直感的な操作を可能にするインターフェース
132×96ピクセルの大型ドットマトリクスディスプレーを装備。 直感的な操作を可能にするソフトボタンや十字キーとあわせて、ストレスのない運用を実現します。
交信音声録音/再生機能
最新の交信音声を2分間自動的に録音することができます。
アクティブノイズキャンセリング
ノイズキャンセル用の専用ICを搭載。 受信時最大1/10、送信時最大1/3までノイズを低減することで、さらにクリアな音声での交信を実現します。
大音量の双方向ヘイラー機能※
外部ヘイラーホーンスピーカーに接続することで、大音量(最大25W)の拡声が可能。 デッキや岸にいる人とのコミュニケーションをサポートします。 また、ヘイラーホーンスピーカーに届く音声を増幅してスピーカーマイクで受信することもできます。 さらに、無線機の受信音を大音量へイラーホーンから流せますので、デッキで作業中であっても、無線の呼び出しにすぐ対応できます。
※別途、ヘイラーホーンスピーカー(市販品)が必要です。また、本体との接続には配線加工が必要です。
コマンドマイクをラインナップ
オプションのコマンドマイク(HM-195B)で、DSC機能を含むほとんどの機能が操作できます。 キャビンなど本体と離れた場所からの運用をサポートします。 また、本体とコマンドマイク間をつなぐインターホンとしても動作します。
その他の機能
- 多彩なスキャン機能
- トライワッチ機能
- デュアルワッチ機能
- Low Voltageインジケーター
- LCDディマー機能
- モニター機能
- キーバックライト機能
- セットモード機能
- ウェザーチャンネル/ウェザーアラート※
※米国で運用されているサービスのため、日本の海域および近海では受信できません。
適合アンテナ仕様一覧
IC-M506Jでご使用いただける空中線(アンテナ)の仕様は、以下のとおりです。
(2014年7月現在)
記載していない空中線(アンテナ)を設置すると、電波法違反で罰せられる場合がありますので、ご注意ください。
型式・構成 | 利得 |
---|---|
単一(V) 14ft | 8dBi |
単一(V) 17.5ft | 9dBi |
単一(V) 19ft | 9dBi |
単一(V) 23ft | 9dBi |
単一(V) 1/4λ | 0.15dBi |
単一(V) 1/2λ | 2.15dBi |
単一(V) 3/8λ | 3dBi |
単一(V) 5/8λ | 3dBi |
単一(V)5/8λ ×2段 | 6dBi |
型式・構成 | 利得 |
---|---|
単一(V) 7inch | 0dBi |
単一(V) 10inch | 0dBi |
単一(V) 2ft | 3dBi |
単一(V) 3ft | 3dBi |
単一(V) 4ft | 3dBi |
単一(V) 5ft | 3dBi |
単一(V) 8ft | 6dBi |
単一(V) 8.5ft | 6dBi |
単一(V) 9.5ft | 6dBi |
周波数範囲 | TX 156.025MHz ~ 157.425MHz RX 156.300MHz ~ 163.275MHz(ウェザーチャンネル10ch含む) |
---|---|
電波型式 | F3E, F2B |
空中線インピーダンス | 50Ω |
送信出力 | 25W/1W |
受信感度 | -13dBμ (typ.) 12dB SINAD |
オーディオ出力 | 15W (typ.) |
使用温度範囲 | -20℃ ~ +60℃ |
消費電流(13.8V時) | 送信時(Highパワー) 5.5A以下 音量最大時(内部スピーカー) 1.5A以下 音量最大時(外部スピーカー) 5.0A以下 |
電源電圧 | DC 13.8V±15%(マイナス接地) |
寸法(突起物を除く) | 178.9(W)×113.9(H)×113.8(D) mm |
重量 | 約1.4kg |
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
付属品
- 本体取り付けブラケット一式
- マイクハンガー取り付け一式
- DC電源ケーブル
- 取扱説明書
- 申請書類一式
- 保証書
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
---|---|---|
取扱説明書 | IC-M506J | |
国際VHFの開局申請について | IC-M510J/IC-M506J/IC-M330J/IC-M94DJ/IC-M73J/IC-M37J |
よくあるご質問
IC-M506J
- どのようなアンテナを使えば良いですか。
適合するアンテナであれば、ご利用いただけます。詳しくはIC-M506J商品ページの下にある「適合アンテナ仕様一覧」を参照してください。
《ご注意》
記載していない空中線(アンテナ)を設置すると、電波法違反で罰せられる場合があります。
- 更新日時
- --/--/--
IC-M504J/IC-M506J
- 動作電圧は何ボルトですか。
電源電圧 13.8V DC±15% (マイナス接地) です。
- 更新日時
- 2017/05/29
- 文書ID
- 267
IC-M504J/IC-M506J
- MMSIの番号は何を入力すればよいのですか。
MMSI番号は、無線局免許状に記載される9桁の識別信号です。免許状の「識別信号」欄に記載されている番号を入力してください。
- 更新日時
- 2017/05/29
- 文書ID
- 625
IC-M506J
- 船舶局の定期検査で70CHの空中線電力及び周波数偏差を測定しなければなりません。スペース、マーク(1300/2100)信号の測定方法を教えてください。
DSC(70CH)の周波数と送信出力を測定したいとのことですが、IC-M506Jには測定するための機能がありません。そのため、運用機能にあるポジションリクエスト機能などを使用して70CHが動作していることを受信機などでモニターする方法しかありません。
- 更新日時
- 2017/11/17
- 文書ID
- 1306
IC-M504J/IC-M506J/MA-500TR/MA-500TRJ/MA-510TRJ
- MMSI番号の変更は可能でしょうか?
操作でのMMSI番号の設定は1回のみ可能です。
MMSI番号の変更は可能ですが、変更するには、MMSI番号の初期化を行う必要がございます。MMSI番号の初期化のご依頼は、機器をお買い上げいただきました販売店、
または弊社「紀の川事業所リペアセンター」にご依頼ください。
MMSI番号の初期化費用5,500円(税込)および送料はお客様のご負担となります。【発送先】
アイコム株式会社 紀の川事業所リペアセンター
〒649-6402 和歌山県紀の川市北勢田1079-18
電話番号 0736-79-4335
MMSI番号の初期化について、詳しくは弊社サポートセンターに
お問い合わせください。サポートセンター
フリーダイヤル:0120-156-313
受付時間:平日 9時~17時
携帯電話・公衆電話からは:06-6792-4949- 更新日時
- 2021/11/24
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
---|---|
IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |