構築例
IEEE802.11b/g/nに対応
IEEE802.11b/g/nに準拠しており、2.4GHz帯の13チャンネルを使った通信が可能です。
3つのイーサネットポートを搭載
3つのイーサネットポートを搭載し、その内1つはWAN/LAN切替が可能。 WAN設定時はルーターとして動作させることができます。
ポートベースVLAN機能を搭載
LANコネクターを単位として物理的なネットワークグループを構成できるポートベースVLANを搭載しています。 ポート単位でネットワークを分割し、セキュリティーを高めることができます。 また、タグVLANにも対応しています。
LED消灯モードを搭載
電源の状態などを表示するLEDの明るさを抑える、消灯モードを搭載。 部屋の消灯時にも目立ちません。 また、アンテナを内蔵したほか、壁掛け金具を付属しており、場所を選ばず設置できます。
設置・設定・管理がかんたん
WPS機能に対応しており、セキュリティーを含めた無線LAN設定をかんたんに行なうことができます。 また、あらかじめUSBメモリーに設定を保存しておき、本体のUSBポートに接続して起動することで、 設定内容を自動的に本体に反映させて起動できます。 さらに、WEBブラウザーを利用した設定変更やデータの初期化、ファームアップに対応。 SNMPによる管理にも対応しています。
セキュリティーに優れた設計
従来の当社アクセスポイント製品よりも出力を抑え、電波の到達範囲をあえて狭めています。 たとえば、ホテルの客室など近接した場所に複数のアクセスポイントを設置するときなどのセキュリティー向上を図ることができます。 また、IEEE802.1Xによる高度なセキュリティーや、WPA・WPA2(TKIP/AES)にも対応しています。
PoE対応ポートを装備
WAN/LANポートはIEEE802.3afに対応しており、AC電源のない場所でもLANケーブル1本で給電することができます。
※ 電源供給にはSA-4などIEEE802.3af対応の電源ユニットまたはPoE対応HUBが必要です。
無線LAN部
サポート規格 | IEEE802.11b/g/n準拠 |
---|---|
伝送方式 | (802.11b) 直接スペクトラム拡散方式 単信 (802.11g/n) 直交周波数分割多重方式(OFDM) 単信 |
使用周波数範囲 | 2.4GHz |
チャンネル数 | 通常モード=13チャンネル / 40MHzモード=9チャンネル |
通信速度(理論値) | 150Mbps / 54Mbps / 11Mbps |
最大伝送距離(見通し) | 約10m (室内見通し) / 約30m (オープンスペース) |
セキュリティー | WPA2、WPA、WPA2-PSK、WPA-PSK、IEEE802.1X/EAP、 WEP(64/128/152bit) |
対応プロトコル | TCP/IP (IPv4) |
グループ通信 | SSID |
アンテナ | 内蔵アンテナ |
有線LAN部
インターフェース | 10BASE-T/100BASE-TX対応 RJ-45型コネクタ (MDI/MDI-X自動判別) ×2 |
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通信速度(理論値) | 100Mbps/10Mbps |
有線WAN/LAN部
インターフェース | 10BASE-T/100BASE-TX対応 RJ-45型コネクタ (MDI/MDI-X自動判別) ×1 |
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通信速度(理論値) | 100Mbps/10Mbps |
その他インターフェース
設定用 USBインターフェース |
USB1.1準拠 USBコネクター (TypeA) |
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ユーザーインターフェース | LEDランプ (消灯モード搭載)、MODEボタン、WPSボタン |
一般仕様
本体設定 | Webブラウザ/TELNET/WPS/USBポート |
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電源 | DC12V±10% (ACアダプター〈付属または別売品〉は、AC100V±10%) (PoEは、IEEE802.3af準拠) 最大12W (付属または別売品のACアダプター使用時) 最大10W (PoE使用時) |
使用温度範囲 | 0℃~+40℃ (結露しないこと) |
外形寸法 | 120(W)×103(D)×29(H)mm (突起物を除く) |
重量 | 約230g (本体のみ) |
・ 記載している通信距離は通信環境により異なる場合があります。
・ 記載している通信速度は理論最大値ですので実効速度は通信環境により異なります。
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
おもな付属品
- ACアダプター (複数台同梱バージョンには付属しません)
- 壁面取り付けプレート MB-102
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
---|---|---|
接続ガイド Ver.2.05 | AP-80HR | |
ご注意と保守について | AP-80HR | |
取扱説明書 Ver.2.25 | AP-80HR |
ファームウェアなど
種類 | 製品名 | バージョン | 公開日 |
---|---|---|---|
ファームウェア | AP-80HR | Version 2.28 | 2018.01.23 |
よくあるご質問
AP-90MR/AP-90M/AP-900/AP-80HR/AP-80M/AP-88C/AP-9000/AP-8000/AP-800/AP-80
- VLANを使用せず、1台のアクセスポイントでゲスト用とオフィス用を別々に運用したいです。可能ですか。
パケットフィルターにより可能です。別々のSSIDを設定していただき、それぞれで端末同士の通信を遮断したり、ブロードバンドルーター以外に通信できないようにすることができます。詳細な設定方法については取扱説明書をご覧ください。
- 更新日時
- 2017/05/29
- 文書ID
- 1122
AP-90MR/AP-90M/AP-900/AP-80HR/AP-80M/AP-9000/AP-8000/AP-800/AP-80
- WEB認証機能により、端末が無線接続後、特定のページを開くようにすることはできますか。
認証ページで認証後、特定のページを開くように設定することは可能です。ただし、認証ページを無くすことはできません。
- 更新日時
- 2017/05/29
- 文書ID
- 1123
AP-90MR/AP-90M/AP-900/AP-80HR/AP-80M/AP-9000/AP-8000/AP-800/AP-80
- アクセスポイントに無線接続した端末が、ブロードバンドルーター以外にアクセスできないようにすることは可能ですか。同一ネットワーク上にあるファイルサーバー等にはアクセスできないようにしたいです。
パケットフィルターにより可能です。設定方法については取扱説明書をご覧ください。
- 更新日時
- 2017/05/29
- 文書ID
- 1124
AP-95M/AP-9500/AP-90MR/AP-90M/AP-80HR/AP-80M/AP-9000/AP-8000/AP-80
- 他社のアクセスポイントとAP間通信は可能ですか。
弊社製アクセスポイントは他社製アクセスポイントとのAP間通信に対応しておりません。また弊社製アクセスポイント同士であっても、機種の組み合わせによってはAP間通信に対応しておりません。
- 更新日時
- 2017/05/29
- 文書ID
- 1126
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |