一部報道について(第二報)
本日未明、レバノンで当社ロゴの入ったシールが貼付された無線機が爆発したとの報道がありました。この事案について現時点で判明していることをご報告いたします。
報道されている当社無線機について
IC-V82は、当社が2004年から2014年10月にかけて中東を含む海外向けに生産・出荷していたハンディ型無線機です。約10年前に終売しており、それ以降本社からの出荷は行なっておりません。すでに本体を動作させるためのバッテリーの生産も終売しているほか、偽造品防止のためのホログラムシールが貼付されておらず、当社から出荷した製品かどうかは確認できません。
製品の流通について
海外向け製品については、当社正規販売代理店にのみ販売しています。また、この出荷については経済産業省が定める安全保障貿易管理の規定に基づく輸出プログラム(アイコム安全保障貿易管理プログラム)を策定したうえで出荷しており、厳格な輸出管理を行なっています。
製造について
当社の無線機は、すべて和歌山県にある生産子会社・和歌山アイコム株式会社でISO9001/14001/27001に基づく厳格な管理体制のもとで生産しており、規定の部品以外を使用することはございません。また、すべての無線機を同工場で生産しており、海外での生産は行なっておりません。
新しい情報が把握できましたら、あらためてホームページで公開いたします。