京都精華大学との産学連携授業に協力しています。

アイコムは、京都精華大学との産学連携授業として「プロダクトデザイン応用実習」に協力しています。無線機専業メーカーとして培った、ユーザビリティを踏まえたデザインアプローチや考え方を学生にレクチャーすることで、知見やデザインスキルを高めるサポートを行っています。

実習は4月から7月下旬にかけての約4か月間行われ、同大学デザイン学部プロダクトデザイン学科3年生の14人が参加し、アイコムが協力するのは今年で3回目です。このカリキュラムの中で、学生は無線機の使われ方の調査や分析を通じ、ユーザビリティを踏まえたコンセプト設計やラフスケッチ、3Dモデル制作を行い、各段階でプレゼンテーションをします。アイコムでは、商品デザインを担当するスタッフがデザインの実践的な考え方を伝えるほか、学生のデザインに対する助言や評価を担当します。

実習初日は大阪にあるアイコム本社で、スタッフが無線機の基本的な使い方や、デザイン・ユーザビリティの考え方を伝えたほか、ショールームを案内し、当社が開発したさまざまな無線機を紹介しました。学生は実際に無線機に触れながら、ボタン配置や操作感などを確かめている様子でした。