ARIB標準規格T102に準拠
防塵・防水仕様(IP67、55、54)、堅牢な筐体
デジタル/アナログ共用機
デジタル方式のほか、アナログ方式にも対応。従来のアナログ方式でのシステムに組み込むことも、新たに高機能なデジタル通信システムを構築することも可能です。
記載の機能群はデジタルモード時のものです。
ユーザーコード通信
複数の通話相手と同じユーザーコード(UC、63種類)を設定するだけで、簡単に通話グループを構成できます。
緊急呼び出し機能(エマージェンシー)
迅速な連絡が必要なとき、指定した通話チャンネルに設定されている局に、緊急信号を送出。相手に「緊急」表示と警告音で通知します。(機能説明動画 )
選択呼び出し
効率的な情報伝達をサポートする3種類(一斉/グループ/個別)の選択呼び出しに対応しています。
多彩なデータ送信機能
GPSデータ送信※のほか、ステータス番号を送出することで予めセットしたステータスを伝えるステータス通信、予めセットした短文を送信するショートメッセージ通信と、多彩なデータ送信機能を搭載。また、ベアラモード通信・ロングデータモード通信では、データ端末装置などの機器を外部機器接続ケーブルに接続し、非音声データ・長文テキストの伝達も可能です。
- ※別売りのGPSユニットが必要です。
マンダウン機能/Lone Worker機能
本製品を使用している人が倒れるなどして一定以上本体が傾いた状態が続いたときや、一定時間操作しなかったときに緊急通信機能を発動する、マンダウン機能・Lone Worker機能を搭載しています。
その他の機能
- モニター機能
- キーロック機能
- 強制終話機能
- スキャン機能
- 呼び出し音機能
- 呼び出しメロディー機能
- 最小音量設定機能
- 電界強度表示
- 秘話機能
- 履歴(着信、メッセージ、ステータス)
- 送信出力可変(2段階)
- マイクゲイン調整
- 各種ビープ音設定(キー操作音、送信モニタービープ、終話信号受信音)
- 各種表示設定(文字サイズ、LCDコントラスト、バックライト)
- 外部SP接続設定
- 電池の残量表示
- 電池の残量警告音
- パワーセーブ機能 など
運用上のご注意
当無線機を使用するには、電波法に従い総合通信局に免許申請し、免許を受ける必要があります。
周波数範囲 | 142.0000MHz ~ 162.0375MHz | |
---|---|---|
送信出力 | 5W(2W/1W)+20% -50% | |
受信感度 |
デジタル 0dBuV emf以下 (BER=1x10-2 スタティック時)、+5dBuV emf以下(BER=3x10-2 フェージング時) (最大ドップラ周波数:Fd=7.5Hz) |
|
アナログ 0dBuV emf以下(20dB-NQ法) | ||
スピーカー出力 | 外部500mW以上(負荷8Ω、10%歪時) | |
電源電圧 | BP-274N 7.4V 1880mAh(min.) 2000mAh (typ.) Li-ion電池 BP-220N1 7.2V 3200mAh(min.) 3350mAh (typ.) Li-ion電池 |
|
消費電流(5W 機) | ・送信時 5W:2.4A以下/ 2W:1.6A以下/ 1W:1.3A以下/ ・受信最大出力時 450mA以下 ・待ち受け時 130mA以下 |
|
使用温度範囲 | -20℃~+60℃ | |
寸法(突起物を除く) | 56(W)×97.5(H)×29.5(D)mm (BP-274N 装着時) | |
重量 | 約245g(付属アンテナ、BP-274N装着時) | |
使用可能時間 | BP-274N | (パワーセーブ機能ON)約9時間 (パワーセーブ機能OFF時)約8時間 |
BP-220N1 | (パワーセーブ機能ON)約15時間 (パワーセーブ機能OFF時)約13時間 |
|
・出力5W、受信5:送信5:待受90の使用状態にて |
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
付属品
- アンテナ
- ハンドストラップ
マイクロホン
HM-172
ハンドマイクロホン
イヤホン・スピーカー
ヘッドセット
PTT/VOXケーブル
バッテリー
充電器
ACアダプター
ベルトクリップ
キャリングケース
GPSアンテナ
製品カタログ
カタログ名 | ファイルサイズ |
---|---|
IC-DV60S1/IC-DV6010S1 | 2.13MB |
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
---|---|---|
簡易取扱説明書(アナログ個別呼び出し対応版) | IC-DV60S1/IC-DU60S1/IC-DU60S2/IC-DU60S3 | |
取扱説明書(アナログ個別呼び出し対応版) | IC-DV60S1/IC-DU60S1/IC-DU60S2/IC-DU60S3 | |
ご注意と保守について | IC-DV60S1/IC-DU60S1/IC-DU60S2/IC-DU60S3 | |
取扱説明書 | IC-DV60S1/IC-DU60S1/IC-DU60S2/IC-DU60S3 | |
簡易取扱説明書 | IC-DV60S1/IC-DU60S1/IC-DU60S2/IC-DU60S3 |
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |