業界初、IPトランシーバーとデジタル簡易無線が一台に。 ハイブリッドIPトランシーバー IP700を新発売

品名 / 型名 ハイブリッドIPトランシーバー / IP700
希望小売価格 オープン価格
発売日 2020年3月中旬
年間販売予定台数 計10,000台

アイコム株式会社(本社:大阪市平野区、代表取締役社長:播磨正隆)は、携帯電話の通話エリアなら日本全国どこからでも使えるIPトランシーバーと、デジタル簡易無線機(登録局/免許局)が一台になった、ハイブリッドIPトランシーバーIP700を発売いたします。

IPトランシーバーは、一度で多人数に同時連絡できるトランシーバーの特長に加え、LTE回線を通じて広域をカバーする通話エリアと混信の心配がない使いやすさから、業種を問わず導入が急速に進んでいます。社会に必須の通信手段として存在感を増す一方、大規模災害時などにおけるLTE回線のトラブル時にも通信が途絶するのを避けたいという自治体や運輸業からのニーズも高まっています。

ハイブリッドIPトランシーバーIP700は、IPによるLTE通信とデジタル簡易無線での直接通信の2つの機能を備えているため、携帯電話網の圏外や、LTE回線のトラブル時もデジタル簡易無線で連絡を取り合うことが可能です。また、LTE通信は、デュアルSIM(au 回線/NTT ドコモ回線)に対応し、さらなる冗長性を備えています。

さらに、2つの通信方式を同時に使うデュアルモードも搭載。既存のデジタル簡易無線機による通信網を活かし、IPトランシーバーとデジタル簡易無線機を組み合わせた通信システムも構築できます。また、RoIPゲートウェイVE-PG4の導入により、さらなる通信エリア拡張やIP電話などの通信設備との連携も可能です。

※2020/3/4現在、アイコム調べ

おもな特長

  • IPトランシーバーとデジタル簡易無線機(登録局/免許局)が一台になった業界初のハイブリッドIPトランシーバー。
  • LTE通信とデジタル簡易無線による通信を同時に運用するデュアルモードを搭載。
  • RoIPゲートウェイ VE-PG4(オプション)の導入により、エリア拡張やIP電話などの既存通信設備との連携も可能。
  • Bluetooth®機能を搭載し、ケーブルレスでの運用も可能。
  • 雨やほこりにさらされる環境でも安心して使えるIP67/57/54 の防塵・防水仕様。
  • 端末の位置情報をPCソフトやブラウザの地図上に表示できるGPS機能を搭載。

通信概念図

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