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HFオールバンド +50MHz(SSB/CW/RTTY/AM/FM)100W トランシーバー

IC-756PROIII

  • 技適取得

フラグシップIC-7800の血統が息づく、
HFオールバンド+50MHzトランシーバー756PROIII

2アマ免許
希望小売価格
¥398,000 +税

IP3=+30dBm クラスを実現した耐歪み性能

フラグシップモデル7800の開発で培った、最高峰のアナログとデジタル技術を継承。756PROシリーズの最終形として、耐歪み受信性能にこだわりました。フロントエンドの受信ミキサーを4素子化構成にしたRF段をもち、そのRFトップのBPF段切替には、耐歪みに対して優れた特性と幅広い周波数特性を持つダイオードを選りすぐって採用。また、コイルの場合、強い信号が入ったとき磁気飽和が発生し、これを防ぐために大型のインダクターを使用しています。さらに、1st ミキサー通過後のルーフィングフィルターは、7800で採用している、歪み特性の良好なファンダメンタル品を採用。そのほか、1stミキサー部以降の各段のレベル配分やAGCの最適化を図ったことで、IP3=+30dBmクラス(14MHz帯)を実現しています。

※IP3は14MHz帯の標準値です。測定条件:受信周波数 14.2MHz、入力周波数 14.3MHz&14.4MHz、プリアンプ OFF、モードUSB(BW2.4kHz)

新設計の受信プリアンプ

新設計のプリアンプ部

激しいフェージングや急激なコンディション低下時に威力を発揮する2つのプリアンプを装備。プリアンプ1、プリアンプ2ともに、7800と同様の回路構成を継承しています。新設計したプリアンプ1はノイズレスフィードバック型を採用し、これにより2次歪みを軽減するとともに優れたIMD特性を実現しています。プリアンプ2は、広帯域ICに替わりバイポーラトランジスタで構成された、ゲインを重視したアンプです。帯域の狭いアンテナ(スモール・ループ アンテナ/短縮型八木アンテナなど)で抜群の効果を発揮します。ダイナミックレンジ重視のプリアンプ1、ゲイン重視のプリアンプ2の使い分けにより、あらゆる状況下でベストな受信状態を提供します。

ミニスコープ機能を備えたリアルタイムスペクトラムスコープ

リアルタイムスペクトラムスコープは、上級HF機に至っては、必須の存在です。アイコムでは、お客様からの要望をとり入れたミニスコープ機能をプラスしたリアルタイムスペクトラムスコープを搭載。スクリーン画面の約半分を使用した従来の表示方法に加え、ほかのファンクション画面を使用していても、常にスコープ画面を表示することができます。例えば、信号を監視しながらデジタルIFフィルターの帯域設定や、各種レベル設定をすることができます。監視帯域は、受信周波数を中心に±12.5kHz、±25kHz、±50kHz、±100kHzの4段階。さらに、スコープ専用のアッテネーターは、10dB、20dB、30dBを備えています。

8チャンネル(62文字)のRTTY送信用メモリーを搭載

RTTY送信メモリー画面

RTTYの送信用メモリーチャンネルは8CHを搭載。各メモリーには、英数字、記号を用いて62文字以内で定型メッセージを作成することができます。メモリーした定型文はPCやTNCなしで送出可能。しかも、メモリー内容をディスプレイ上で表示できますので、送信ミスを未然に防ぐことができます。瞬時にオンエア局のコールサインが表示画面で確認できるボドーRTTY用デモジュレーターとデコーダーを標準装備していますので、パソコンや外部デモジュレーターを使用せずにRTTYの電波を解読できます。さらに、DSPによるツインピーク・オーディオフィルター(2125Hzと2295Hzで通過帯域幅のピーク特性)も標準装備し、トーンとトーンの間に現れる混信さえも軽減します。また、RTTYのゼロインを視覚的に行えるチューニングインジケーターも装備し、クリチカルな同調操作を容易にします。

本格的なボドーRTTYの送信にはターミナルユニットやTNC、またはパソコン+ソフトなどが必要です。

SSBの送信帯域幅設定機能

SSB送信帯域幅設定画面

DSPによる波形整形処理のメリットを活かし、高音域と低音域でそれぞれ11段階までの多彩な周波数特性(合計121種類)が設定できるマイクイコライザーを搭載。さらに送信波の帯域設定は、低域で100Hz、300Hz、500Hz、高域で2500Hz、2700Hz、2900Hzの設定が可能で、低域と高域を自由に組みあわせ、3種類をプリセットすることができます。運用状況や目的に応じて、自在に送信音をコントロールすることができます。

32ビット浮動小数点DSP&24ビットAD・DAコンバーター

IC-756PROIIIの心臓部は数々のデジタル機能群を具現化する、32ビット浮動小数点DSPならびに24ビットAD・DAコンバーターを搭載。すべての変復調処理、IFフィルター、ツイン PBT®、ノッチフィルター、スピーチコンプレッサー、RTTY用デモジュレーター&デゴーダーさらにRTTY用ツインピーク・オーディオフィルターにいたるまでトータルにデジタル処理を行い、抜群のパフォーマンスを実現します。

DSPによるAGCループ内処理

デジタルIFフィルター、マニュアルノッチフィルターなどをDSPによるAGCループ内で処理。これにより、フィルター外の隣接周波数の強信号によるブロッキングを根本的に追放し、目的信号のみにAGCを動作させることが可能になり、AGCによる不本意な感度抑圧を受けることがありません。また、AGCは13種類の時定数から各モードで、FAST/MID/SLOWの3種類からプリセットできます。

2種類のフィルターシェイプが選択できるデジタルIFフィルター

バンドコンディションや運用形態に応じてシャープ、ソフトの2種類からフィルターシェイプが選択できる、デジタルIFフィルターを搭載しています。この フィルターシェイプはSSBとCWそれぞれ独立して設定できるだけでなく、実際に信号を受信しながら切り替えることができますので状況にあわせて最適なシェイプを瞬時に選択することができます。

SSB用シャープ

従来のアナログフィルターでは実現できなかった理想的なシェイプファクターと帯域内フラットネスを実現。帯域外の信号は極限までカット。帯域内の信号は音質を劣化させることなく忠実に再現。ラグチューや受信音質重視のシチュエーションに最適です。

SSB用ソフト

フィルターの肩を丸めて、アナログフィルターに近い受信音を実現。高域と低域のノイズを減少させ、目的信号のS/Nをアップ。50MHzバンドなどでノイ ズレベルぎりぎりの信号をピックアップする状況で効果を発揮します。スカート特性は維持しているため、フィルターの切れ味は抜群です。

CW用シャープ

従来のアナログフィルターでは実現できなかった理想的なシェイプファクターを実現。混信の隙間に潜む微弱な局のピックアップに威力を発揮。抜群の切れ味でDXハンターにぜひ選んでいただきたいフィルターシェイプです。CWバンドがこんなに広かったのかと、実感できます。

CW用ソフト

フィルターのスカート特性をブロードにすることで、フィルターの肩にかかった信号の聞こえ方を従来のアナログフィルター同様に。DXペディションでの運用時など、パイルアップを捌く側で特に有効です。呼ばれることの多い局、CWのDXペディショナー、CWコンテスターにおすすめのフィルターシェイプです。

IC-756PROIIIに搭載のデジタルIFフィルターは合計51種類

モード\帯域 50~500Hz 600~3600Hz
SSB 50Hzステップ 10種類 100Hzステップ 31種類
CW 50Hzステップ 10種類※

※SSBとCWは、フィルターの特性が異なります。

混信を鋭くカットするデジタルツイン PBT®

DSPでのフィルタリングによるデジタルツイン PBT®を搭載。通過帯域幅は50Hzステップで自由に設定でき、アナログフィルターとは別次元の対応力と鋭い切れ味を実現。また、可変量(50Hzステップ)、可変方向、通過帯域幅もディスプレイ上に表示しますので操作性も抜群です。

超低歪み、RFスピーチコンプレッサー

従来のアナログ回路によるスピーチコンプレッサーとは一線を画する、DSPによるデジタルRFスピーチコンプレッサーを搭載。コンプレッションレベルを高く設定しても歪を発生させることなく相手局の了解度を高めることができます。しかも音声処理の階調が原音に極めて近く、すべてのコンプレッションレベルにおいて最上の音質を実現しています。

送信音を自在にあやつるマイクイコライザー

マイクイコライザー特性図

DSPによる波形整形処理のメリットを活かし、高音域と低音域でそれぞれ11段階までの多彩な周波数特性が設定(121種類)できるマイクイコライザーを搭載。また、IFモニター機能も装備していますので、マイクイコライザーと帯域設定によって処理された送信音を聞きながら希望する音質に調整することもできます。

DSPによるマニュアルノッチとオートノッチ

マニュアルノッチ特性図

DSPで処理する極めてシャープな特性を実現したマニュアルノッチフィルターは、減衰量70dB以上という驚異の性能とAGCループ内処理により、非常に強力なビートもAGCに影響を与えることなく鋭く切り落とします。一方、従来のオートノッチは、ビートによる妨害やRTTYの混信を高精度に検出し、さらにビート周波数が動いた場合でも自動で追従し確実にキャンセルします。

抑圧レベル可変型のノイズリダクション

信号受信時のスピーカー出力比較

ノイズを強力に減衰させることにより、ノイズに埋もれていた信号を相対的に浮かび上がらせます。しかも抑圧レベルはノイズレベルに応じて16段階で可変することができます。このノイズリダクションは、驚異の演算能力を誇る32ビット浮動小数点DSPが複雑で高度なアルゴリズムを瞬時に処理することで、遅延を感じさせません。

ワンタッチ録再機能付き8chデジタルボイスメモリー

送信用に4ch、受信用に4ch、合計8chのボイスメモリーを搭載。送信用の4chは合計録音時間90秒を確保し、4chに自由に割り振って使用することができます。また受信用の4chは各チャンネルで15秒の合計60秒を確保、さらに4chの内1chは、専用スイッチにより、どのような表示状況からでもワンプッシュで音声の録音/再生が行えます。しかも、このchは連続録音動作を最大30分まで継続でき、録音を停止した時点から15秒間さかのぼって再生(受信音のみ)できるため、コールバックの確認など実戦的に使用できます。本機のボイスメモリーは送信用、受信用ともに高性能録再チップを採用し、オペ レーターの声はもちろん録音した受信音も忠実に再現することができます。

ボイスメモリー/メモリーキーヤーの外部制御に対応

IC-756PROIIIでは、ボイスメモリー4ch(送信用)とメモリーキーヤー全4chの外部制御に対応。マイクコネクターに簡単な制御装置を接続することで、パソコンや外付けスイッチなどにより、ボイスメモリーとメモリーキーヤーをコントロールすることができますので、コンテストにも最適です。

SSBデータモードの強化

多様化するデジタル通信モードに対して、SSBデータまたはSSBモードで、IFフィルター帯域の設定を500Hz以下にした時、BPF機能がオンとな り、CWフィルターと同様の切れを実現しPSK31モードの運用に抜群の威力を発揮します。さらに、デジタル通信時の同調を容易化する1/4倍ダイヤル減速機能も装備しています。

高品位送信部

送信ファイナル段には、高Poのバイポーラトランジスタ(2SC5125×2)を採用した広帯域パワーアンプを搭載。特にリニアリティ特性とIMD特性に優れており、歪の少ないクリーンな電波の発射を実現するとともに余裕の出力100Wを確保しています。

周波数安定度±0.5ppm以下のハイスペック

POCタイプの高安定度基準発振水晶ユニットを標準装備し、±0.5ppm以下という抜群の周波数安定度を実現。これにより、特に高い周波数安定度が求められるRTTYやSSTVにおいても、安定した通信を実現します。

DXハンティングに威力を発揮するデュアルワッチ®

IC-756PROIIIは同一バンド2波同時受信機能のデュアルワッチ®を採用。2つの受信系統において周波数、フィルター構成も全く同様で、利得も音質も同レベルにしているため、同じ受信機が2台存在するかのような安定した 2波同時受信を実現しています。激化するDX戦線において絶大な威力を発揮します。

操作性を極めた数々のアシスト機能群

  • CW受信時に、従来機はLSB側で固定されていましたが、USB側での設定も可能
  • RIT/⊿TXの可変値クリアの時間を選択可能(スイッチの長押しまたはワンプッシュ)
  • SSBモードからCWモードへ切り替えた時の周波数シフト機能を搭載。キャリアポイントを動かして周波数を同一に保つ(シフト機能オフ)、またはキャリアポイントを動かさずに周波数をシフトさせる(シフト機能オン)ことを選択できます

トリプルバンドスタッキングレジスター

バンドスイッチで選択した、バンドの最終運用状態へ瞬時に移行できるバンドスタッキングレジスターを各バンドに3ch搭載。この3chを例えばSSB、 CW、RTTY(またはFM)で使い分ければ、バンドスイッチを押すだけで、最適な運用周波数とモードに一瞬に移行できます。

高機能メモリーキーヤー

メモリーキーヤー画面

メモリー内容編集機能を備えたCW用メモリーキーヤーを4ch搭載。CW送出符号の@にも対応し、コンテストなどで定形文を送出する場合に便利です。もちろん、オートリピート機能、シリアルコンテストナンバー自動カウントアップ機能、コンテストナンバー省略符号化機能などの高機能も標準装備しています。また、各chには最大55文字まで記憶できます。

レベル可変型の高性能ノイズブランカー

パルス性のノイズに対して、すぐれた効果を発揮する新設計のノイズブランカーを搭載しています。しかも、ノイズにあわせてノイズブランカーのレベルは、表示画面上で0~100段階まで可変することができます。

5インチTFTカラー液晶ディスプレイ

メモリーリスト画面(ワイド表示)71~83chを一覧表示させ、77chを選択している例

5インチTFTカラー液晶による情報の集中表示により抜群の視認性と操作性を実現しています。表示色は8タイプ、フォントは7タイプからお好みに応じて選択できます。ディスプレイ上部にはデュアル周波数表示をはじめ、メモリー周波数&コメント、IFフィルターの通過帯域、各種機能の設定状況、時計、さらに RTTYのチューニングインジケーターまで表示。また下部にはスペクトラムスコープのほか、ボイスメモリー/CWメモリーキーヤーの内容表示、さらに RTTYの受信文字列まで表示します。また情報量にあわせて下部を広げたワイド表示も可能です。

その他の機能

【アンテナ系】

  • ・50MHz帯までカバーする高速オートアンテナチューナー
  • ・2個のアンテナ端子(オートアンテナセレクター内蔵)+受信専用アンテナ端子


【受信系】

  • ・30kHz~60MHzゼネラルカバレッジ受信機能(アマチュアバンド外の一部周波数帯は受信性能保証範囲外)
  • ・相互変調特性を重視したプリアンプ1と増幅ゲイン重視のプリアンプ2
  • ・RFアッテネーター(6/12/18dBの3段階)


【送信系】

  • ・TXモニター
  • ・50波のトーンエンコーダー標準装備
  • ・VOX
  • ・オールモードパワーコントロール
  • ・非常通信連絡設定周波数(4630kHz)対応


【CW系】

  • ・DSPによるCWキーイング波形整形
  • ・多機能エレクトロニックキーヤー(スピード可変、長短点レシオ、極性反転、バグキー機能)
  • ・300~900Hz CW受信ピッチ連続可変機能
  • ・ダブルキージャック
  • ・フルブレークイン対応
  • ・スプリット受信用周波数ロック


【操作系】

デジタルメーター画面

  • ・スピーディーに各種機能設定や変更が行えるセットモード
  • ・各種レベル(パワー、ALC、SWR、COMP)を同時に確認できるデジタルメーター
  • ・5chのメモパッド(10chへの切り替え可能)
  • ・1アクションでスプリット設定を完了できるクイックスプリット機能
  • ・RFゲイン&スケルチを1つのツマミでコントロール
  • ・±9.999kHzまで可変可能なRITと⊿TX
  • ・2つのクロック機能(時計1、時計2)
  • ・1Hzピッチチューニングと1Hz表示
  • ・最大10文字のコメントが可能な合計101個のメモリーチャンネル
  • ・Sメーターレベルもアナウンスできる周波数スピーチ機能(オプションのUT-102装着時)
  • ・視認性に優れたホワイトバックカラーの針式アナログメーター採用(送信時パワー/SWR/ALC切替、受信時S)
  • ・プログラムスキャン、メモリースキャン、セレクトメモリースキャン、⊿fスキャン
  • ・チューニングスピードを自動的にコントロールする、オートTS機能
  • ・ダイヤルロック
  • ・ダイヤルトルク可変
  • ・バンドエッジ警告ビープ(機能オフも可)
  • ・AH-4コントロール回路
  • ・データ通信モードに対応したオートチューニングスピード機能
  • ・パソコンによる各種コントロールを可能にするCI-V端子
  • ・スクリーンセーバー機能

一般仕様

周波数範囲 受信周波数
30kHz~60.000MHz(動作範囲)
500kHz~29.999MHz、50.000MHz~54.000MHz(保証範囲)

送信周波数
1.810MHz~1.825MHz
1.9075MHz~1.9125MHz
3.500MHz ~ 3.575MHz
3.599MHz ~ 3.612MHz
3.680MHz ~ 3.687MHz
3.702MHz ~ 3.716MHz
3.745MHz ~ 3.770MHz
3.791MHz ~ 3.805MHz
7.000MHz~7.200MHz
10.100MHz~10.150MHz
14.000MHz~14.350MHz
18.068MHz~18.168MHz
21.000MHz~21.450MHz
24.890MHz~24.990MHz
28.000MHz~29.700MHz
50.000MHz~54.000MHz
4630kHz
モード CW、SSB、RTTY、AM、FM
メモリーチャンネル数 101(スプリットメモリー99ch+スキャンエッジ2ch)
アンテナインピーダンス 50Ω(不平衡)
アンテナ端子 送受信アンテナ端子 M型2系統、 受信専用アンテナ端子 RCA型1系統
電源電圧 DC13.8V±15%
接地方式 マイナス接地
使用温度範囲 -10℃~+50℃
周波数安定度 常温一定で 電源オン1分後より±0.5ppm以内
周波数分解能 最小1Hz
消費電流(13.8V時) 受信待ち受け時 : 3.0A
受信時最大 : 3.5A(TYP)
送信時最大 : 23A
外形寸法
(突起物を除く)
340(W)×111(H)×285(D)mm
重量 約9.6kg

送信部

送信出力 SSB/CW/RTTY/FM : 100W~5W以下 連続可変
AM : 40W~5W以下 連続可変
変調方式 SSB : 平衡変調
AM : 低電力変調
FM : リアクタンス変調
スプリアス発射強度 1.9~28MHz帯 : -50dB以下
50MHz帯 : -60dB以下
搬送波抑圧比 40dB以上
不要側波帯抑圧比 55dB以上
マイクロホンインピーダンス 600Ω
⊿TX可変範囲 ±9.999kHz

受信部

受信方式 トリプルスーパーへテロダイン方式
中間周波数 第一 : 64.455MHz(全モード)
第二 : 455kHz(全モード)
第三 : 36kHz(全モード)
受信感度(TYP) SSB/CW/RTTY(10dB S/N時)
1.8MHz~29.999MHz : -16dBμ以下(プリアンプ1 ON時)
50MHz~54MHz : -18dBμ以下(プリアンプ2 ON時)

AM(10dB S/N時)
0.5MHz~1.7999MHz : +22dBμ以下(プリアンプ OFF時)
1.8MHz~29.999MHz : +6dBμ以下(プリアンプ1 ON時)
50MHz~54MHz : +0dBμ以下(プリアンプ2 ON時)

FM(12dB SINAD時)
28MHz~29.7MHz : -6dBμ以下(プリアンプ1 ON時)
50MHz~54MHz : -10dBμ以下(プリアンプ2 ON時)
スケルチ感度 SSB/CW/RTTY : +15dBμ以下
FM : ±0dBμ以下
選択度(TYP) SSB(2.4kHz)
2.4kHz以上/-6dB、3.2kHz以下/-40dB、
3.6kHz以上/-60dB、4.3kHz以下/-80dB

CW(500Hz)
500Hz以上/-6dB、700Hz以下/-60dB

RTTY(350Hz)
360Hz以上/-6dB、650Hz以下/-60dB

AM(6kHz)
6.0kHz以上/-6dB、15kHz以下/-60dB

FM(15kHz)
12kHz以上/-6dB、20kHz以下/-60dB
スプリアス妨害比 70dB以上(HF帯)
低周波出力 2.0W以上 (13.8V、8Ω負荷、10%歪率時)
低周波負荷インピーダンス
RIT可変範囲 ±9.999kHz

※定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。

おもな付属品

  • DC電源ケーブル
  • 予備ヒューズ(2本)
  • スピーカープラグ

マイクロホン

生産終了品

HM-36

アップダウンスイッチ付きハンドマイクロホン

生産終了品

SM-20

デスクトップマイクロホン

外部スピーカー

生産終了品

SP-23

外部スピーカー

電源

生産終了品

PS-125

外部電源

電源ケーブル

OPC-025D

DC電源ケーブル

希望小売価格 3,740円
(税抜価格 3,400円)

外部機器

生産終了品

CT-17

CI-Vレベルコンバーター

内蔵ユニット

生産終了品

UT-102

音声合成ユニット

製品カタログ

カタログ名 ファイルサイズ
IC-756PROIII 3.68MB

取扱説明書

名称 製品名 補足説明
取扱説明書 IC-756PRO3

よくあるご質問

IC-7000/IC-703/IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7400/IC-7410/IC-756PROIII/IC-7600/IC-7610/IC-9100/AH-4
AH-4は1.9MHz帯の通信に使用できますか。

AH-4の対応周波数帯は、3.5~50MHz帯です。1.9MHzは対応していません。

更新日時
2021/05/13
参考になった
IC-7000/IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7400/IC-7410/IC-756PROIII/IC-7600
移動する局として免許申請したいので、100Wタイプを50Wに改造したい。

改造のご依頼は、機器をお買い上げいただきました販売店、または弊社「紀の川事業所リペアセンター」に送って下さい。改造料金 7,700円(税込)および送料はお客様のご負担となります。

改造後は50W出力に改造したことを証明する修理明細書を発行しますので、その修理明細書を添付して免許申請を行って下さい。自作機扱いの申請とはなりますが、改造方法などの面倒な資料の提出は必要なく、JARL登録機種同様の簡素な手続きにて、JARDやTSS株式会社の保証を受けて免許申請することが可能です。

・改造後の出力調整に専用の冶具と測定器が必要なため、お客様への改造資料のご提供は行っていません。

・一度改造すると、元の送信出力に戻しても技術基準適合証明機種には戻りません。

リペアセンター

更新日時
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