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144/430MHz デュオバンドデジタルトランシーバー (広帯域レシーバー搭載)

ID-880

  • 技適取得

気軽にD-STAR®を楽しめる、簡単設定のモービル機。

ID-880 4アマ免許
希望小売価格
¥56,800 +税
<50Wタイプ> ID-880D 3アマ免許
希望小売価格
¥59,800 +税

D-STAR®標準方式に準拠

JARL(一般社団法人日本アマチュア無線連盟)が開発したD-STAR®の標準方式に沿ったDV(デジタルボイス)モードに対応。レピータ(430MHz帯)を介したデジタル音声通信が可能です。また、DVモードでメッセージを送ることもできます。

DVモードの簡単設定を実現(DRモード時)

従来機よりも設定方法を、大幅に簡略化。D-STARのシステムや設定に関する詳しい知識がなくても、簡単に設定していただくことができる新機能DR(D-STAR REPEATER)モードを搭載しています。

     

従来のFMモードも搭載

先進のDV(デジタルボイス)モードに加え、アナログモードにも対応。従来のFMトランシーバーとも従来通り交信を楽しむことができます。

クローニングソフト無償提供&メモリーデータの共有

無償提供のクローニングソフト(オプションの接続ケーブルが必要)を用意。各種設定が容易に行えます。また、クローニングソフトを使って、ID-880/DとID-80で、各種設定やメモリ-の共有化が可能です。

豊富なメモリーチャンネル

様々な情報を記憶できるメモリーチャンネルを1052ch装備(メモリー、コール、スキャンエッジ含む)。これらの大容量メモリーを有効に使いこなせるように、AからZのバンクで管理できます。また、メモリーチャンネルには8文字以内(欧文、数字、記号)でネームをつけることができます。さらに、最大50chのGPSメモリーも装備しています。

フロントパネルセパレート方式を採用

車内への設置の自由度を高めるフロントパネルセパレート方式を採用。フロントパネルを運転席周辺に配置し、本体は座席下やトランクルームに設置することができます。また、フロントパネルはマグネットで車内等に装着することも可能です。

見やすい大型表示

コンパクトなボディでありながら、見やすい大型表示(14セグメントLCD)を採用。車内でも優れた視認性を確保しています。

新型ノイズフィルタを搭載

弱い信号を受信した時、耳ざわりなノイズ音を軽減するノイズフィルタを搭載(FM/AMモード対応)。信号強度により、フィルタ特性の自動切替え、手動切替えが可能です。

最速50ch/秒の高速スキャン

フルスキャン、バンドスキャン、プライオリティスキャンなど、多彩なスキャンを搭載。しかも、プログラムスキャンは最速50ch/秒、メモリースキャンは最速20ch/秒を実現しています。

ノイズキャンセリングマイクロホン(HM-209<オプション>)に対応

先進のDSP技術により、騒音や風切り音を自動的に軽減。聞き取りやすい自然でクリアな音声を実現します。

HM-209実験動画:

V/Uとも50Wの高出力を実現

送信終段にMOS-FETパワーモジュールを搭載。144/430MHz共に50W(ID-880D)の高出力を実現しています。

その他の機能

  • 暗い場所でも見やすいLCDバックライト。
  • スケルチ強制解除機能。
  • オートレピータ機能。
  • 2種類の空線キャンセラー、トーンキャンセラーを装備。 
  • 直感的に操作できるメニュー機能。
  • メモリー/バンクスキャンをはじめとした多彩なスキャン機能。
  • メモリー/プログラムスキャンに8文字、バンクに6文字までのネームを付けることが可能。
  • 24桁のDTMFコードメモリーを16ch装備。
  • 13種類のチューニングステップ。
  • CTCSS/DTCS機能。
  • トーンスケルチ/ポケットビープ®機能。
  • オートパワーオフ機能。
  • キーロック機能。
  • 冷却ファン。 
  • マイク感度切換機能〔2段階〕を搭載。
  • 1200/9600bpsパケットに対応。
  • 拡張性を高めるDATA端子を装備。
  • 1本のアンテナでV/Uの運用を可能にするデュプレクサを内蔵。
  • 周波数安定度±2.5ppm(-10℃~+60℃/25℃を基準とする)を実現するTCXOを採用。 ほか
    ※TRAIN1/2/MSK。空線キャンセラー機能、トーンキャンセラー機能は、全ての空線信号を検出するものではありません。

    <DVモード時のおもな機能>
  • ワンタッチ設定を可能にするDR(D-STAR REPEATER)モード。 
  • 自動応答機能。
  • デジタルコールサインスケルチ機能。
  • 着信コールサインの自動表示&自動登録。
  • 着信メッセージ自動表示。 ほか

一般仕様

周波数範囲 144.000~146.000MHz  430.000~440.000MHz
受信動作範囲 118.000~173.995MHz  230.000~252.895MHz
255.100~261.895MHz  266.100~270.895MHz
275.100~379.895MHz  382.100~411.895MHz
415.100~549.995MHz  834.100~859.890MHz
889.100~914.890MHz  960.100~999.990MHz
電波型式 F2D/F3E/F7W
使用温度範囲 -10℃~+60℃
周波数安定度 ±2.5ppm (-10℃~+60℃/25℃を基準とする)
デジタル伝送速度 4.8kbps
音声符号化速度 2.4kbps
アンテナインピーダンス 50Ω 不平衡(M型)
メモリーチャンネル 1052チャンネル(メモリー、コール、スキャンエッジを含む)
電源電圧 DC13.8V±15%
接地方式 マイナス接地
受信消費電流
DC13.8V
最大出力時
待ち受け時
1200mA 以下
900mA 以下
接地方式 マイナス接地
周波数分解能 5、6.25、8.33、10、12.5、 15、20、25、30、50、100、125、200kHz

※運用バンド、運用モードによっては選択できません。
外形寸法
(突起物を除く)
150(W)×40(H)×199.2(D)mm (本体+コントローラー)
122(W)×40(H)×29.7(D)mm (コントローラー部)
重量 約1300g(本体+コントローラー)

送信部

送信出力(typ)
送信消費電流(typ)
DC13.8V
ID-880D
VHF Hi 50W / 11.5A
Mid 約15W / 7.5A
Low 約5W / 5.5A
UHF Hi 50W / 12.5A
Mid 約15W / 7.5A
Low 約5W / 5.0A

ID-880
VHF/UHF Hi 20W / 7.5A
Mid 約10W / 6.0A
Low 約2W / 4.0A
変調方式 FM : FMリアクタンス変調(F3E)
DV : GMSKリアクタンス変調(F7W)
最大周波数偏移 FM(ワイド) ±5.0kHz
FM(ナロー) ±2.5kHz
スプリアス発射強度 -60dB以下 (スプリアス領域/帯域外領域)
マイクロホンインピーダンス 600Ω

受信部

受信方式 ダブルスーパーヘテロダイン方式
中間周波数 1st 46.05MHz
2nd 450kHz
受信感度(typ)
 

<FM 12dB SINAD>
アマチュア帯 FM -15dBμ以下(12dB SINAD) 
118.000MHz~136.995MHz -16dBμ
137.000MHz~173.995MHz -16dBμ
230.000MHz~259.995MHz  -5dBμ
260.000MHz~299.995MHz  -10dBμ
300.000MHz~349.995MHz  -13dBμ
350.000MHz~399.995MHz  -13dBμ
400.000MHz~499.995MHz  -16dBμ
500.000MHz~549.995MHz - 10dBμ
810.000MHz~879.995MHz  -7dBμ
880.000MHz~999.990MHz  -7dBμ

<AM 10dB S/N>

118.000~136.995MHz  -6dBμ
137.000~173.995MHz  -6dBμ
230.000~259.995MHz  -5dBμ
260.000~299.995MHz   0dBμ
300.000~349.995MHz  -2dBμ
350.000~399.995MHz  -4dBμ
400.000~499.995MHz  -5dBμ
500.000~549.995MHz  -5dBμ

<DV BER 1%>
アマチュア帯のみ    -9dBμ以下

選択度

FMワイド 12kHz以上/-6dB  30kHz以下/-60dB
FMナロー 6kHz以上/-6dB     20kHz以下/60dB
DV                   50dB以上(アマチュア帯)

スプリアス妨害比 60dB以上
不要輻射 -54dBm以下
低周波出力 2.0W以上(8Ω負荷、10%歪率時)
低周波負荷インピーダンス

※定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。

おもな付属品

  • DC電源ケーブル(15A/3m) ※ID-880のみ
  • DC電源ケーブル(20A/3m) ※ID-880Dのみ
  • UP/DOWNスイッチ付ハンドマイクロホン
  • セパレートケーブル(約3.4m) 
  • コントローラーブラケット
  • 車載ブラケット

マイクロホン

生産終了品

HM-103

アップダウンスイッチ付きハンドマイクロホン(モジュラータイプ)

生産終了品

HM-133J

DTMF付きリモコンマイクロホン

希望小売価格 6,050円
(税抜価格 5,500円)

外部スピーカー

電源ケーブル

生産終了品

OPC-345A

DC電源ケーブル(15A/3m)

OPC-347

DC電源ケーブル(20A/7m)

希望小売価格 6,380円
(税抜価格 5,800円)

ソフトウェア

生産終了品

CS-80/880

クローニングソフトウェア

無償ダウンロード

製品カタログ

カタログ名 ファイルサイズ
ID-80 / ID-880 3.81MB

取扱説明書

名称 製品名 補足説明
ID-80/ID-880用クローニングソフトウェア CS-80/880
D-STAR 管理サーバーへの登録 ID-50/ID-52/IC-705/IC-905/IC-9700/IC-9700S/IC-7100/IC-7100M/IC-7100S/ID-4100/ID-4100D/ID-5100/ID-5100D/ID-51/IC-9100/IC-9100M/ID-31/ID-1/ID-800/ID-800D/ID-91/IC-2820G/IC-2820DG/ID-92/ID-80/ID-880/ID-880D
D-STAR操作ガイド [DRモード] ID-880/ID-880D
DRモード操作ガイド ID-880/ID-880D
コールサイン登録ガイド ID-880/ID-880D
取扱説明書 ID-880/ID-880D

ファームウェアなど

種類 製品名 バージョン 公開日
レピータリスト CS-80/880 240330 2024.04.01
クローニングソフトウェア CS-80/880 Rev1.10 2011.07.04

よくあるご質問

ID-880
DRモード時にコールサイン等の設定を確認することはできますか。

[CS]を押し、送信設定画面が表示された状態で[DIAL]を回すと、「UR」、「R1」、「R2」、「MY」、「FRQ」(周波数)を表示します。(DRモードを選択していないときは、表示されません。)

更新日時
2017/05/29
文書ID
128
参考になった
ID-880
付属しているコントローラーブラケットが欲しい

MBF-8   1,650X円(税込)がご利用いただけます。

販売店紹介

更新日時
2017/05/29
文書ID
1065
参考になった
ID-880
付属しているコントローラーブラケットに別売オプションのMBF-1が取り付けられない。

ID-880/D生産時期により、コントローラーブラケット形状が異なります。

別売オプションのMBF-8   1,650円(税込)は、MBF-1に取り付けられる形状となっています。

販売店紹介

更新日時
2017/05/29
文書ID
1065
参考になった
ID-880
付属しているモービルブラケットが欲しい

MBF-4   1,760円(税込)がご利用いただけます。

販売店紹介

更新日時
2017/05/29
文書ID
1065
参考になった
ID-5100D/ID-4100D/ID-880/IC-2820G/ID-4100/ID-5100/ID-800/ID-1
従来のアナログ通信は可能ですか。

モードを「FM」に切り替えることで、従来のFMアナログ機とも通信可能です。

更新日時
2019/10/15
参考になった
ID-880
DV(デジタル音声)モードで通信時、画面に「P-LOSS」の表示が出ることがありますが、これは何を表しているのですか。

インターネット回線網を経由した通信時、パケットロスによってデータの一部を失うことがあります。パケットロスが発生した時は「P-LOSS」を表示します。少し時間を空けてから再度呼び出してください。

※データが化けてパケットロスを受信したと誤認する場合があります。その場合は山かけ通信であっても、ディスプレイに「L」表示が点灯します。

更新日時
2019/10/15
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ID-5100D/ID-4100D/ID-880/IC-2820G/ID-4100
鉄道や消防のデジタル無線を聞くことができますか。

通信方式が異なりますので、受信することはできません。

更新日時
2019/10/15
参考になった
ID-5100D/ID-4100D/ID-880/IC-2820G/ID-4100/ID-5100
DV(デジタル音声)モードで受信時、ボリュームを絞っていたのに、突然大きな音量で受信した。

相手局がEMR(Enhanced Monitor Request)機能を使用して送信した場合、デジタルスケルチの状態に関わらず、一定レベルまで音量を自動的に上げて受信します。

※ EMR機能はD-STARシステムの標準機能です。

更新日時
2019/10/15
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ID-5100D/ID-4100D/ID-880/IC-2820G/ID-4100/ID-5100
DV(デジタル音声)モード時に、「DV」表示が点滅(または「DV」と「FM」が点滅)することがありますが、これはなんですか。

DV(デジタル音声)モードで信号を受信中または待ち受け時に、FMの電波を受信した場合、点滅表示になります。

「DV自動検出」を「ON」に変更すると、FMの電波を受信中は自動的にFMモードに切り替わります。(初期値:OFF)

更新日時
2019/10/15
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