コミュニケーションレシーバー

IC-R9500

  • オープン価格 受注生産品
IC-2820G line
2006年度 グッドデザイン賞受賞
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0.005〜3335MHzまでの広帯域のモニタリングと信号分析が可能なコミュニケーションレシーバー

  • 0.005〜3335MHzの超広帯域をカバー
  • ダイナミックレンジ109dB、IP3=+40dBmを実現
  • 5つのHi-Spec 1st IF filterを搭載
  • 2つの32ビット浮動小数点DSPと24ビットAD・DAコンバーター

■0.005〜3335MHzの超広帯域をカバー

0.005〜3335MHzの超広帯域を、SSB、AM、FM(WFM)、CW、 FSKのオールモードでカバー。あらゆる電波の監視、 通信内容の聴取に対応することができます。

■ダイナミックレンジ109dB、IP3=+40dBmを実現

D-MOS FETアレイを使用した1st受信ミキサー(30MHz未満)、高IMDスペックを誇るHi-Spec 1st IF filterを採用することで、 驚異的なダイナミックレンジ 109dB、第3次インターセプトポイント+40dBmを実現しています(14.1MHz帯)。 また、50MHz/+9.8dBm、620MHz/+6.2dBm(30MHz〜3335MHz/+5dBm〈typ.〉)を達成しています。

ダイナミックレンジ

■5つのHi-Spec 1st IF filterを搭載

5つのルーフィングフィルター
5つのHi-Spec 1st IF filter

1st IFアンプの前段に5つのHi-Spec 1st IF filterを搭載。240kHz、50kHz、15kHz、6kHzと3kHzのHi-Spec 1st IF filterを、モードに応じた適切な通過帯域幅に切り替えることが可能。3kHzのHi-Spec 1st IF filterにおいてはブロッキングダイナミックレンジ、 約130dB※を誇っています。

15MHz受信時、5kHz離調周波数に妨害波を与えた時。

■2つの32ビット浮動小数点DSPと24ビットAD・DAコンバーター

2つの32ビット不動小数点
2つの32ビット浮動小数点DSP

受信用とスペクトラムスコープ用、2つの32ビット浮動小数点DSPと24ビットAD・DAコンバーターを搭載。信号処理速度の高速化と各種デジタル機能を実現しています。


■周波数安定度±0.05ppmを達成

OCXO
OCXO

究極の周波数安定度を誇るOCXO(Oven Controlled Crystal Oscillator)を標準装備。その精度は精密測定器に匹敵する±0.05ppmを誇っています。また、背面から10MHzの基準信号を入出力することができます。


■シェイプの選択が可能なデジタルIFフィルター

優れたリップル特性と極めてシャープな切れを実現したデジタルIFフィルターを搭載。また、受信状況に応じて、フィルターシェイプをシャープ/ソフトから選択することも可能です。

SSBシャープフィルター
SSBシャープフィルター特性
FMフィルター
FMフィルター特性
AMフィルター
AMフィルター特性

■多機能スペクトラムスコープ

センターモード画面例
センターモード画面例
FIX(固定)モード画面例
FIX(固定)モード画面例
ワイドバンドスコープ(±100MHz)表示例
ワイドバンドスコープ(±100MHz)表示例

スペクトラムスコープ専用のDSPを搭載することで、信号レベルのダイナミックレンジが飛躍的に向上しています。 また、±2.5kHz / ±5.0kHz / ±10kHz / ±25kHz / ±50kHz / ±100kHz / ±250kHz / ±500kHz / ±1.0MHz / ±2.5MHz / ±5.0MHzを監視するノーマルスパンモード、 ±10MHz / ±25MHz / ±50MHz / ±100MHz / ±250MHz / ±500MHzを監視するワイドスパンモードを搭載。 しかも、BWを最小200Hzに設定できるため、強力信号に隣接する微弱信号の発見が容易になります。

  • スコープの上下端を固定して表示するFIXモード
  • 受信周波数を中心に表示するセンターモード
  • 最大±500MHzを監視するワイドスパンモード
  • 受信周波数マーカー機能
  • スイープスピード/スパン/フィルター設定機能
  • ピークサーチ機能
  • ピークホールド機能
  • W-BPF(ワイドバンドパスフィルター)
  • BW可変

■スペクトラムスコープ専用DSP

ミニスコープ画面例/フィルターや各種セット画面を同時に表示することが可能
ミニスコープ画面例/
フィルターや各種セット画面を同時に表示することが可能

IC-R9500ではIFフィルターを専用のDSPで構成しています。これにより、測定器としてのスペクトラムアナライザーと同様に、スイープ幅に対応したBWを選択することが可能になりました。さらに、アナログ回路で構成されたスコープと比較すると、検出レベルが極めて安定しているため、より精度の高い測定が可能になっています。また、DSPで構成されたフィルターは経年変化や部品個々の品質のばらつきが皆無であるため、永年にわたって極めて高い性能を維持し続けます。


■高精細、7インチワイドTFT液晶ディスプレイ

800×480ピクセルの高精細の7インチワイドTFT液晶ディスプレイを採用。スペクトラムスコープやTV映像、信号強度などの各種情報を、鮮やかに表示します。なお、モニター表示は使用環境に合わせて選べる2タイプを用意しています。また、出力端子を装備しているので、外部モニターを接続することもできます。

■多彩な受信信号強度表示

受信した信号の強度を表示するSメーター、Sメータースケルチのスケルチレベル表示のほか、dBμ/dBμ(EMF)/dBm単位でのメーター表示が選択できます。

Sメーター
Sメーター
dBmメーター
dBmメーター
dBμ(EMF)メーター(解放端)
dBμ(EMF)メーター(開放端)

■DSPによる高性能ノイズブランカー

自動車のイグニッションのようなパルス性ノイズに有効なノイズブランカーを搭載。ブランク時のノイズ減衰レベルとブランク時間の幅を設定することができるため、受信信号の劣化を最小限にとどめながら、ノイズを除去することができます。

SSB/CW/FSK/AMモードで効果を発揮します。

  • 2つ(NB1/NB2)のノイズブランカーを搭載
  • NB LEVEL(感度レベル)調整
  • ブランク時のノイズ減衰レベル設定
  • ブランク時間幅設定

■ノイズ抑圧量の設定が可能なノイズリダクション

受信した信号をデジタル処理し、ノイズ成分と信号成分を分離。ノイズの中から目的信号だけを浮かび上がらせ、了解度を向上させます。

■単一信号の混信除去に威力を発揮するノッチフィルター

グラフ 減衰量70dBを誇る2つのノッチポイントを備えたマニュアルノッチフィルターと混信を自動的に判別して減衰させるオートノッチを搭載。 マニュアルノッチ フィルターは、オートノッチとの併用も可能で、2つのビートを同時にカットしながら、オートノッチを動作させることができます。


■目的外の信号を鋭くカットするデジタルツイン PBT®

デジタルツインPBTR画面例
デジタルツイン PBT®画面例

IF段の通過帯域幅を帯域の上下から連続的に狭くし、目的外の信号を鋭くカットするデジタルツイン PBT®(パスバンドチューニング)。デジタルツイン PBT®の左右のツマミを同方向に回すと、IFシフトとして動作します。


■RTTYデモジュレーター&デコーダーを内蔵

デモジュレーター&デコーダーを内蔵。マーク周波数が1275/1500/1615/2125Hz、シフト幅が170/200/425/800/850Hz、45/50bpsのRTTY(FSK)信号を受信、解読できます。

  • ツインピークフィルター
  • ウォーターフォール表示

テレビ(アナログ波)受信機能を装備

テレビ(アナログ波)の受信が可能。世界の主要なカラー方式であるNTSC、PAL、SECAMに対応しています。

■スムーズなバンド間移動を可能にするVFO10ch

VFO10ch、それぞれに最後に使用した周波数、モード、フィルターの設定をメモリーさせておくことができます。VFOチャンネルは、テンキーでダイレクトに呼び出すことができます。

