生産終了品ご注意:このページに掲載されている価格や内容は、作成された当時のものです。
特定小電力トランシーバー
IC-4055
IC-4066
業務用に徹した堅牢ボディの同時通話型特定小電力トランシーバー
- 1mWタイプ IC-4055
- 10mWタイプ IC-4066
抜群の信頼性
ボディは、ポリカーボネイト樹脂によるシール一体成形の筐体を採用し、工事現場などの過酷な使用環境下でも、抜群の堅牢性を誇っています。さらに内部は、アルミダイキャストシャーシーを用いて電気的にも高い信頼性を得ています。また、本体はJIS保護等級4の防まつ構造で多少の雨は気にせずに使用できます。
選べる3つの使用モード
【手動チャンネルモード】
業務用16チャンネル※ を手動で切り替えることができます。
※ 業務用周波数帯18チャンネルの内、16チャンネル(固定)を使用。
【MCAシンプルモード】
相手側との通話チャンネルが自動的に設定されます。
【MCA選択モード】
0~15の選択呼び出しと一斉呼び出しが可能。また、いずれのモードでも、設定時に1:1通話または1:N通話のどちらかが選択できます。
Aタイプ/Bタイプ自動切り替え
RF回路部を2系統にしたことで、従来Aタイプ/Bタイプのペアに限られていた通話制限をなくしました。しかも、制御方式の共通化も図っています。
実運用時間8時間
アイコム独自の最新デバイスを随所に採用。さらに、長年培った高度な技術力を駆使した結果、同時通話方式でありながらも、8時間以上の連続実運用時間を達成しています。(IC-4055/IC-4066ともに)
ノイズに強いコンパンダ機能
通話中に時折混ざる耳障りなノイズを抑え、通話内容だけを明瞭に浮かび上げる機能です。
その他の機能
・ビープ音によるバッテリー残量警告機能
一般仕様
周波数範囲 |
RX 440.025MHz~440.250MHz、421.575MHz~421.800MHz TX 421.575MHz~421.800MHz、440.025MHz~440.250MHz |
---|---|
チャンネル数 | TX/RX各19チャンネル(制御チャンネルを含む) |
チャンネル間隔 | 12.5kHz |
通信方式 | 複信方式 |
アンテナインピーダンス | 50Ω |
周波数安定度 | ±4ppm(-10℃~+50℃) |
電源 |
DC3.6V(Nicdバッテリーパック) DC4.5V(乾電池バッテリーパック)DC-29使用可能 |
消費電流 | 140mA以下 |
使用温度範囲 | -10℃~+50℃ |
寸法 | 幅57×高さ115×奥行き23mm(突起物を除く) |
重量 | 約220g(BP-181装着時) |
送信部
電波型式 | F3E、F1D(呼び出し名称) |
---|---|
送信出力 | 1mW +20%、-50%(IC-4055)、10mW +20%、-50%(IC-4066) |
変調方式 | リアクタンス変調 |
隣接チャンネル漏洩電力 | 40dB以上 |
スプリアス発射強度 | -26dBm以下 |
変調周波数 | 300~3000Hz |
送信S/N | 30dB以上 |
マイクロホンインピーダンス | 2200Ω |
最大周波数偏移 | ±2.5kHz(at 1kHz) |
変調感度 | 8mV±3dB |
受信部
受信S/N | 40dB以上 |
---|---|
スプリアス妨害比 | 40dB以上 |
通過帯域幅 | 8kHz以上(-6dB) |
隣接チャンネル妨害比 | 40dB以上 |
相互変調特性 | 40dB以上 |
低周波出力 | 10mW以上(33Ω負荷、10%歪み時) |
低周波インピーダンス | 33Ω |
副次的に発する電波 | 4000μμW以下 |
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
おもな付属品
- BP-181 ニカドバッテリーパック(3.6V 1400mAh)
- LC-132 ハードケース
マイクロホン
イヤホン・スピーカー
ヘッドセット
HS-86
ヘルメット取付型ヘッドセット
HS-88
ヘッドセット
PTT/VOXケーブル
バッテリー
BP-182
乾電池ケース
充電器
AD-61
充電器アダプター(BC-181用)
BC-118J
連結2口チャージャー
ベルトクリップ
MB-52
ベルトクリップ
ストラップ
MB-57
ショルダーストラップ(MB-52が必要)
外部機器
DC-29
DC-DCコンバーター(12V~24V→3.6V)
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
---|---|---|
取扱説明書 | IC-4055/IC-4066 |
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
---|---|
IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
---|---|
IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |