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430MHz デジタルトランシーバー(GPSレシーバー内蔵)

ID-31

  • 技適取得

GPS/IPX7/D-STAR®に対応。
新しいフィールドへ導く 新世代デジタルハンディ。

4アマ免許
希望小売価格
¥35,800 +税

機動力を発揮する 軽量&コンパクトボディ

W58×H95×D25.4mm(突起物含まず)のコンパクトなボディ、まさに手のひらサイズ。ポケットにも、すっきりと収まります。しかも、約225g(アンテナ&BP-271含む)と軽量です。

最高水準の防水性能IPX7

IPX7の防水性能を実現しています。
雨や水しぶき等を気にすることなく運用していただけます。

IPX7:バッテリーパックを正しく装着した状態で水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として機能することです。

高精度GPSレシーバーを内蔵

コンパクトなボディに高精度のGPSレシーバーを内蔵。デジタルモードなら、通話しながら位置情報の送受信が可能です。また、GPSログ機能により、移動ルートをPCの地図上に表示することも可能です。

micro SDスロットを装備

micro SDカード(最大32GB)に、音声やGPSのログデータなど、大容量のデータを記録することができます。
また、micro SDカードを使ってのクローニングも可能。仲間同士で設定を統一するなど、カスタマイズも簡単に行えます。

D-STAR®に準拠したDV(デジタルボイス)モード

JARL(一般社団法人日本アマチュア無線連盟)が開発したD-STAR®の標準方式に沿ったデジタルボイス(DV)モードに対応しています。クリアな音声、D-STARレピータを使った遠距離通信、ノイズのない静かな待ち受けなど、デジタルならではの快適な通信が楽しめます。もちろん、従来のアナログ(FM)での運用も可能です。

レピータ自動リストアップ機能

GPSによる最寄りレピータリスト表示例

レピータを使った運用も、さらに容易になりました。レピータ名は漢字表記されているため、読み取りやすく、しかもレピータは十字キーを使って直観的に設定することが可能です。

内蔵されたGPSが最寄りのレピータを自動的にリストアップ。その中から使いたいレピータを選ぶだけでアップリンクするレピータの設定が可能です。さらに、地域や名称からレピータを選択することもできます。
シンプレックス(一般的な交互通信)はもちろん、レピータを使った運用も気軽に楽しんでいただけます。

レピータ情報をプリセット

D-STAR®のレピータの情報は出荷時にプリセット済み。すぐにでもD-STARレピータを使った通信を楽しんでいただけます。なお、最新のレピータリストは以下のページよりダウンロードできます。

トータル1252チャンネルを装備

メモリー500ch、コール2ch、プログラム50ch(2ch×25組)、計552チャンネルを装備。
これらのチャンネルをAからZのバンクで管理できます。さらにDRモード用レピータメモリを700ch備えています。また、メモリーチャンネルおよびレピータネームには全角8文字以内(漢字、欧文、数字、記号)でネームをつけることができます。

十字キー、フルドットLCD&漢字表示

十字キーにより、各種設定や入力がスムーズに行えます。
また、視認性に優れたフルドットLCD&漢字表示(最大全角8文字、英数は最大半角16文字)で、各種情報がより読み取りやすくなりました。

最大出力5Wを実現

高性能PA(パワーアンプ)により、コンパクトなボディながら5Wの高出力を実現しています。送信出力は5W、2.5W、0.5W、0.1Wの4段階の設定が可能です。また、熱伝導率の良いヒートシンクが発熱を抑え、安定した運用を実現します。

付属バッテリーで約4.5時間の運用を実現

5W運用時、付属のリチウムイオンバッテリーパック(BP-271)なら約4.5時間、オプションのリチウムイオンバッテリーパック(BP-272)なら約8時間の運用が可能です。

