Withcall Biz™は、日本全国どこでもつながるトランシーバーです。
Withcall Biz シリーズは、相手との距離や混信を気にせず一斉連絡できる新ジャンルのトランシーバー。 アプリ・インカム・特定小電力トランシーバーを、ニーズに合わせて組み合わせて選べます。
Withcall Biz 同士の通話
auのLTE回線を使って、日本全国※どこからでも一斉通話できます。特定小電力トランシーバーのように通話エリアを意識する必要なく、情報共有することができます。
当社が提供するSIMで利用できるLTE回線のカバーエリアが通話範囲となります。
Withcall Biz ⇌Withcall Bizアプリ
お手持ちのスマートフォンにアプリ(IP300APP)をインストール・設定することで、Withcall Bizと通話できます。
Withcall Biz ⇌特定小電力トランシーバーの通話
中継装置 IC-RP4130GWを設置すると、中継装置を経由して当社製特定小電力トランシーバー（IC-4400シリーズ、IC-4210シリーズ）と通話できます。
通話番号を合わせて呼び分けが可能
操作感は、特定小電力トランシーバーとほぼ同じ。PTTスイッチを押すだけで、同じ通話番号を設定した中継装置と通信できる特定小電力トランシーバーすべてに通話できます。通話が終わったら、PTTスイッチを離し、応答を待ちます。話す相手を変えるときは、通話番号を変更するだけでOKです。
中継装置をLANで最大6台連結可能
LTEで接続された中継装置IC-RP4130GWに、LANを経由して追加で5台まで中継装置を増設できます。これにより、特定小電力トランシーバーの通話エリアをさらに拡張することができます。
LTE接続の中継装置は1台だけなので、ランニングコストを抑えて設置することができます。
「セルフィール®」による抗菌・抗ウイルス加工
製品本体に、抗菌・抗ウイルスなどの優れた効果を発揮する「セルフィール®」を噴霧しています。「セルフィール®」は、環境に関わらず効果を発揮、長期間に渡って作用し続けるとされる触媒で、病院や公共交通機関、教育機関などでも多く採用されています。
専用サーバー・閉域網での通話
LTEの電波を利用するときの通話は、WithcallBiz専用サーバーを利用。携帯電話網を介した閉域網でやり取りします。
軽くてコンパクト。 高い防塵・防水性能も備えて高い機動性を確保
一般的な特定小電力トランシーバー※1に比べ、およそ半分の高さと、ほぼ同様の厚み・重量を実現。また、防塵・防水性能もIP67/IP54※2を確保し、粉塵が舞う環境や水場・屋外でも安心して使える高い機動性を備えています。
1 当社製品IC-4110のアンテナを含む高さと比較
2 一定の条件下で試験用粉塵を浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出し、粉塵の浸入がない／無線機として動作すること。また、あらゆる方向から水の飛沫を浴びること／水深1mの常温の水道水に静かに沈め、30分間放置することによっても無線機として動作すること。
イヤホンマイクは特定小電力トランシーバーと共通
イヤホンマイクなどを装着する外部スピーカー/マイクロホン接続端子はアイコムの人気特定小電力トランシーバー「IC-4400」「IC-4300」「IC-4350」などと同じものを採用。イヤホンマイクなどの音響オプションは、Withcall Bizにも対応しています。
その他の機能
- 録音機能
- ロック機能
- VOX機能
- ワンタッチPTT機能
- 緊急速報の通知を受信
- ノイズキャンセラー
- マイクゲイン など
関連機器
| 型番 | IP300H |
|---|---|
| スピーカー出力 | 内部スピーカー：1.3W typ.(8Ω 10%歪時) 外部スピーカー：0.3W typ.(8Ω 10%歪時) |
| 電源 |
内蔵バッテリー（取り外しできません） |
| 充電時間 | 約4.5時間（BC-258+OPC-2480使用時） |
| 運用時間 | 約17.5時間（送信5、受信5、待ち受け90の割合で繰り返し運用） |
| 使用温度範囲 | －10℃～＋60℃ |
| 外形寸法 |
57（W）×96.9（H）×25.1（D）mm（突起物を除く） |
| 重量 | 約154g |
当社製IPトランシーバー（IP502Hなど）との通話互換はありません。
付属品
- ACアダプター（BC-258）
- USBケーブル（OPC-2480）
- ベルトクリップ（MBB-1）
マイクロホン
イヤホン・スピーカー
ヘッドセット
製品カタログ
| カタログ名 | ファイルサイズ |
|---|---|
| Withcall Biz | 7.53MB |
CloseClose防塵・防水保護等級（IP）について
防塵・防水について、IEC（国際電気基準会議）やJIS（日本工業規格）で規格化された保護等級を２つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、１つ目の「6」は固形異物（粉塵など）に対する保護等級を、２つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
| IP6x （耐塵形） |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
|---|---|
| IP5x （防塵形） |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として機能することです。 |
防水保護等級
| IPx8 （水中形） |
IPX7を超える防水性能を備えること（具体的な性能は製品ごとに異なります）。 |
|---|---|
| IPx7 （防浸形） |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として機能することです。 |
| IPx6 （耐水形） |
注水ノズル（内径12.5mm）をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に機能することです。 |
| IPx5 （防噴流形） |
注水ノズル（内径6.3mm）をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に機能することです。 |
| IPx4 （防まつ形） |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |
