デュアルSIM対応のIPトランシーバー
本機は、携帯電話回線を使って通信する、日本全国※が通話エリアのIPトランシーバーです。従来のトランシーバーのように通話距離や不感地帯を気にすることなく、タイムリーな情報伝達を実現します。通信回線はauとNTTドコモから選べるほか、両方のSIMカードを装備することで状況に応じてキャリアを切り替えて使うこともできます。(当社提供のSIMカードを選択することで、いずれかの回線が使用できます。)
※各携帯電話回線の電波到達範囲が通話エリアとなります。
同時・多重通話に対応
通信相手と交互ではなく、携帯電話と同じように同時に話せる同時通話に対応。自然なやりとりが可能です。また、多人数による多重通信もサポートしており、電話会議のような使い方にも対応できるほか、会話の途中に重要な連絡を割り込んで伝えることもできます。
多彩な通話形態が可能
全体通話はもちろん、個別通話、グループ通話に対応。グループ通話は、1台の端末を複数のグループに所属させることができるので、フレキシブルな運用が可能です。
Bluetooth®に対応
他種のトランシーバーやIP電話と連携可能
RoIPゲートウェイVE-PG4(別売)と連携することで、特定小電力トランシーバーやデジタル簡易無線、IP電話や無線LANトランシーバーと相互通話することもできます。
端末位置情報を利用した各種サービス(オプション)に対応
オンプレミス型
別売りのIP無線ゲートウェイIP500G※1を導入することで、PC上に端末のリアルタイムな位置情報を表示させることができます※2。
※1 IP500Gは、au 4G LTE網にのみ通信可能。
- ※2 別途、対応地図ソフトが必要。昭文社スーパーマップル・デジタル(15以降)全国版に対応。(2019年9月現在)
Webブラウザ型
IP無線動態管理サービスをご契約いただくことで、端末の位置情報はもとより、渋滞情報や天候情報などさまざまな情報を統合し、スマホやタブレット上のブラウザに表示させることも可能です。
ブラウザ上で表示できるので、関係者だけではなく、公開情報としての扱いも可能です。
その他の機能
- 緊急呼び出し機能
- Lone Worker機能
- メッセージ送信機能
- ノイズキャンセル機能
- GPS機能
- 埃や水しぶきも気にせず使えるIP54※2の防塵・防水性能
- プリセットの文字情報を送信
- ソフトウェア更新や端末設定を回線経由で一括設定 など
業種別活用例
Bluetooth標準規格に適合していても、機器の仕様や設定により、本製品と接続できないことがあり、すべての動作を保証するものではありません。
一般仕様
無線通信仕様 | auの4G LTE、NTTドコモのLTE |
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電源 | DC 13.8V(±10%)/DC 26.4V(±10%) |
外形寸法 | 125(W)×156(D)×29(H)mm(突起物を除く) |
重量 | 約840g(本体のみ) |
使用温度範囲 | -10℃~+60℃ |
湿度 | 25%~85%以下(ただし、結露なきこと) |
音声出力 | 4W 以上(外部スピーカー 4Ω 10%歪時) |
防塵 ・ 防水性能 | IP54 |
有線LANインターフェース
インターフェース | RJ-45 型コネクター ×1 10BASE-T / 100BASE-TX 準拠 MDI/MDI-X 自動識別 |
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通信速度(理論値) | 10Mbps/100Mbps |
その他インターフェース
Bluetooth®規格 | Ver. 2.1 + EDR準拠 (HFP、HSP、SPP) |
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外部スピーカージャック | φ3.5mm/4Ω/モノラル |
外部機器接続コネクター | D-SUB25ピンケーブル(別売OPC-2407が必要) |
アンテナコネクター | SMA型(LTE アンテナ×2、GPS用×1) |
ユーザーインターフェース | LED ランプ(TX/RX、MSG)、LCD |
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
付属品
- 車載ブラケット
- LTEアンテナ(同軸ケーブル: 約3m)
- GPSアンテナ(ケーブル長: 約5m)
- マイクハンガー
- 防水スピーカーマイクロホン(HM-241)
- DC電源ケーブル(ケーブル長: 約3m) ほか
マイクロホン
製品サポート・ニュース
製品カタログ
カタログ名 | ファイルサイズ |
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IP501M | 2.22MB |
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |