アイコム株式会社の取り組みが第66回「前島密賞」を受賞
このたび、アイコム株式会社(本社:大阪市平野区、代表取締役会長兼社長:井上徳造)の非常災害時における被災地での非常通信確保への貢献について、公益財団法人通信文化協会より、第66回「前島密賞」を受賞しました。
当社の受賞は、以下の点が「被災自治体や住民への支援において、公共性が高く、被災地での信頼できる通信手段の確保、減災や復旧・復興のための活動に大きく貢献した」と評価され、受賞に至ったものです。
- 災害対策用移動通信機器の備蓄・貸し出し事業を2006年の開始当初から継続して総務省より受託し、東日本大震災時など交通網・物流網が寸断されるなか、当社製デジタル簡易無線などを自社車両で現地に輸送。適切・迅速に貸し出しを行ったこと。
- そのなかで、現地職員に運用方法を細やかにレクチャーするなど、スムーズな活用につなげるための取り組みを行ったこと。
当社は、今回の受賞を糧のひとつとして、今後も信頼性の高い通信機器やサービスを提供することで、災害時や非常時の安心・安全をサポートする企業として貢献してまいります。
<「前島密賞」について>
近代国家の建設にあたり、社会の基盤となる郵便や物流をはじめとしたネットワークを整備し、国民の暮らしに多大な利便性をもたらした前島 密の功績を記念した賞です。コミュニケ-ション分野でその精神を伝承発展せしめる目的で、公益財団法人通信文化協会によって昭和30年に創設され、昨年までにのべ約1000名、12団体に贈られてきた歴史ある賞です。