VE-CAM10/VE-CAM10Dは、IEEE802.11b/g/n規格での無線接続に対応した200万画素/赤外線暗視機能付きIPカメラです。 防犯/監視用途などでのIPカメラとして、LAN環境と電源だけで手軽に使用することができます。
屋外設置が可能な防水仕様
バレット型のVE-CAM10、ドーム型のVE-CAM10Dともに屋外設置に適した防塵・防水性能IP67を確保。堅牢な筐体は、耐候性にも優れ、屋内外のさまざまな場所に設置できます。
赤外線暗視機能搭載
ハイパワーIR-LEDを搭載。赤外線撮影により、夜間や無灯の環境でも鮮明に映像を撮影できます。ON/OFFの切り替えも自動で行うので、設定変更の手間もありません。
映像・画像を記録するSDカードを搭載可能
本体にSDカードスロットを装備。256GBまでの映像・画像を記録できます。
LANでの接続にも対応
もちろん、LAN接続にも対応。たとえば、ビル間通信機器SB-900と組み合わせて設置することで、広い敷地内全体をインターネットを経由せずに監視することができます。
無線で接続するため、設置場所を選びません。
録画や遠隔管理にも対応
専用アプリのST-CAM10を使えば、スマートフォンから複数台のIPカメラを遠隔管理できます。
ネットワーク内のIPカメラのライブ映像を確認したり、録画した映像を記録した日付や時刻で検索して再生できます。
また、ネットワークビデオレコーダーもラインナップ。接続台数などにあわせて選べる2機種をご用意しています。
その他の特長
- 管理者パスワード
- 動体検知機能
- IPアドレスフィルタリング など
業種別活用例
一般仕様
電源 | ACアダプター (AC100V±10% 50/60Hz 最大5W[VE-CAM10D]、5.5W[VE-CAM10]) |
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動作環境 | -10℃~+60℃ 5~95% RH(ただし、結露なきこと) |
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外形寸法 | VE-CAM10D | 約φ109×81mm(H) | |
VE-CAM10 | 約163(W)×62(D)×63(H)mm( 突起物を除く) | ||
重量 | VE-CAM10D | 約350g | |
VE-CAM10 | 約290g(アンテナ含む) |
無線LAN部
セキュリティー | オープンキーシステム、共有キー(WEP)、 WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA2-PSK(TKIP/AES) |
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チャンネル数 | 20M帯域幅:13チャンネル (非干渉同時使用チャンネル数3) 40M帯域幅:9チャンネル (非干渉同時使用チャンネル数2) |
インターフェース
有線LANインターフェース | 10BASE-T/100BASE-TX対応 RJ-45型コネクター( MDI/MDI-X自動判別) ×1 |
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無線LANインターフェース | IEEE802.11b/g/n規格 | ||
カメラインターフェース | 撮像素子 | 2.7型 2M pixel プログレッシブスキャン CMOSイメージセンサー |
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焦点距離 |
f =2. 8mm(VE- CAM10D)、4. 0mm(VE- CAM10) |
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絞り | F=2.0 | ||
最低被写体照度 | 0.02Lux (Colorモード) 0Lux (IR‒onモード) |
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対角画角 (水平/垂直/対角) |
112.7°/60.1°/146. 5°(VE- CAM10D) 86. 5°/44.1°/106. 4°(VE- CAM10) |
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ユーザーインターフェース | Resetボタン / SDカードスロット ※対応SDカード: microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカード(256GBまで) |
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通信速度( 理論値) | 有線LAN部 | 10/100Mbps | |
無線LAN部 | 11Mbps/54Mbps/150Mbps |
付属品
- ACアダプター
- 取付けネジセット
- L字型レンチ(VE-CAM10D)
- アンテナ(VE-CAM10) など
製品カタログ
カタログ名 | ファイルサイズ |
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VE-CAM10/D | 1.25MB |
ファームウェアなど
種類 | 製品名 | バージョン | 公開日 |
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ファームウェア | VE-CAM10D/VE-CAM10 | Version 66C63 | 2021.04.30 |
よくあるご質問
AP-900/AP-9500/AP-95M/BS-580BPA/BS-580SPA/BS-900/BS-900BPA/BS-900SPA/IP100H/IP200H/IP200PG/SB-900/SE-900/SE-900FW/SE-90M/SR-7100VN/SR-7100VN#31/VE-CAM10/VE-CAM10D
- 無線LAN機器は新スプリアス規格ですか。
はい、上記弊社販売の無線LAN機器については、製造年月や機種にかかわらず新スプリアス規格に該当します。
新スプリアス規格への移行後も継続して使用可能です。
弊社販売の無線LAN機器におきましては下記リンクをご参照ください。
- 更新日時
- 2021/08/13
VE-CAM10/VE-CAM10D
- インターネット越しにカメラの映像を見るための設定について
VE-CAM10/VE-COAM10Dのweb設定画面より
「ネットワーク」→「ポート設定」→「ポートマッピング」を順次選択して
「ポートマッピング」の項目で「ON」を選択することでインターネット経由での通信準備が整います。なお、詳細な設定の入力内容については、お客様がご利用されているルーター設定などのネットワーク環境により
変わりますので弊社ではサポートしておりません。ご了承ください。- 更新日時
- 2021/11/05
VE-CAM10/VE-CAM10D
- 動画と同時に音声の録音もできますか。
本製品は動画の録画のみ可能であり、音声の録音はできません。
- 更新日時
- 2021/11/24
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |