IPトランシーバー IP502H|祭の運営
祭の運営 鳳地車連合会様
だんじり祭りを
安全に円滑に実施するには
IPトランシーバーが最適でした。
導入について
どこでも確実に連絡を受けたい
ルート上にある商店街のなかなど、少し入り組んだ場所に入ると簡易無線では通話できないことがあった。
運営者だけで共有したい情報がある
無線機をもつ周囲の人にも知らせたい情報と、無線機をもつ運営側だけで共有しておきたい情報がある。
携帯電話やスマホの着信には気づけない
広域での連携には携帯電話やスマホを使っていたが、喧騒で着信に気づけなかったり、操作にてまどったりする。
不感地帯がなくなった
どこからでも一斉連絡できるようになり、情報の共有漏れや、連絡の繰り返しをする必要がなくなった。
イヤホンマイクで秘匿性を確保
運営に携わる関係者は、イヤホンを装着を使用。観客や周囲に聞かせたくない情報も効率的に共有できるようになった。
大音量のスピーカーは拡声器の代わりにも
無線機の音声を周囲も聞くことができるので、無線機を持たない関係者にも情報共有できるようになった。
携帯電話だと…
着信に気づけなかったり、関係者全員に一度に情報を伝えたりできない。
デジタル簡易トランシーバーだと…
離れすぎている相手や、建物が入り組んだ場所にいる相手と通話できない。
IP502Hなら…
どこにいても、ボタンを押して話すだけで、全員に一度に連絡がいきわたる。
無線機のスピーカーから大音量で声が出るので、連絡を聞き逃すことがなくなった。
ご担当者様の声
多地点に同時にできる無線機は円滑な曳行に必須です
鳳地車連合会 会長 辻林 章様
だんじりの曳行(えいこう)は、事前に練った綿密な計画に沿って行われます。この計画を成り立たせるためには、無線機で各地の交通状況を把握し、適切な指示を出すことが不可欠です。多くの関係者が同時にすばやく情報を共有できる無線機は、事故の防止や円滑な進行に欠かせません。たとえば、だんじりが進む方角からやってくる車が道に侵入しないように規制するのですが、その開始と解除の指示も、無線機を使えば、多くの関係者に同時に連絡できます。従来は簡易無線機を使っていましたが、今年からIPトランシーバーにして、さらに便利になりました。
携帯電話との併用が不要に。雨のなかでも安心して使える
鳳地車連合会 連絡委員長 東口 剛様
これまで、祭全体の連絡には、簡易無線機と携帯電話を併用していました。無線機は全員に一度に連絡できる反面、関係者以外に聞かせたくない運営上の情報もスピーカーから漏れてしまいます。そのような情報を伝えるときは携帯電話を使っていました。今年は、全体の運営に携わる役員の無線機にイヤホンマイクを導入し、スピーカーから音を出さずに連絡できるようにしました。携帯電話を併用する必要がなくなり、連絡がいきわたるスピードも格段に上がりました。今年は雨の中での祭礼となりましたが、防水なので安心して使えたのもうれしいですね。
IPトランシーバーだけで、スムーズに連絡できる
鳳地車連合会 顧問 広瀬 一郎様
これまで使っていた簡易無線機は、電波の届きにくい商店街の中や事務所などの屋内にいる人とは通話できないことがありました。また、大きく離れた場所とは、中間地点にいる人を中継する必要がありました。IPトランシーバーにして、距離を気にせず連絡できるようになり、ありがたいです。また、誰かの簡易無線機の送信ボタンがなにかの拍子に押されっぱなしになると、そのチャンネルが埋まってしまって全員が連絡を取れなくなるというトラブルもありました。IPトランシーバーなら、誰かが送信していても同時にほかの人も通話できるので、安心です。
携帯電話には代えられない操作性・機能性
濱寺元町地区
安全副委員長 平山 敬治様・事務局長 入梅 修二様
IPトランシーバーは、使う人がチャンネルを合わせることなく、ボタンを押すだけで話せるので、新しく祭に参加する人でもなにも教えずに使いこなしてくれます。慌ただしく動き回る中で、携帯電話のように画面のロックを解除したり、通話相手を選ぶ手間もありません。そもそも、携帯電話では祭の喧騒のなかでは着信に気づけないですしね。大きい音で聞こえるので、周りにいる関係者にも情報が伝わるのも、無線機ならではです。IPトランシーバーにしたので、簡易無線と異なり、誰か話していてもそれにかぶせて話せるので「了解」とか「OK」といった小さな連絡を順番待ちせずスムーズに伝えられます。ある町が使いはじめたら、IPトランシーバーの便利さがあっという間に伝わって、多くの町が採用するようになりました。
導入実績
・IPトランシーバー IP502H:170台(レンタル)
ご採用団体様
鳳地車連合会様、各地区
【鳳祭について】
鳳祭(おおとりまつり)は、大阪府堺市西区にある大鳥大社周辺で、毎年10月に3日間にわたり催される伝統的な祭礼です。初日は各地区でだんじりを曳行し、二日目以降は地区をまたいで駆け抜ける「連合曳き」が行なわれます。スピードを緩めず勢いよく方向転換する「やりまわし」など多くの見どころをもつこの祭礼は、地元はもとより府内外の多くの人を魅了しています。
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