FAQ (よくある質問)

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IC-7800
メインダイヤルのゴムリングがへたった(伸びた)。

ゴムリングは堅すぎると感触が悪く、柔らかすぎると寿命が短く、これらを天秤にかけ、適度な硬度の材質を使用しています。これはダイヤルに指をかける強度や頻度によって寿命が変わりますが、基本的に消耗品のため、へたった場合は取り替えが必要です。

補修部品(1個当たり880円(税込))としてご用意しておりますので、サポートセンターのメールフォームよりご依頼ください。

※直接発送させて頂く場合は、代引きとなり代引き送料(1,320円(税込):手数料/梱包料込)のご負担をお願いいたします 

サポートセンターメールフォーム

IC-7800
外部のデコーダーでRTTYを復調したい。

メインVFOからのAFは、機器背面のA-ACC1ジャックの5番ピンから、サブVFOからのAFは、機器背面のB-ACC1ジャックの5番ピンから出力されますので、この信号を外部復調器に入力してください。

たとえば、MMTTYで復調する場合は、両方の出力をステレオプラグのLchとRchに接続してパソコンのサウンドカードに入力し、MMTTYの設定画面にて「Source」を適時選択されてください。

「Mono」を選択されると、メインVFOとサブVFOの両方の出力が入りますので、シンプレックス運用時や、通常のスプリット運用(デュアルワッチオフ時)の場合は、「Mono」でOKです。しかし、デュアルワッチをオンにすると、メインとサブが重なって入ってしまいますのでご注意ください。片方のVFOだけの信号をMMTTYに復調させたい場合は、「Left」または「Right」を選択してください。

なお、SPDIFでの光接続を使用する場合は、メインVFOがSPDIFのLch、サブVFOがSPDIFのRchから出力されますので、この場合も、上記と同様に、状況に応じて、「Mono」「Left」「Right」を選択してください。

IC-7800
市販のCFカードは使用できますか。

純正品(付属品または補修部品)でないCFカードでの動作保証は致しかねますが、市販品の場合、「動くCFカード」と「動かないCFカード」が存在します。

「動くCFカード」の場合は、純正品と同じ64MBのものでなくとも、128MB、256MBのものでも、IC-7800本体で、フォーマットが可能で、容量があるだけ使用することができるようです。「動かないCFカード」の場合は、IC-7800でフォーマットを試みると、フォーマットの途中でハングアップしてしまいます。

なお、下記はご参考ですが、

高速書込対応

セキュリティ機能付

といった特長のCFカードは、使用できない可能性が高い様です。

逆に何も特長のない、

Standard Grade

の様にパッケージに書かれているものであれば、使用できる可能性が高い様です。純正品以外のCFカードをIC-7800でご使用いただく場合は、CFカードのフォーマットが必要です。このフォーマットはIC-7800本体で行う必要があり、パソコンでフォーマットしてもそのままではIC-7800では使用できませんので、ご注意ください。

IC-7800
受信専用アンテナはどこに接続すればよいか。

受信専用アンテナを接続する場合、2つ方法があります。

1つの方法は、ANT4コネクターに接続する方法です。この端子は設定により、受信専用端子とすることができ、フロントパネルのANT切り替えスイッチにて、たとえば「1/R」を選択すると、送信時はANT1端子、受信時はANT4(RX専用)端子が自動的に選択される様になります。

もう1つの方法は背面のBNCジャンパーのところに接続する方法です。RX ANT AのINに接続するとメインVFO側に、RX ANT AのINに接続するとサブVFO側に受信専用アンテナが接続されます。

IC-7800
電源オン時に筐体内部から異音がする。

内蔵のアンテナチューナーがプリセットする時に発する音です。これは、電源オン時のチューナー状態(オン/オフ)には関係なく、電源オン時のバンドで、最後にチューナーが同調したプリセット位置にバリコンが移動し、スタンバイするためです。

この部分は電子部品ではなく機械的な部品ですので、経年変化により購入時よりは多少音が大きくなっている場合がありますが、故障ではございません。安心してご使用下さい。

IC-PW1
エキサイターのバンドを変えてから、PW1のバンドが連動するのが非常に遅い。

エキサイターのCI-Vトランシープがオフに設定されていると、バンドをチェンジしてもエキサイターからPW1に周波数データが送られません。この場合、PW1は10秒間隔のポーリングで周波数データを取得するため、バンドの連動に最大10秒かかります。これを避けるためには、エキサイターのCI-Vトランシープをオンに設定してください。

なお、CI-Vトランシープをオンに設定しても、まだ1秒程度の遅れる場合は、エキサイターのCI-Vボーレートを初期値のAutoから固定値の19200bpsまたは9600bpsに変更してみてください。(設定変更後は、PW1のCI-V設定を再度行ってください)

IC-PW1
エキサイターを2台接続しているが、周波数やモードが連動してしまって困る。連動しないようにできないか。

エキサイターのCI-Vボーレートを別の値に設定することで回避可能です。

具体的には、エキサイター1を「9600」bpsに、エキサイター2を「1200」bpsの様に別々のボーレートに設定し、その後、再度IC-PW1のCI-V設定を行って下さい。(両エキサイターとも、ボーレート「AUTO」は選択しないで下さい)

IC-PW1
オートアンテナチューナーを入れて送信し、外部のパワー計で測定すると十分なパワーが出ていない。

内蔵のオートアンテナチューナーは整合状態でも挿入ロスが最大1dBあります。仮に1dBロスしたと仮定するとアンテナ端子からは約800Wしか出力されません。この場合、PW1の内蔵パワーメーターは、チューナーの前段で出力を見ていますので、1000W振れますが、チューナーの後段にあたる外部のパワー計は800Wしか振れないことになります。

50MHzなど高いバンドにおいては特に挿入ロスが見逃せませんので、できる限りアンテナ自体の調整でSWRを下げ、チューナーはスルーで使用されることをお勧めします。

IC-PW1
工事設計書に記載する終段管の名称個数、ならびに電圧が知りたい。

工事設計書には下記のようにご記入下さい。

1kW申請の場合 (HF1kWかつ50MHz500W申請の場合も含む)

終段管の名称個数: MRF150MP×8

終段管の電圧: 45V

500W申請の場合

終段管の名称個数: MRF150MP×8

終段管の電圧: 40V

(ご参考)

IC-PW1はファイナルの後段にローパスフィルターを内蔵してますので、送信機系統図を記述する際は、「電力増幅 MRF150MP×8」の後段に、「ローパスフィルター」を書き加えてください。

HF1kWかつ50MHz500W申請の場合は、送信機系統図上での「電力増幅 MRF150MP×8」のブロック横の余白部分に、「50MHz帯の出力は自動的に500Wに低減される」と書き加えてください。

IC-PW1
最大出力時におけるACの消費電流を知りたい。

AC200V使用で1kW出力の場合は最大15A、AC100V使用で500W出力の場合は最大20Aとなっております。

IC-PW1
私のIC-PW1は初期バージョンなので、システム電源オンにしないとアンテナに繋がらないので不便。電源オフ時にもワッチできるように改造して欲しい。

初期バージョンは誘導雷等への対策のため、システム電源をオンにしないとアンテナとは接続されない仕様になっていました。その後、「ベアフット運用の場合はシステム電源を切っておきたい」という要望が多かったため仕様を変更し、現行バージョンでは、エキサイター(当社製)からACCケーブルを通して電源をもらい、PW1のシステム電源がオフでもアンテンセレクターが動作するようになっております。

問い合わせいただきました初期バージョンでも、有料にはなりますが現行バージョンの仕様に改造することが可能です。

PW1のシステム電源を入れなくても、アンテナセレクターを動作させることができるようになります。従ってベアフット運用が可能になります。ただし、PW1の内蔵アンテナチューナーは動作しませんので、チューナースルーでの運用となります。

技術料は、次の通りとさせていただきます。 

技術料:80,190円(税込)

送料:お客様のご負担とさせていただきます。

当社製以外のエキサイターを使用する場合は、別途外部電源を用意して、そこからPW1に13.8Vを供給することにより、同じようにアンテナセレクターを動作させることは可能です。

本改造は、アイユーズでのみ受け付けておりますので、お手数をおかけ致しますが、まずは電話またはメール等でアイユーズに改造のご予約をいただき、実施時期が来ましたら、リペアセンターまで機器の直送をお願い致します。

改造にはコントローラーも必要ですので、一緒にご送付をお願いします。

お預かりの期間は、難改造につき、お時間をみておいていただけますよう、よろしくお願い致します。

2023年6月1日受け付け分より、この価格とさせていただきます。

アイユーズ

リペアセンター

更新日時
2023/06/01
参考になった
IC-PW1
電源を落とした状態でベアフット運用した場合、次にPW1の電源を投入すると、アンテナチューナーのバリコン位置がズレており、再チューニングが完了するまでの間、十分なパワーが出ない。

PW1の電源を落とす前に、先にアンテナチューナーをオフにして下さい。そうすることで、バリコン位置は保持されます。

全般
ダイナミックマイクを接続したいがどうしたらよいか。

弊社HF機のマイクジャックはコンデンサーマイク用の仕様のため、マイク入力端子(マイクジャックの1番ピン)に8VのDC電圧がかかっています。そのため、ダイナミックマイクを接続する場合は、このDC電圧をカットして接続してください。

具体的には、4.7μF、または10μFの電解コンデンサを、マイクジャックの1番ピンとマイク間に挿入してください。(トランシーバー側が+になります)

全般
ノイズブランカーとノイズリダクションとはどう違のか。

まず、ノイズブランカーですが、これは一定時間毎に数msだけ受信信号をカットする機能です。パルスタイプのノイズ(一定周期の間隔で出るノイズ、たとえば自動車のイグニュッションノイズなど)に対して絶大な効果があります。このため、ノイズがパルスタイプであれば、スパッとノイズを除去でき、ノイズに埋もれた信号も受信できるようになります。しかし、逆に言いますとパルスタイプのノイズ以外には効果がありません。

次にノイズリダクション機能ですが、これはDSPが受信信号からノイズ成分とノイズ以外の成分を分離して、ノイズ以外の成分だけを出力しますので、あらゆるノイズに対して効果があります。しかしながら、その特性上、ノイズに完全に埋もれた信号を抽出することはできません。

上記のような違いがありますので、状況に応じて、2つの機能を使い分けてください。

全般
リグ(IC-756PRO3など)を2台使ったたすき掛け運用を行いたいが、どのように接続すればよいか。

リグを2台使ったたすき掛け運用を行うには、外部インターフェイスを自作する必要があります。下記に、接続方法の一例を示しますのでトライしてみてください。

【1】1台を送信機、別の1台を受信機として使用する場合の接続について

周波数の連動

両機の背面の「REMOTE」ジャック同士を3.5φミニジャック(モノラルケーブル)で接続してください。

セットモード内の「CI-Vトランシープ」の設定を「ON」に、「CI-Vボーレート」の設定を両機とも同じ値(一例:9600)に設定してください。

上記の設定を完了すると、両機の周波数、モードは連動します。

送受信の切り替え

これは、送信機の電波が受信機に混入しないようする必要があります。そのため、1台で送信中は、もう1台をトランスバーターモードかつ送信状態に切り替えることが必要です。そのために、インターフェイスを制作してください。

送信機側のACC(1)ソケットの3番ピンと7番ピンを利用して、外部リレーを2個制御するような回路を作ってください。

外部リレー1は、送信機が送信状態の時に、受信機も送信状態になるように結線し、受信機のACC(1)ソケットの3番ピンをグランド(2番ピン)に落とすように結線してください。

外部リレー2は、送信機が送信状態の時に、受信機がトランスバーターモードになるように、受信機のACC(2)ソケットの6番ピンに電圧がかかるように(7番ピンと接続されるように)結線してください。

受信機のトランスバーター端子(XVERT)に、50Ωのダミーロードを接続してください。

外部リレー1、2は、2回路を持った1個のリレーで構成してもかまいません。

上記の接続を行うことにより、送信機が送信状態になったときに、受信機は、トランスバーターモードとなって、アンテナ端子から切り離され、さらに送信状態となってダミーロードで50Ωで終端されますので、送信波が受信機に混入して、受信部が破壊されることを防ぐことができます。

IC-7000
外部リニアなどを接続する際、送受信制御ラインは、ACCソケットの何番に接続すればよいか。

IC-7000から外部機器をコントールする場合、運用ハンドによって制御端子が異なりますので、下記を参考に接続して下さい。

1.8~50MHz運用時に外部機器をコントールする場合は、送信時に3番ピン(HSEND)がグランドに落ちますので、この端子をご使用下さい。

144~430MHz運用時に外部機器をコントールする場合は、送信時に7番ピン(VSEND)がグランドに落ちますので、この端子をご使用下さい。

セットモードでの設定によって、VSED端子の機能を切り替えることができます。詳しくは取扱説明書 118ページ(VSEND出力の設定)をご参照下さい。

なお、弊社製以外のリニアアンプを接続する際は、SENDラインに流れる電流容量に注意し、もし定格値(取扱説明書 103ページ)以上の電流が流れる可能性がある場合は、必ず、外部リレーを中継して接続してください。又、HSENDから13.8Vの方向に逆起電力吸収用のダイオードを取り付けてください。取扱説明書 129ページご参照。

IC-7000
受信音がプツプツと途切れてノイズが入る。

IC-7000はスコープ専用の受信回路を備えていませんが、受信回路とスコープ回路を短時間で切り替えることで、簡易バンドスコープの表示と同時に信号の受信も可能にしています。そのため、ご質問のようにプツプツとノイズが入るように聞こえますが、故障ではありません。これは、簡易バンドスコープ機能をオフにすることで回避できます。またスイープ速度を「SLOW」に設定することにより、受信回路とスコープ回路の切り替え速度を遅くすることもできます。詳しくは、取扱説明書p62をご参照下さい。

IC-7000
送信出力を0%に設定してみたが、わずかに出力が出ている。

送信出力を0%に設定することにより、1W以下まで出力を下げることができますが、完全に電波が止まる訳ではありません。これは仕様であり故障ではございません。安心してご使用ください。

IC-7000
電源を入れてもファンが回らない。

IC-7000のファンは、送信中、および受信中かつ高温時(筐体が50度前後)に、自動的に回転する仕様となっております。そのため、通常(高温時以外)の受信時は回転しませんので、故障ではございません。安心してご使用ください。

IC-7000
付属のハンドマイクHM-151をIC-706シリーズなどの他機種で使用できますか。

IC-7000に付属のハンドマイクHM-151は他の機種では使用することができません。HM-151はIC-7000専用に設計されており、他のマイクとは回路が異なるためです。万一、IC-706シリーズでHM-151を使用しますとAF出力がショートしますので、トランシーバー本体が故障します。ご注意お願いします。

なお、逆にIC-706シリーズに付属のハンドマイクHM-103をIC-7000でご使用いただく分には、上記の様な電気的な問題はございません。さらに、HM-103をIC-7000に接続することにより、ハンドマイクの「UP」「DN」スイッチをパドルの代わりに使用することが可能になります。(取扱説明書p49参照)