ホテルの業務連絡の通信インフラとして、Wi-Fiトランシーバーを活用。
当初は導入していなかった部署にも利用を広げたい。
既存の端末を活かしながら、必要な分だけ無理なく導入したい。
和装で働くスタッフから、イヤホンマイクをワイヤレスにしたいという声があった。
宿泊施設
Wi-Fiトランシーバー
ホテルの業務連絡の通信インフラとして、Wi-Fiトランシーバーを活用。
当初は導入していなかった部署にも利用を広げたい。
既存の端末を活かしながら、必要な分だけ無理なく導入したい。
和装で働くスタッフから、イヤホンマイクをワイヤレスにしたいという声があった。
便利さが部署を越えて広がる。
当初、導入していなかった部署にも利用を広げ、運用台数は50台から90台以上に拡大。部署間の連携を強化できた。
新旧モデルが同じネットワーク上で混在運用できる。
新モデルは必要な分だけ、既存の端末は引き続き活躍させながら、段階的な導入が可能。
Bluetooth®機能など、新しいニーズにも対応できる柔軟性。
ワイヤレスヘッドセットを使いたいスタッフにはBluetooth®機能に対応した新モデルIP110Hを導入し、 柔軟な選択ができた。
特定小電力トランシーバー/デジタル簡易無線だと…
建物の構造上、別館から本館まで直接電波が届かない場所があった。同時通話、割り込み通話ができない。
スマートフォンアプリだと…
スマートフォンは寿命が短く、故障やバッテリー劣化のリスクがある。アプリのインストールなど、 端末ごとのセットアップ作業も発生し、運用管理の手間が大きい。
Wi-Fiトランシーバーなら…
館内にある無線LAN(Wi-Fi®)をそのまま利用するため、電波が届きにくい場所をなくすことができる。専用端末のため、本体を渡すだけで運用できる。堅牢で故障のリスクも少ない。月々の通話料もかからない。既存のネットワークや、これまで使っていた端末(IP100H)もそのまま活かしながら、新しいモデル(IP110H)を追加することができた。
ホテル木暮
木暮 啓春 様
――Wi-Fiトランシーバーを導入するにあたり、どのような課題があったのでしょうか。
地下2階から地上7階におよぶ本館と別館の大浴場を抱える当館では、スタッフ間の迅速でシームレスな情報共有が課題となっていました。以前使用していた特定小電力トランシーバーやデジタル簡易無線ではカバーエリアに限界があったため、館内全域を網羅できるWi-Fiトランシーバーを採用しました。
施設内のアクセスポイントを経由して通信するため、館内の隅々まで途切れることなく、どこからでもストレスのない会話が行える環境が整いました。現場での利便性が広く認知されたことで、バックオフィス以外の全部署へも利用が広がり、導入当初の50台から今や90台を超える端末が現場で活躍しています。
――実際の運用について教えてください。
以前は本館から離れた大浴場や露天風呂まで電波が届かず、情報伝達の遅れが大きな課題でした。フロントは目の前のお客様への接客対応を最優先するため内線電話がつながりにくく、緊急時には遠く離れたフロントまで直接出向く必要があったほどです。
しかし、館内全域をカバーするWi-Fiトランシーバーを導入してからは、呼びかければ誰かが即座に応答してくれる環境へと一変。人数の少ない夜間でも確実に連絡が取れるため、より安心して巡回業務を行えるようになりました。
当館では、部署や担当ごとに10以上のトークグループに分けて運用し、不要な通話を全体に流さないようにしています。自局以外のグループへ伝える際は本来、本体のグループ設定の切り替えが必要ですが、Wi-Fiトランシーバーを既存のPBX(電話交換機)と連動させることで、目の前の受話器から内線番号をダイヤルするだけで各グループと直接会話が可能になりました。様々な部署と連携するフロント業務の効率化に特に貢献しています。また内線網を営業スタッフの携帯電話とも相互接続したことで、外出先から館内の端末へ直接連絡を取ることもでき、大変重宝しています。
大浴場からエントランスまで全館をカバー
Wi-Fiトランシーバーで館内スタッフとスムーズに連携
――新しい端末「IP110H」を導入された経緯を教えてください。
和装で働くスタッフの間で、身につける際にマイクのケーブルが引っかかってしまうことが日々のプチストレスになっていました。
その課題を解消してくれたのが、Bluetooth® 機能を備えたIP110Hです。ワイヤレスで手軽に装着できるうえ、本体にアンテナの突起がないため帯の太鼓へもスムーズに収まります。さらに、前モデルのIP100Hと混在させて使用できるため、既存システムを変えることなく、必要な分だけ段階的に追加導入できたことも大変助かりました。
和装でも装着しやすい
Bluetooth®機能対応
――Wi-Fiトランシーバーの魅力を教えてください。
やはり、多人数での同時通話や割り込み通話ができる点に大きな魅力を感じています。例えばルームサービスの呼び出しに対して、指示を受けたスタッフより近くにいる別のスタッフが機転を利かせて「私が伺います」と交代するなど、スピーディーなフォロー体制が定着しました。
音質の明瞭さも圧倒的です。言葉がクリアに届くのはもちろん、環境音や声の抑揚といった細かなニュアンスまで伝わるため、相手の状況に合わせた的確な判断が可能になりました。
あわせて、通信エリアの設計自由度が高い点も見逃せません。エリアが重なり合う場所にアクセスポイントを増設しても、チャンネル設定を分けることで干渉を回避できるため、不感地帯の解消や将来的なエリア拡張を容易に行える点が非常に助かっています。
クリアな音質で、声の抑揚や細かなニュアンスまでしっかり伝わる
スムーズな情報共有を実現
ホテル木暮様は、安土桃山時代に創業の歴史ある宿です。その規模は、地下2 階から地上7 階に客室数が111 部屋、500名収容可能なホール・宴会場が3つと伊香保温泉最大級。
また、北関東最大級の大浴場と伊香保温泉の源泉の1/4(毎分1000リットル)を引き込む豊かな湯量を誇る温泉宿としても高い評価を得ておられます。
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※記事中に記載した組織・役職・所属および数値等は、但し書きがあるものを除き、すべて2026年9月現在のものです。
※Bluetooth標準規格に適合していても、機器の仕様や設定により、本製品と接続できないことがあり、すべての動作を保証するものではありません。