※送信1分:受信1分:待ち受け8分(パワーセーブON、FMモード時)で運用した場合。

リチウムイオン電池、充電器が付属

リチウムイオンバッテリーパック(BP-271)とバッテリーチャージャー(BC-167S)を標準装備しています。

外部電源端子を装備

外部電源端子は10~16Vに対応。外部電源から直接電源を供給することができます(オプションの電源ケーブルが必要)。

クローニングソフトを同梱

クローニングソフトを同梱(ダウンロードも可)。各種設定やメモリーの共有化が容易に行えます。

※パソコンとの接続にはOPC-2350LU(オプション)が必要

その他の機能

  • 音声録再機能。
  • 暗い場所でも見やすいLCDバックライト。
  • スケルチ強制解除機能。
  • オートレピータ機能。
  • 直感的に操作できるメニュー機能。
  • メモリー/バンクスキャンをはじめとした多彩なスキャン機能。
  • メモリー/プログラムスキャン/バンクに、8文字までのネームをつけることが可能。
  • 24桁のDTMFコードメモリーを16ch装備。
  • 14種類のチューニングステップ。
  • CTCSS/DTCS機能。
  • トーンスケルチ/ポケットビープ®機能。
  • オートパワーオフ機能。
  • キーロック機能。
  • 送信出力4段階切り替え。
  • パワーセーブ機能。
  • 時計機能。  ほか

<DVモード時のおもな機能>

  • ワンタッチ設定を可能にするDR(D-STAR REPEATER)モード。 
  • 自動応答機能。
  • デジタルコールサインスケルチ機能。
  • 着信コールサインの自動表示&自動登録。
  • 着信メッセージ自動表示。
  • スピーチ機能。 ほか

一般仕様

送信周波数範囲 430.000~440.000MHz
電波型式 F2D/F3E/F7W
使用温度範囲 -20℃~+60℃
周波数安定度 ±2.5ppm (-20℃~+60℃/25℃を基準とする)
デジタル伝送速度 4.8kbps
音声符号化速度 2.4kbps
アンテナインピーダンス 50Ω 不平衡(SMA型)
メモリーチャンネル 552チャンネル (メモリー、コール、プログラムを含む)
DRモード用レピータ700チャンネル
電源電圧 ・電池端子
 DC 7.4V (定格) (BP-271)
 DC 5.5V (BP-273/単三形アルカリ乾電池×3本使用)
・外部端子
 DC 10.0~16.0V
受信消費電流 
DC7.4V時
・AF 出力最大時 (内部SP 16Ω) 
 FM/FMN : 350mA 以下
 DV : 450mA 以下
・AF 出力最大時 (外部SP 8Ω)
 FM/FMN : 200mA 以下
 DV : 300mA 以下
接地方式 マイナス接地
防塵/防水準拠規格 IPX7
外形寸法 58.0(W)×95.0(H)×25.4(D)mm (突起物を除く)
重量 約225g (アンテナ及びBP-271を含む)

送信部

送信出力
Hi 5W
Mid 2.5W
Low 0.5W
S-Low 0.1W
送信消費電流 2.5A以下
変調方式 FM/FMN : FMリアクタンス変調
DV : GMSKリアクタンス変調
最大周波数偏移 FM : ±5.0kHz以下
FMN : ±2.5kHz以下
スプリアス発射強度
Hi/Mid -60dBc以下(スプリアス領域/帯域外領域)
Low/S-Low -10dBm以下(帯域外領域)
-13dBm以下(スプリアス領域)
マイクロホンインピーダンス 2.2kΩ

受信部

受信方式 ダブルスーパーヘテロダイン
中間周波数
1st IF 46.35MHz
2nd IF 450kHz
受信感度 FM 12dB SINAD(1kHz 3.5kHz DEV) -15dBμ以下
DV BER 1% (PN9 4.8kbps) -11dBμ以下
スケルチ感度 -15dBμ以下(Threshold)
選択度 FM : 55dB以上
FMN/DV : 50dB以上
スプリアス妨害比
(アマチュア帯)
60dB以上
低周波出力 0.4W以上(内部SP/DC7.4V/16Ω負荷/10%歪率時)
0.2W以上(外部SP/DC7.4V/8Ω負荷/10%歪率時)
低周波負荷インピーダンス 16Ω(内部スピーカー)、8Ω(外部スピーカー)

※定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。

おもな付属品

  • リチウムイオンバッテリーパック BP-271  (7.4V[ 1150mAh(min)、1200mAh(typ)])
  • 普及型バッテリーチャージャー BC-167S
  • ベルトクリップ MB-127
  • ハンドストラップ
  • アンテナ FA-S270C

イヤホン・スピーカー

生産終了品

SP-13

イヤホン

ソフトウェア

製品サポート・ニュース

  1. ソフトウェア

    D-STARレピータリストとメモリデータを更新しました。

製品カタログ

カタログ名 ファイルサイズ
ID-31 3.59MB

取扱説明書

名称 製品名 補足説明
ID-31用クローニングソフトウェアインストールガイド CS-31
【基本編】冊子版取扱説明書 ID-31
ファームアップガイド ID-31
D-STAR操作ガイド [DRモード] ID-31
【応用編】電子版取扱説明書 ID-31

※最新版のAdobe® Reader® をお使いのパソコンにインストールされることをおすすめします。

D-STAR  D-PRSガイド(入門編/応用編) ID-50/ID-52/IC-705/IC-905/IC-9700/IC-9700S/ID-4100/ID-4100D/ID-5100/ID-5100D/ID-51PLUS2/ID-51PLUS/ID-51/ID-31PLUS/ID-31/IC-7100
アマチュア無線用語集 ID-92/ID-31/ID-51/ID-52/IC-9100/IC-9100M/IC-7100/IC-7100M/IC-7100S/ID-5100/ID-5100D/IC-7300/IC-7300M/IC-7300S/ID-4100/ID-4100D/IC-7610/IC-7610M/IC-7610S/IC-9700/IC-9700S/IC-705/ID-50/IC-905

HF機、VHF/UHF機、デジタル機、受信機、固定機、携帯機、車載機、レピータ、PC、オプションで活用できるアマチュア無線用語集です。

ファームウェアなど

種類 製品名 バージョン 公開日
クローニングソフトウェア CS-31 Rev.1.20 2014.01.28
ファームウェア ID-31 DSP:Ver.1.04 2012.03.29
レピータリスト ID-31 ,CS-31 240330 2024.04.01

よくあるご質問

ID-31/ID-51 PLUS/ID-51/ID-51 PLUS2/ID-31PLUS
DV(デジタル音声)モード時に、「DV」表示が点滅(または「DV」と「FM」が点滅)することがありますが、これはなんですか。

DV(デジタル音声)モードで信号を受信中または待ち受け時に、FMの電波を受信した場合、点滅表示になります。

「DV自動検出」を「ON」に変更すると、FMの電波を受信中は自動的にFMモードに切り替わります。(初期値:OFF)

更新日時
2017/05/29
文書ID
136
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ID-51 PLUS2/ID-31/ID-31PLUS
SP端子やDC端子等の防水保護用ゴムキャップは購入可能ですか。

ゴムキャップは本体を分解しなければ正常に取り付けることができません。交換は防水性能の維持などが必要なため、弊社での修理作業となります。お手数ですが、修理をご依頼ください。

リペアセンター

更新日時
2017/05/29
文書ID
1057
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ID-31/ID-51 PLUS2
内蔵GPSを“ON”にする方法を教えてください。

「MENU」を短く押してメニュー画面を表示します。「GPS」→「GPS設定」→「GPS選択」が“OFF”の場合は、“内蔵GPS”にします。

更新日時
2017/05/29
文書ID
758
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ID-31/ID-51 PLUS2/ID-31PLUS
送信出力の変更方法を教えてください。

右上の[V/MHz]キーを長く(ピッ、ピーと鳴るまで)押してください。長く押すごとに切り替わります。

更新日時
2017/05/29
文書ID
832
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ID-31/ID-31PLUS/ID-51 PLUS2
FROM選択項目で「最寄レピータ」が選択できません。どうすれば選択できますか。

内蔵GPSで自局の位置情報が取得できている状態、またはマニュアルで位置情報を設定している場合のみ「最寄レピータ」の検索が可能です。

尚、無線機のレピータメモリに位置情報が登録されていないレピータは、「最寄りレピータ」で検索できません。

レピータリストの更新方法について

更新日時
2021/07/05
文書ID
798
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ID-31/ID-51/ID-31PLUS/ID-51 PLUS2
micro SDカードを使用してレピータリストを更新するにはどうすればいいですか。

micro SDカードを使用したレピータリストの更新方法については、下記リンク内の「D-STAR レピータリストの更新」を参照してください。

レピータリストの更新方法について

更新日時
2021/07/05
文書ID
1172
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ID-31/ID-51 PLUS/ID-51/ID-51 PLUS2/ID-31PLUS
DV(デジタル音声)モードで通信時、画面上部に「L」の表示が出ることがありますが、これは何を表しているのですか。

インターネット回線網を経由した通信時、パケットロスによってデータの一部を失うことがあります。パケットロスが発生した時は「L」を表示します。少し時間を空けてから再度呼び出してください。

※データが化けてパケットロスを受信したと誤認する場合があります。その場合は山かけ通信であっても、ディスプレイに「L」表示が点灯します。

更新日時
2019/10/15
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ID-31/ID-51 PLUS/ID-51/ID-51 PLUS2/ID-31PLUS
DV(デジタル音声)モードで受信時、ボリュームを絞っていたのに、突然大きな音量で受信した。

相手局がEMR(Enhanced Monitor Request)機能を使用して送信した場合、デジタルスケルチの状態に関わらず、一定レベルまで音量を自動的に上げて受信します。

※ EMR機能はD-STARシステムの標準機能です。

更新日時
2019/10/15
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ID-51 PLUS/ID-51/ID-51 PLUS2/ID-31/ID-31PLUS/ID-92/ID-91/ID-80
従来のアナログ通信は可能ですか。

モードを「FM」に切り替えることで、従来のFMアナログ機とも通信可能です。

更新日時
2019/10/15
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ID-31
ID-31からID-31PLUSへ、ファームウェア更新などによって機能アップできますか。

内部ソフトウェア仕様が異なるため、機能アップはできません。

更新日時
2019/11/15
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ID-31/ID-51 PLUS/ID-51/ID-51 PLUS2/ID-31PLUS
DR機能で運用時にコールサイン等の設定を確認することはできますか。

十字キーの[CS]を長押しすると、「UR」、「R1」、「R2」、「MY」に設定したコールサインが確認できます。(DRモードを選択していないときは、表示されません。)

更新日時
2019/11/15
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ID-31/ID-51 PLUS/ID-51/ID-51 PLUS2/ID-31PLUS
DR機能を使って、呼んできた局に応答するには。

無線機の「TO」に設定しているレピータ(または個人局、またはCQCQCQ)と呼んできた局の送り元レピータが異なる場合、PTTを押すだけでは応答できません。

十字キーの[RX→CS]を長く押すと、呼んできた局のコールサインを一時的に「TO」に設定して応答できるようになります。

なお交信終了後もう一度[RX→CS]を短く押すことで、元の「TO」設定状態に戻ります。

更新日時
2019/11/15
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ID-31/ID-51 PLUS/ID-51/ID-51 PLUS2/ID-31PLUS
ディスプレイバックライトの色を切り替えることはできますか。

バックライトの色を切り替えることはできません。[LCDディマー]や[LCDコントラスト]でバックライトの明るさや濃淡の調整は可能です。

更新日時
2019/11/15
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ID-31/ID-51/ID-31PLUS/ID-51 PLUS2
・オールリセットをしたらDR機能が使えなくなった。
・[DR]キーを長押ししてもDR画面にならない。

無線機本体のレピータメモリが削除されると、レピータ機能が使えなくなります。

無線機に直接レピータ情報を登録するか、アイコムホームページよりレピータメモリをダウンロードし、SDカードを介して無線機に読み込んで下さい。

弊社にメモリー書き込み作業をご依頼される場合は、リペアセンターにて承ります。

なお、技術料金 3,300円(税込)と本体の運送費用はお客様ご負担でお願いしています。

弊社から発送時、代引きとなり代引き送料(1,320円(税込):手数料/梱包料込)を上記技術料と併せてお願いいたします。

レピータリストの更新方法について

ファームウェア 有償更新サービス

更新日時
2021/07/05
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ID-31/ID-51 PLUS/ID-51/ID-51 PLUS2/ID-92/ID-91/ID-80
外部電源に接続して送信中、ピーピーピーという音が聞こえる。

本体温度が上昇して保護回路が働くと、ピーピーピー音が鳴ります。

更新日時
2019/11/15
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