人的資本政策の一環として社員のリスキリングを支援し、新規事業開発を強化します。
アイコム株式会社は、新規事業開発を担う人材を育成するため、人的資本政策の一環として社員のリスキリング(学び直し)を支援する取り組みを開始します。
社会人が新規事業開発を研究する学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学(東京・港区)のプログラムを活用します。希望する社員は同大学院の1年間のプロジェクト研究に、就業時間内に参加できるようにします。授業料は会社が全額負担します。
社員には新規事業案の提出を課し、会社は提案内容を精査し、事業の具体化を目指します。
今回、新規事業開発の志望者を社内で公募し、33歳から54歳の11人を幅広い部署から選出しました。11人は、2024年10月2日(水)から1年間、毎月2回、事業構想大学院大学の新規事業開発プロジェクト研究(全26回)に参加します。
プロジェクト研究では座学に加え、主体的なフィールドワークも行います。フィールドワークでは、大学院とつながりのある多分野の専門家の力を借りることもできます。
リスキリングは、就業時間内に取り組めるようにします。また、各人が所属する部署のサポートを得ながら、業務量の調整を行い、学び直しに集中できる環境を整えます。
研究会修了後、収益性や成長性などを勘案した上で、事業化が見込めると判断した案件に着手する計画です。
当社は、2026年3月期までの3年間の中期経営計画で、人材の確保・育成等に5億円を投資する計画を示しており、今回のリスキリング支援はその一環として行います。