■1220chメモリーと10のメモリーバンク

メモリー画面例
メモリー画面例

周波数、モード、フィルターの設定を記録しておける1000chとスキャン用等を合わせて1220chのメモリーを装備。さらに10のメモリーバンクを備えており、各バンクに100chずつ振り分けてメモリーしておくことができます。また、USBキーボードを接続し、メモリーを編集することができます。

  • メモリーチャンネル1000ch
  • スキャンエッジチャンネル用20ch
  • オートメモリーライト用100ch
  • メモリースキャンスキップ用100ch
  • メモリーネーム機能
  • チャンネルダイレクトコール機能

■高速かつ多彩なスキャン機能

メモリースキャンをはじめとした多彩なスキャン機能を搭載。しかも、1秒間に50chのメモリーをスキャンすることができます。さらに、音声信号が含まれている信号をサーチするVSC(ボイススケルチコントロール)機能も備えています。

  • メモリースキャン
  • プログラムスキャン
  • ファイン・プログラムスキャン
  • セレクトメモリースキャン
  • 僥スキャンとファイン・僥スキャン
  • プライオリティスキャン
  • セレクトモードスキャン
  • オートメモリーライトスキャン
  • トーンスキャン
  • コードスキャン
モードにより使用できる機能が異なります。

■情報を耳で確認できる音声合成機能

周波数、受信モードやSメーターレベルを発声させることができる音声合成機能を装備。日本語と英語の切り替えのほか、発声スピードの切り替えも可能です。

■受信音声を記録できるデジタルボイスレコーダー

ボイスレコーダー画面例
ボイスレコーダー画面例

受信音声を素早く録音することができるデジタルボイスレコーダーを搭載。内蔵メモリー(CFカード)に最大で約2時間10分の録音ができます。また、USBメモリーを接続することも可能で、512MBなら最大で約8時間50分の録音ができます。

録音時間は録音音質SQ1(8kHz)時

■各種モードを快適に受信するための多彩な機能

混信の影響を軽減できるAM同期検波、受信信号に容易にゼロインできるオートチューニング機能(CW/AM/SSBモード時)、周波数の変動に自動追従するAFC機能(FM/WFMモード時)など、すべてのモードで快適な受信を実現する多彩な機能を搭載しています。

  • 受信プリアンプとアッテネーター
  • 1/4(ダイヤルパルス量)機能
  • CW-R(リバース)モード
  • APF(オーディオピークフィルター)
  • AGC(自動利得制御)機能
  • VSC(ボイススケルチコントロール)機能
  • クリックダイヤル
  • リバースパワープロテクト機能

モードにより使用できる機能が異なります。

■拡張性に優れたUSB端子を装備

各種設定や受信信号のデータをUSBメモリーを介してパソコンに取り込むことで、さらに詳しい分析を行うことができます。また、ファームアップ等にも対応できます。

■パソコンによる操作が可能

RS-232Cタイプのシリアルポートを持つパソコンと接続することが可能。周波数や受信モード、VFO/メモリー状態、フィルターやアンテナの選択など、多彩な機能をパソコンでコントロールすることができます。

■その他の機能と装備

  • 4つのアンテナ端子
  • 受信音のデジタル信号出力が可能なS/P DIF
  • ビデオ入出力端子を装備
  • 受信選択度特性の設定機能
  • オートアンテナセレクト機能
  • トーンスケルチ機能
  • デジタルコードスケルチ(DTCS)機能
  • ダイヤルロック
  • デイリータイマー
  • スリープタイマー
  • パネルロック機能
  • 基準周波数の校正機能
  • 周波数ステップ切替機能
  • ディマー機能
  • モニター機能
背面


IC-R9500およびモニターの表示画面はハメコミ合成です。
表示画面は実際の受信状態を表しているものではありません。