FAQ (よくある質問)

ジャンル・カテゴリ・タイプで絞り込み、FAQ (よくある質問)を検索することができます。

大分類選択
ジャンル選択
カテゴリ選択
サブカテゴリ選択

製品名・補足説明等のキーワードから検索することができます。

全般
ノイズブランカーとノイズリダクションとはどう違のか。

まず、ノイズブランカーですが、これは一定時間毎に数msだけ受信信号をカットする機能です。パルスタイプのノイズ(一定周期の間隔で出るノイズ、たとえば自動車のイグニュッションノイズなど)に対して絶大な効果があります。このため、ノイズがパルスタイプであれば、スパッとノイズを除去でき、ノイズに埋もれた信号も受信できるようになります。しかし、逆に言いますとパルスタイプのノイズ以外には効果がありません。

次にノイズリダクション機能ですが、これはDSPが受信信号からノイズ成分とノイズ以外の成分を分離して、ノイズ以外の成分だけを出力しますので、あらゆるノイズに対して効果があります。しかしながら、その特性上、ノイズに完全に埋もれた信号を抽出することはできません。

上記のような違いがありますので、状況に応じて、2つの機能を使い分けてください。

全般
リグ(IC-756PRO3など)を2台使ったたすき掛け運用を行いたいが、どのように接続すればよいか。

リグを2台使ったたすき掛け運用を行うには、外部インターフェイスを自作する必要があります。下記に、接続方法の一例を示しますのでトライしてみてください。

【1】1台を送信機、別の1台を受信機として使用する場合の接続について

周波数の連動

両機の背面の「REMOTE」ジャック同士を3.5φミニジャック(モノラルケーブル)で接続してください。

セットモード内の「CI-Vトランシープ」の設定を「ON」に、「CI-Vボーレート」の設定を両機とも同じ値(一例:9600)に設定してください。

上記の設定を完了すると、両機の周波数、モードは連動します。

送受信の切り替え

これは、送信機の電波が受信機に混入しないようする必要があります。そのため、1台で送信中は、もう1台をトランスバーターモードかつ送信状態に切り替えることが必要です。そのために、インターフェイスを制作してください。

送信機側のACC(1)ソケットの3番ピンと7番ピンを利用して、外部リレーを2個制御するような回路を作ってください。

外部リレー1は、送信機が送信状態の時に、受信機も送信状態になるように結線し、受信機のACC(1)ソケットの3番ピンをグランド(2番ピン)に落とすように結線してください。

外部リレー2は、送信機が送信状態の時に、受信機がトランスバーターモードになるように、受信機のACC(2)ソケットの6番ピンに電圧がかかるように(7番ピンと接続されるように)結線してください。

受信機のトランスバーター端子(XVERT)に、50Ωのダミーロードを接続してください。

外部リレー1、2は、2回路を持った1個のリレーで構成してもかまいません。

上記の接続を行うことにより、送信機が送信状態になったときに、受信機は、トランスバーターモードとなって、アンテナ端子から切り離され、さらに送信状態となってダミーロードで50Ωで終端されますので、送信波が受信機に混入して、受信部が破壊されることを防ぐことができます。

IC-7000
外部リニアなどを接続する際、送受信制御ラインは、ACCソケットの何番に接続すればよいか。

IC-7000から外部機器をコントールする場合、運用ハンドによって制御端子が異なりますので、下記を参考に接続して下さい。

1.8~50MHz運用時に外部機器をコントールする場合は、送信時に3番ピン(HSEND)がグランドに落ちますので、この端子をご使用下さい。

144~430MHz運用時に外部機器をコントールする場合は、送信時に7番ピン(VSEND)がグランドに落ちますので、この端子をご使用下さい。

セットモードでの設定によって、VSED端子の機能を切り替えることができます。詳しくは取扱説明書 118ページ(VSEND出力の設定)をご参照下さい。

なお、弊社製以外のリニアアンプを接続する際は、SENDラインに流れる電流容量に注意し、もし定格値(取扱説明書 103ページ)以上の電流が流れる可能性がある場合は、必ず、外部リレーを中継して接続してください。又、HSENDから13.8Vの方向に逆起電力吸収用のダイオードを取り付けてください。取扱説明書 129ページご参照。

IC-7300S/IC-7300M/IC-7300
タッチパネルが動作しない。

タッチパネルが動作しないときは、以下の操作を行ってください。

①IC-7300の電源を切ります。

②「MENU」と「EXIT」を押しながら「POWER」を押して電源を入れます。「Touch Window Calibration」の表示が出ましたら、「MENU」と「EXIT」から手をはなします。

③画面の左上にドットが出ますので、そのドットをタッチします。

⑥次に右上、左下、右下と順番にドットが出ますので、そのドットをタッチします。

⑦最後に右下のドットをタッチしますと、IC-7300の電源が切れて再起動します。

⑧画面上の表示をタッチして動作を確認してください。

IC-7000
送信出力を0%に設定してみたが、わずかに出力が出ている。

送信出力を0%に設定することにより、1W以下まで出力を下げることができますが、完全に電波が止まる訳ではありません。これは仕様であり故障ではございません。安心してご使用ください。

IC-7000
電源を入れてもファンが回らない。

IC-7000のファンは、送信中、および受信中かつ高温時(筐体が50度前後)に、自動的に回転する仕様となっております。そのため、通常(高温時以外)の受信時は回転しませんので、故障ではございません。安心してご使用ください。

IC-7000
付属のハンドマイクHM-151をIC-706シリーズなどの他機種で使用できますか。

IC-7000に付属のハンドマイクHM-151は他の機種では使用することができません。HM-151はIC-7000専用に設計されており、他のマイクとは回路が異なるためです。万一、IC-706シリーズでHM-151を使用しますとAF出力がショートしますので、トランシーバー本体が故障します。ご注意お願いします。

なお、逆にIC-706シリーズに付属のハンドマイクHM-103をIC-7000でご使用いただく分には、上記の様な電気的な問題はございません。さらに、HM-103をIC-7000に接続することにより、ハンドマイクの「UP」「DN」スイッチをパドルの代わりに使用することが可能になります。(取扱説明書p49参照)

IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
アナログTVチューナーを、デジタルTVへ対応できるオプションの発売予定、あるいは有償バージョンアップ等の予定はあるか。

オプションの発売ならびに、バージョンアップの何れの予定もありません。

IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
カーナビのモニターにIC-7000の画面を表示させられるか。

接続されるカーナビに(コンポジット信号の)外部映像入力端子が備えられておれば、表示可能です。接続方法は取扱説明書p110をご参照下さい。なお、接続ケーブルについては市販品をご用意下さい。

IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
コールサインの入力時に数字が入力できない。

入力画面で、「MENU GRP」スイッチの「▲」側を押してください。これにより、文字種を切り替えることができます。詳しくは、取扱説明書p108をご参照下さい。

IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
最大消費電流に関して、カタログや取扱説明書には100Wタイプの22Aしか記載されていないが、20Wタイプと50Wタイプの値は?

20Wタイプは実測で12A、50Wタイプは実測で17Aとなっております。DC電源器でお使いになる場合は、最低でもこれ以上の容量のある電源器をご用意ください。

IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
車載設置時、ヒューズホルダーが邪魔して、DCケーブルが通せない。

まず、車載用トランシーバーでは、安全面を優先し、トラブル時にできるだけバッテリーに近い位置で電流を遮断するため、コネクタから遠い側にヒューズホルダーを付けています。

IC-7000では、ブレードヒューズを採用しており、ヒューズホルダーが大きいため、狭いスペースを通すことは難しいかと思います。

これを解決するには、ピンセット等を使用し、DCコネクタ部分の金属ピン(4本)を一旦抜いて、狭いスペースを通してから、再度ピンをコネクタにはめるという方法があります。細かい作業になりますので、十分に注意して行ってください。

IC-7000/IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7400/IC-7410/IC-756PROIII/IC-7600
移動する局として免許申請したいので、100Wタイプを50Wに改造したい。

改造のご依頼は、機器をお買い上げいただきました販売店、または弊社「紀の川事業所リペアセンター」に送って下さい。改造料金 7,700円(税込)および送料はお客様のご負担となります。

改造後は50W出力に改造したことを証明する修理明細書を発行しますので、その修理明細書を添付して免許申請を行って下さい。自作機扱いの申請とはなりますが、改造方法などの面倒な資料の提出は必要なく、JARL登録機種同様の簡素な手続きにて、JARDやTSS株式会社の保証を受けて免許申請することが可能です。

・改造後の出力調整に専用の冶具と測定器が必要なため、お客様への改造資料のご提供は行っていません。

・一度改造すると、元の送信出力に戻しても技術基準適合証明機種には戻りません。

リペアセンター

IC-7000M/IC-7100M/IC-7300M
50Wタイプを100Wに改造したい。

改造のご依頼は、機器をお買い上げいただきました販売店、または弊社「紀の川事業所リペアセンター」に送って下さい。改造料金 7,700円(税込)および送料はお客様のご負担となります。

改造後は100W出力に改造したことを証明する修理明細書を発行しますので、その修理明細書を添付して免許申請を行って下さい。自作機扱いの申請とはなりますが、改造方法などの面倒な資料の提出は必要なく、JARL登録機種同様の簡素な手続きにて、JARDやTSS株式会社の保証を受けて免許申請することが可能です。

・改造後の出力調整に専用の冶具と測定器が必要なため、お客様への改造資料のご提供は行っていません。

・一度改造すると、元の送信出力に戻しても技術基準適合証明機種には戻りません。

リペアセンター

更新日時
2021/07/06
参考になった
IC-703
ナローFMの送信は可能ですか。

可能です。参考ですが、ナローFMモード選択時は、受信帯域は±4kHz、送信帯域は±2.5kHzとなります。

IC-703
メインダイヤルを回すとガリガリというノイズが出る。

アースが取れていない状態での使用では、メインダイヤルを回してチューニングする際、「ガリガリ」とロジックノイズが感じられると思います。これを解決するには、完全なアースを取る事です。固定運用であれば埋設したアース棒へ、車載運用であれば車体ボディへ、IC-703背面のアース端子から、できるだけ太い線材を使い、かつできるだけ短い距離で接続してください。

なお、マンパックスタイルでの運用時は、アースが取れませんので、チューニング時のロジックノイズを無くすことができませんが、そのまま運用しても故障することはありませんので、安心してご使用下さい。

IC-703
メインダイヤルを回すと擦れる音がする様になった。

IC-703のメインダイヤルツマミは、ロータリーエンコーダーの軸に差し込んでいるだけの構造です。おそらく奥に入りすぎてブレーキパッドにあたっています。ダイヤルをしっかりつかんで手前に引っ張り、ある程度手前に移動したところから、少しずつ押し込み、ダイヤルを回すのに一番感触のよいところでストップしてみてください。

万一、引っ張りすぎて抜けてしまった場合は、穴を合わせて差し込んでください。引き抜いてもしまっても壊れることはありません。

IC-703
送信すると電源が落ちる。

まず電源の電圧不足/容量不足が考えられます。低電圧になりますと受信はできても送信すると電源が落ちことがあります。

バッテリー(オプションの純正バッテリー、また社外品パッテリーにかかわらず)使用の場合はバッテリーの電圧を確認してください。(送信時でも9.0V以上あるか)

DC電源器を使用の場合は、DC電源器の出力電圧を確認してください。また可能であれば、別のトランシーバーに接続し、5A程度流した際に、電圧がドロップしていないか確認してください。(送信時でも9.0V以上あるか)

電源系統に問題がない場合は、電源ケーブルの不具合の可能性が考えられます。電源コネクタ部分に接触不良がないか確認してください。電源コネクタ部分は抜き差しを繰り返しますとゆるくなってきますので、コネクタ内のピン(メス側)を狭めて、接触をよくしてみてください。

また、電源ケーブルの途中に挿入されていますヒューズを一度取り外して、接触不良がないか(端子が酸化していないか等)、確認してください。

AH-4
標準付属のコントロールケーブルはシールドケーブルですか?

付属ケーブルはシールドケーブルではありません。付属ケーブルで回り込みなどが発生する場合は、オプションケーブルのOPC-420(シールド付き・10m)をご利用下さい。

AH-4
接地型のバーチカルアンテナは接続できますか。

接地型のバーチカルでしたら、電気的にAH-4に接続することは可能です。バーチカル本体はAH-4のアンテナ端子に、アースはAH-4のアース(GND)端子に接続してください。ただし、すべてのバンドでチューニングがとれない可能性はございますので、適時、エレメントを延長するなどの措置を行ってください。なお、アースの効きが飛びに大きく影響しますので、アースはしっかりと取ってください。

(同調のとれない例)

例えば、接続する接地型バーチカルが14MHzに同調している場合、電気長(1/4波長)は約5mですので、これは28MHzの1/2波長となり、28MHzはそのままではNGとなります。