超広帯域な周波数レンジ
0.150~1309.995MHz(一部周波数帯を除く)までの超広帯域をFM、WFM、AMでカバー。AM、FMラジオ、エアバンド、アマチュア無線、各種ユーティリティ無線まで、様々な無線通信に対応できます。
AMラジオ用バーアンテナ内蔵
AMラジオ放送受信用のバーアンテナを内蔵していますので付属のホイップアンテナを接続しなくても受信可能。本体を胸ポケットに入れた状態でもAMラジオ放送が受信できます。また、FMラジオ放送受信時にイヤホンを使用した場合、イヤホンのコードがアンテナ代わりとなるイヤホンアンテナ回路も内蔵しています。
空線キャンセラー機能
通話が行われていない時に聞こえる空線信号音をキャンセルする空線キャンセラー装備。さらに、空線キャンセラーを動作させる周波数は、300Hz~3000Hzの間で任意に設定できますので、各種空線信号に対応できます。また、MCA無線などで使用されているMSKの制御信号にも対応可能。
※空線キャンセラー機能、MSK機能はすべての空線信号またはMSK信号を検出するものではありません。
外部電源端子を装備
外部電源端子の装備により、付属のBC-149(バッテリーチャージャー)を本体に接続して使用できます。また、車載時にはオプションのCP-18(シガレットライターケーブル)を接続することで車載での使用も可能です。
1250chの大容量メモリー
各バンクには最大100chまでメモリーできるフレキシブルバンクシステムを採用。なお、バンクは最大18個まで設定できます。そのほか各メモリーとバンク(オートメモリーライト用を除く)には6文字(英数字・記号)までのコメントを付けることができるほか、周波数以外にモード、チューニングステップ、オフセット周波数、デュプレックスのON/OFFとシフト方向、トーンスケルチ、トーン周波数、スキップ指定等もあわせて記憶できます。
| レギュラーメモリー | プログラムスキャンエッジ用 | オートメモリーライト用 | 
|---|---|---|
| 1000ch | 50ch | 200ch | 
手軽に携帯できるコンパクトボディ
サイズは58(W)×86(H)×27(D)mm、重量約185g(突起物を除く、アンテナ、アルカリ電池2本装着時)を実現。しかも、アウトドアでも安心して使える日常生活防水(JIS保護等級2 防滴Ⅱ形に相当)です。
シンプル操作設計
あらかじめ0.150~1309.995MHzの範囲を11バンドに分けBANDスイッチを押すだけで各バンドが簡単に選択できます。また、前面には、大型化した4つの主要スイッチを配し、明快で確実な操作を実現しています。
オートモード+オートチューニングステップ
周波数をセットするだけで、そのバンドにあったモードとチューニングステップを自動的に設定できる機能も備え、ビギナーの方でも簡単に操作できます。
多彩なスキャン機能
- フルスキャン
 - バンドスキャン
 - プログラムスキャン
 - オートメモリーライトスキャン
 - メモリースキャン
 - バンクスキャン
 - スキップスキャン
 - プラオリティスキャン
 - トーンスキャン
 
上記の9種類のスキャンを搭載しています。また、スキャンスピードはVFOモード時、30ch/秒を実現しています。
ポケットビープ®機能
トーンを含んだ信号を受信したとき、ピロピロという呼び出し音が鳴り、ベルマーク表示が点滅するポケットビープ®機能を搭載しています。
オートスケルチ機能
信号強度に応じてスケルチ設定を自動的に行うオートスケルチ機能を搭載。また、スケルチレベルは手動9段階とオープン(常にスケルチを開いた状態)にも設定できます。
その他の機能
- パワーセーブ機能
 - セットモード時のガイダンス表示
 - スケルチモニター機能
 - チャンネル表示モード
 - オートパワーオフ機能
 - タイマー付きLCDバックライト
 - 電池残量表示機能
 - ビープ音ON/OFF設定
 - ダイヤルスピード機能
 - キーロック機能
 - RFアッテネーター
 - デュプレックス通信の受信
 
仕様
| 周波数範囲 |  0.150~252.895MHz  255.100~261.895MHz 266.100~270.895MHz 275.100~379.895MHz 382.100~411.895MHz 415.100~809.895MHz 834.100~859.895MHz 889.100~914.895MHz 960.100~1309.995MHz  | 
		
|---|---|
| MODE | WFM/FM/AM | 
| アンテナインピーダンス | 50Ω不平衡 | 
| アンテナ端子 | SMA型 | 
| 受信方式 | トリプルスーパーヘテロダイン | 
| 中間周波数 | 1st266.7MHz、2nd19.65MHz、3rd450kHz | 
| メモリーチャンネル | 1250ch (スキャンエッジ、オートメモリーライトチャンネルを含む)  | 
		
| 受信感度(typ.) | FM 1.625MHz~4.995MHz : -10dBμ 5.000MHz~117.995MHz : -14dBμ 118.000MHz~246.995MHz : -15dBμ 247.000MHz~329.995MHz : -14dBμ 330.000MHz~469.995MHz : -15dBμ 470.000MHz~999.995MHz : -11dBμ 1000.000MHz~1309.995MHz : -9dBμ WFM 76.000MHz~108.000MHz : -1dBμ 175.000MHz~221.995MHz : -3dBμ 470.000MHz~770.000MHz : 0dBμ AM 0.495MHz~4.995MHz : 2dBμ 5.000MHz~29.995MHz : -3dBμ 118.000MHz~136.000MHz : -5dBμ 222.000MHz~246.995MHz : -5dBμ 247.000MHz~329.995MHz : -3dBμ  | 
		
| 選 択 度 | WFM  150kHz以上/-6dB AM/FM 15kHz以上/-9dB、30kHz以下/-60dB  | 
		
| 周波数分解能 | 5kHz,6.25kHz | 
| バッテリー | DC3V(単3形アルカリ電池×2) または、DC2.4V(単3形ニカド電池×2)  | 
		
| 外部電源の電圧 | DC6V±5% | 
| 接地方式 | マイナス接地 | 
| 消費電流 | 受信待ち受け時   100mAtyp. AF定格出力時 170mAtyp. パワーセーブ時(1:4) 41mAtyp.  | 
		
| 低周波出力 | 100mWtyp.(DC3V/8Ω/10%歪率時) | 
| バッテリーライフ時間 | ニカド電池約6時間 アルカリ電池約10時間 (FM-Wモード連続受信にて、AF出力約50mW時。 また、電池の種類や使用環境温度等により、使用時間は変化します。)  | 
		
| 低周波負荷インピーダンス | 8Ω | 
| 外形寸法 | 58(W)×86(H)×27(D)mm(突起物を除く) | 
| 重量 | 約185g(本体・アンテナ・電池を含む) | 
| 使用温度範囲 | -10℃~+60℃ | 
※定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
おもな付属品
- アンテナ
 - 普及型バッテリーチャージャー(BC-149、充電時間 15h)
 - 単3形ニカド電池×2本
 - ベルトクリップ
 - ハンドストラップ
 
イヤホン・スピーカー
生産終了品
SP-13
イヤホン
充電器
生産終了品
BC-149
普及型バッテリーチャージャー
電源ケーブル
キャリングケース
ソフトウェア
生産終了品
CS-R5
クローニングソフトウェア(英語版)
データ通信ケーブル
生産終了品
OPC-478
クローニングケーブル(RS-232Cタイプ)
取扱説明書
| 名称 | 製品名 | 補足説明 | 
|---|---|---|
| 取扱説明書 | IC-R5 | 
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
                      
                    防塵保護等級
| IP6x (耐塵形)  | 
                            バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 | 
|---|---|
| IP5x (防塵形)  | 
                            試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 | 
防水保護等級
| IPx8 (水中形)  | 
                            IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 | 
|---|---|
| IPx7 (防浸形)  | 
                            バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 | 
| IPx6 (耐水形)  | 
                            注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 | 
| IPx5 (防噴流形)  | 
                            注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 | 
| IPx4 (防まつ形)  | 
                            いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 | 



