新規事業開発を目指し、事業構想大学院大学の「総合防災共創イノベーションプロジェクト研究」に社員2人を派遣。

アイコム(株)(大阪市平野区、代表取締役社長 中岡洋詞、東証プライム)は、事業構想大学院大学(東京・港区)が開催する、「総合防災共創イノベーションプロジェクト研究(第2期)」に社員2人を派遣し、新規事業開発を目指します。

社内公募で選出した社員2人は、2025年5月から2026年3月までの約1年間、総合防災に関心のある他企業と共同でプロジェクトに参加します。
自然災害にとどまらず、多様なリスクに対処することを目指す、「総合防災」に関する最先端の知識やビジネスモデルを他社の研究員とともに学ぶことで、無線技術の新たな可能性を模索し、防災に寄与する新規事業開発を目指します。

無線機の、同時に即座に多くの人に無線機単独で情報伝達ができる、「同報性」・「即時性」・「インフラに頼らない」という強みは、特に災害時などにこれまで重宝されてきました。携帯電話や衛星通信などの新たなコミュニケーションツールが普及した現在においても、無線機へのニーズは根強いものです。

一方、変化する市場環境を踏まえ、今後も社会に貢献する企業であり続けるための事業戦略の一つとして、本取り組みを通じ、これまで培った無線技術を生かした新規事業の開発を目指します。

また、技術革新が進む市場に対応するためのリスキリングを促す狙いもあり、事業構想大学院大学を活用してのリスキリングとしては本取り組みが第2弾となります。