100円ショップの売り場に「AC100V 30Wのハンダごて」が出現しました。さすがに100円ではなくて500円の設定でしたが、市販の「電子工作用はんだごてセット (AC100V 30W)」999円と比べてもそん色がありません。ハンダごては工具専門店での取り扱いに始まりホームセンターやDIY店へと広がり、ついには100円ショップに登場しました。ハンダごてを持っていない人がNo.216で紹介の「Raspberry Pi Zero W プロジェクトキット」を組み立てようとするときには欠かせない工具の一つとなります。

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30Wハンダごて

クリップ式自撮りライト

最近は景色を始めポートレートもスマートホン(以下スマホ)で撮影することが多くなりました。スマホ・カメラの性能が上がったこともあり、コンパクトデジタルカメラを使う機会が少なくなりました。しかしながらスマホの内蔵ストロボは、撮影対象によっては光量不足を感じることもあります。これを補う「クリップ式自撮りライト」を見つけましたので紹介します。

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クリップ式自撮りライト

本体裏面のボタンを押すと明るさがレベル1~レベル3に変わります。明るさが最大になるのはレベル3、そしてボタンを3秒間押し続けると"点滅"に変わります。この点滅機能は夜間に居場所を知らせるときに効果があるかもしれません。また、LEDランプは乳白色の筐体により光が拡散されて、影ができにくい柔らかなライティングが期待できます。電池はLR-41ボタン電池3個(テスト用)を内蔵していますが、交換用のLR-41ボタン電池は2個一組100円で、100均ショップにて購入できます。本体100円+税

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萌木の村のもえすけ(山梨県北杜市高根町清里)を左側からライティング

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スマホに自撮りライトを装着して"もえすけ"を撮影しているところです

カードケースSD

SDカード4枚とマイクロSDカード4枚を収容できるカードケースです。とかく散逸しがちなSDカードをきちんと保管できるカードケースが便利に使えます。今まではDIMEの付録"DORAEMON×DIME"カードケースを使っていましたが、ふたを開けるたびに中のSDカードがパラパラと出てくるために使いづらさを感じていましたので、カードがしっかりと固定できるタイプに替えたいたいと思っていたところ、このカードケースに巡り合いました。サイズが73×123(mm)、材質は外ケースがポリプロピレン、内カバーがポリエチレンです。100円+消費税

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DORAEMONとDIMEが共同制作したカードケース

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カードケースSD

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上段にマイクロSDカードが6枚、下段にSDカードが4枚収納できます

USB充電シガープラグ

車のシガーソケットで充電できる「USB充電シガープラグ」です。入力DC12V、出力5V、1A(USB)なのでiPhone、スマホ等の充電に向いています。通電中はLED通電ランプが点灯します。iPhoneやiPod、Amazon Fire HDなどのアダプターは5V/1.0Aですから問題なく使えます。なお、「iPadなどタブレット端末には使えません」と注意書きがあります。参考までにiPad付属のUSB充電ACアダプターは5V/2.1Aです。100円+税

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USB充電シガープラグ

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出力はDC5V 1A 、USB 1ポート

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USB充電シガープラグに2台同時充電ケーブル(Type-C & micro USB)を接続しましたが、1Aを超えての使用はできません

ツメ折れ防止プラグLANケーブル

フラットタイプのLANケーブル1mがなんと100円+税です。しかもツメ折れ防止プラグを使用。通信速度はカテゴリー6(Cat6)に準拠しているので1Gbps以上の光回線を利用するのであれば、カテゴリー5e以上のLANケーブルをお勧めします。光回線にカテゴリー5のLANケーブルを使うと、通信速度の最大値は100Mbps以下に低下するので注意が必要です。100円+税

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LANケーブル Cat6仕様のフラットケーブル

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ツメが折れにくいプラグとより線ストレートのフラットケーブル

あとがき

500円のハンダごては友人からの情報に基づいてダイソーの店舗に出掛けて実物を観察してその印象を述べました。そして"クリップ式自撮りライト"など4点のアクセサリーはいずれも実際に購入して使用感を交えて記事にまとめました。アクセサリーの購入先はいずれもダイソー(DAISO)です。同社は全国で3,278店舗(2018年3月現在)を展開し、海外では1,992店舗、26の国と地域に進出しています。一方で大型店舗による商品数・品揃えを誇り、ジャンルの拡大などで、ますます目が離せなくなってきました。

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