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ワイヤレスアクセスポイント
AP-5500
ダイキャストの堅牢ボディを採用した屋外設置対応の無線LANアクセスポイント。
- オープン価格
屋外で使用できる無線LANアクセスポイント
本体は耐候性に優れたダイキャストケースを採用。屋内外のあらゆる場所で無線LANアクセスポイントを使用できます(JIS保護等級4防まつ形相当)。
802.11g(Super G)対応
無線LAN規格802.11g準拠に加え、高速化技術の「Super G※」に対応していますので、より快適なデータトラフィック環境を構築できます。
本製品に採用している米国Atheros Communications社製無線LANチップセットが搭載する無線LAN高速化技術です。
タグVLAN対応
無線LAN/有線LANを含めたネットワークにおいて、見かけ上の接続形態に依存せずに、任意の端末を組み合わせて仮想的なネットワークグループを構築できるVLAN(Virtual LAN)機能に対応。無線LANにおいて最大17のVLANグループを構成できます。本体に、無線LANのグループ通信機能SSIDとVLAN IDを組み合わせて設定すれば、パケットに挿入されるVLAN IDなどの情報を含むタグを基に通信を制御します。
・ IEEE802.1Q準拠のスイッチングハブなどと併用してVLANを構築できますが、対応製品などは事前にご確認ください。
QoS(WMM)機能対応
無線LAN通信のQoS(Quality of Service)として、WMM(Wi-Fi Multimedia)機能に対応。 Wi-Fi Allianceが規定する本機能は、音声、ビデオ、ベストエフォート、バックグラウンドの4種類の順位に応じた優先制御により、マルチメディアネットワークの性能が向上します。
・ WMM機能はSuper AG機能と併用できません。
高度なセキュリティ機能を搭載
WPA2※1、WPA※1、IEEE802.1X/EAP※2に対応していますので RADIUSサーバを併用した高度なユーザ認証セキュリティシステムが構築できます(使用する暗号化方式はAES/TKIPから選択可能<802.1XではWEP>)。またRADIUSサーバを用いない暗号化認証方式WPA2-PSK※1、WPA-PSK※1も搭載しています。さらに暗号化セキュリティ機能として強固なOCB AES、普及タイプのWEPが使用できます。
※1 端末側の対応OSはWindows® XP SP1以降およびWindows® XP Wireless Protected Accessサポート修正プログラムをご使用ください。
※2 端末側の対応OSはWindows® XP、Windows® 2000 SP4以降です。
・ EAPはEAP-TLS/EAP-TTLS/PEAPに対応。
・ WPA2、WPAの同時使用モードに対応。
2本の外付けアンテナに対応可能
外付けアンテナは2本まで対応可能。ダイバーシティー方式による、より安定した通信が行えます。
メディアコンバータ内蔵可能
メディアコンバータを内蔵可能ですので、光ファイバー回線に接続して使用できます。
PoE対応製品への電源供給機能
PoE出力機能が搭載可能です。他の当社製PoE対応製品にLANケーブルを介して電源供給を行うことができます。AP-5500本体はAC100V仕様です。
SA-3のおもな定格
入力電源 | DC12V±5%(付属のACアダプターを使用) |
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出力電源 | DC48V±4.8V(対応機器接続時) DC約3V(無負荷時) |
供給電源 | 約10W |
動作環境 | 0℃~+45℃(結露しないこと) |
外形寸法 | 110(W)×71(D)×36(H)mm(突起物を除く) |
重量 | 約130g(本体のみ) |
付属品 | ACアダプター |
SA-3は802.3af準拠ではありません。
本製品をつないで利用できる装置は当社指定の対応機種に限ります。
その他の機能
- 無線LAN
- 送信出力可変
- 負荷分散(接続台数制限)
- 11g保護機能
- 無線端末間通信禁止機能
- ローミング機能
- MACアドレスフィルタリング
- SSID(ANY接続拒否)
- RTS/CTSスレッシュホールド
その他- SNMP対応
- DHCPサーバー(静的も可能)
- SYSLOG
- NTPクライアント(内部時計自動設定)
- ファームウェアのバージョンアップ機能
- Webブラウザ/TELNETメンテナンス/シリアルコンソール(専用のシリアルケーブルOPC-1516〈オプション〉が必要)
- 管理者パスワード設定
- 管理者IP登録
無線LAN部(IEEE802.11g/b)
サポート規格 | IEEE802.11g/IEEE802.11b準拠 〈国内標準規格〉ARIB STD-T66 |
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伝送方式 | (802.11g)直交周波数分割多重方式(OFDM) 単信 (802.11b)直接スペクトラム拡散方式 単信 |
使用周波数範囲 | 2400~2483.5MHz(全13ch) |
通信速度 | (802.11g)54Mbps(理論値) (802.11b)11Mbps(理論値) |
最大伝送距離(見通し) | (簡易ホイップアンテナにて当社無線LANカードとの通信時) (802.11g)室内/オープンスペース 約30m (802.11b)室内 約30m、オープンスペース 約70m |
セキュリティ | WEP(64/128/152bit)、MACアドレスフィルタリング(最大登録台数256台)、IEEE802.1X/EAP対応、WPA-EAP/WPA-PSK(使用する暗号化方式はAES/TKIP)、 |
グループ通信 | SSID(ANY接続拒否) |
送信出力 | 10mW/MHz以下 |
LANポート部
サポート規格 | IEEE802.3/IEEE802.3u準拠(10BASE-T/100BASE-TX) |
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インターフェイス | RJ-45型×1(LANケーブル付き) |
光ファイバーポート部(メディアコンバータ搭載使用時)
サポート規格 | IEEE802.3u準拠(100BASE-TX) |
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インターフェイス | SCコネクタ×1(光ファイバーケーブル付き) |
PoE供給部(PoE給電機能搭載仕様時)
サポート規格 | IEEE802.3 準拠(10BASE-T) |
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インターフェイス | IEEE802.3u準拠(100BASE-TX) |
シリアルポート部
サポート規格 | RS-232C準拠 |
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インターフェイス | RJ-45型×1 |
シリアルポート部(シリアルコンソール)
サポート規格 | RS-232C準拠 |
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インターフェイス | RJ-11型×1 |
一般仕様
本体設定 | Webブラウザ/TELNET/シリアルコンソール(別売のOPC-1516が必要) |
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電源 | AC100V±15% |
消費電流 | 40VA以下 |
PoE供給電源 | 最大約10W(PoE給電機能搭載時) |
防水レベル | JIS保護等級4(防まつ形)相当 |
使用温度範囲 | -5℃~+50℃(常時通電時) |
外形寸法 | 328(W)×116(D)×262(H)mm(突起物を除く) |
重量 | 約7.5kg(ダイバーシティー構成/PoE給電部搭載/メディアコンバータ搭載/標準取付金具/本体直付けケーブル3m使用時) |
アンテナコネクタ | SMA型×2 |
ケーブル長 | 電源/ネットワークともにカスタマイズ可能 |
適合マスト径 | φ40~60mm(標準取付金具使用時) |
付属メニューソフト対応OS | Windows® XP、Windows® 98SE、Windows® Me、Windows® 2000 |
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
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安全上のご注意 | AP-5500 | |
設置工事説明書 (LANケーブル仕様) | AP-5500 | Ver 2.00 |
設置工事説明書(光ケーブル仕様) | AP-5500 |
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |