユニット
CT-16 :サテライト通信用インターフェイスユニット
CT-17 :CI-Vレベルコンバータ−ユニット
FL-100 :9MHz帯CWナローフィルター(500Hz/-6dB)
FL-101 :9MHz帯CWナローフィルター(250Hz/-6dB)
FL-103 :9MHz帯SSBワイドフィルター(2.8kHz/-6dB)
FL-223 :9MHz帯SSBナローフィルター(1.9kHz/-6dB)
FL-232 :9MHz帯RTTY/CWナローフィルタ−(350Hz/-6dB)
HM-103 :アップ/ダウンスイッチ付ハンドマイク(モジュラータイプ・補修用)
OPC-598 :AT-180用ACC13ピンロングケーブル(7m)
OPC-599 :ACC用13ピン→8ピン+7ピン変換ケーブル
UT-102 :音声合成ユニット


おもな定格




周波数範囲 受信
 0.5〜29.995MHz、50〜54MHz、
 144〜146MHz、430〜440MHz
※ 受信動作範囲は0.03〜146MHz、430〜440MHz

送信
 1.9MHz帯 : 1.810〜1.825MHz、1.9075〜1.9125MHz
 3.5MHz帯 : 3.5〜3.575MHz
 3.8MHz帯 : 3.747〜3.754MHz、3.791〜3.805MHz
 7MHz帯 : 7〜7.1MHz
 10MHz帯 : 10.1〜10.15MHz
 14MHz帯 : 14〜14.35MHz
 18MHz帯 : 18.068〜18.168MHz
 21MHz帯 : 21〜21.45MHz
 24MHz帯 : 24.89〜24.99MHz
 28MHz帯 : 28〜29.7MHz
 50MHz帯 : 50〜54MHz
 144MHz帯 : 144〜146MHz
 430MHz帯 : 430〜440MHz
電波の型式 A1、A3、A3J、F1、F3、ワイドFM(受信のみ)
アンテナインピーダンス 50Ω不平衡
周波数安定度 常温一定でスイッチON
1分後から1時間まで±7ppm以内、そ1時間あたり±1ppm以内
±0.5ppm以内(CR-282装着時)
電源電圧 DC13.8V±15%
消費電力/消費電流(DC13.8V時) 受信時最大 2.0A
送信時最大 20A[20A]{10A}
接地方式 マイナス接地
外形寸法(突起物含まず) 167(W)×58(H)×200(D)mm
重量(オプションを含まず) 約2.45kg(うちフロントパネルは約250g)
使用温度範囲 -10℃〜+60℃


送信出力
  SSB/CW/RTTY/FM AM
1.9〜50MHz帯
144MHz帯
430MHz帯
5〜100W
5〜50W
2〜20W
2〜40W
2〜20W
2〜8W
1.9〜144MHz帯
430MHz帯
[5〜50W]
[2〜20W]
[2〜20W]
[2〜8W]
1.9〜28MHz帯
50〜430MHz帯
{0.5〜10W}
{1〜20W}
{0.2〜4W}
{0.4〜8W}
全バンド、全モードで出力連続可変
変調方式 SSB 平衡変調
FM リアクタンス変調
AM 低電力変調
最大周波数偏移(FM) ±5kHz(ナロー時±2.5kHz)
搬送波抑圧比 40dB以上
不要側波帯抑圧比 50dB以上
スプリアス発射強度 −50dB以下
マイクロホンインピーダンス 600Ω


受信方式 SSB・CW・RTTY・AM・WFM
ダブルスーパーヘテロダイン
FM トリプルスーパーヘテロダイン
中間周波数 第1
 SSB・FM・AMナロー : 69.0115MHz
 RTTY : 69.0105MHz
 WFM : 70.7MHz
 CW : 69.0106MHz
 AM・FMナロー : 69.01MHz

第2
 SSB・FM・AMナロー : 9.0115MHz
 RTTY : 9.0105MHz
 WFM : 10.7MHz
 CW : 9.0106MHz
 AM・FMナロー : 9.01MHz

第3
 FM : 455kHz
受信感度(プリアンプON時) SSB・CW・RTTY (10dB S/N時)
 1.8〜29.995MHz(アマチュアバンド外の一部を除く) : -16dBμ以下
 50〜54MHz : -18dBμ以下
 144〜146MHz : -19dBμ以下
 430〜440MHz : -19dBμ以下

FM (12dB SINAD時)
 28〜29.7MHz : -6dBμ以下
 50〜54MHz : -12dBμ以下
 144〜146MHz : -15dBμ以下
 430〜440MHz : -15dBμ以下

AM (10dB S/N時)
 0.5〜1.8MHz : +22dBμ以下
 1.8〜29.995MHz(アマチュアバンド外の一部を除く) : +6dBμ以下
 50〜54MHz、144〜146MHz : 0dBμ以下
 430〜440MHz : 0dBμ以下
選択度(ツインPBT/IFシフトOFF時) SSB・CW・RTTY
 2.4kHz(-6dB)以上
 4.8kHz(-60dB)以下

FM
 12kHz(-6dB)以上
 30kHz(-50dB)以下

AM/FMナロー
 8kHz(-6dB)以上
 30kHz(-36dB)以下
スケルチ感度 SSB : +15dBμ以下
FM : -10dBμ以下
(プリアンプON時)
低周波出力 2.0W以上(8Ω、10%歪時)
低周波負荷インピーダンス

※定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
※アイコム株式会社、アイコム、ICOMロゴはアイコム株式会社の登録商標です。