1946年、小学校5年生の時に始めて作った鉱石ラジオで無線と出会った加藤勉さん。
その後、再生式受信機、BFO付き短波受信機とグレードアップし、アマチュアバンドを聞くようになる。
17才で初めてライセンスを取得してアマチュア無線の世界に入った後は、半世紀にわたり電信による海外通信を中心に、アマチュア無線を楽しんできた。現在では、DXCCナンバーワン・オナーロールメンバーとして活躍する一方、電信講習会や、ローカルクラブなどを通して、今やアマチュア無線とプロのごく一部にしか残っていないモールス通信の楽しさを後進に伝え、電信の普及に尽力している。

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