4者同時通話が、クレーン作業等でのチームワークを強化。コンパクト&タフな、プロ仕様のトランシーバー。
IC-5030は、緻密な連携が欠かせないクレーンの玉掛け、測量、保線作業などで活躍する、同時通話型トランシーバーです。電話のように「話す」と「聞く」が同時にできるため、必要なタイミングでの迅速な連絡を可能にします。さらに、親機なしで4者の同時通話に対応。チームでの共同作業時も、スムーズな意思伝達を実現し、業務の効率や安全性を向上します。
また、本機は、携帯しやすい軽量&コンパクトボディを実現。過酷な環境下でも安心の堅牢性も備えています。加えて、本体天面のディスプレイは、反転表示機能を搭載し、装着した状態でも、すぐにチャンネル等の確認が可能。作業で使いやすい、プロ仕様のトランシーバーです。
電話のようにリアルタイムで話せる同時通話に対応
IC-5030は同時通話に対応。電話のように「話す」と「聞く」が同時にできるため、リアルタイムな会話が可能です。送受信の切り替え操作も不要なので、必要なタイミングで、すぐに通話できます。クレーンの玉掛け、測量、保線作業など、作業員間の緻密な連携が求められるシーンで威力を発揮します。
チームでの高度な連携を実現する最大4者の同時通話
4者同時通話※により、複数人での円滑な情報共有が可能です。クレーンオペレーターと複数の作業員、保線工事監督者と点検/補修担当者など、チームでの共同作業時における、業務効率と安全性を向上します。親機不要で2者/3者/4者同時通話ができるため、シンプルな構成で高度な連携を実現します。
4者同時通話モード時、グループの誰か一人が通話圏外に出ている、あるいは電源を切っている場合、残りのメンバー間でも通話ができなくなります。
極めて低遅延の通話が可能
通信方式には、音声遅延の少ないアナログ方式を採用※。デジタル方式のような音声の遅延を感じることはありません。よりシビアな連携が必要とされるシーンに対応できます。
Bluetoothヘッドセット使用時は、Bluetooth通信部のみデジタル方式を使用。
同時・中継・交互すべての通話方式に対応
同時通話のほか、交互に送話する交互通話、中継装置を経由して広範囲をカバーする中継通話に対応。中継通話では、IC-5030が中継装置としても動作します。そのほか、同報通信に対応した送信専用モードを搭載。目的に応じて使い分けることができます。
工事現場など過酷な環境下でも安心の堅牢性
内部シャーシに高剛性なアルミダイキャスト、外装に耐衝撃性の高いポリカーボネートを採用しています。これにより、工事現場などの過酷な環境下でも、高い堅牢性を発揮します。
土埃や雨を気にせず使えるIP67※防塵・防水性能
最高水準の防塵・防水性能IP67※を実現。土埃が舞う環境や雨天でも気にせず使えます。
バッテリーパックを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1㎥あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないこと。また、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。
作業の妨げにならない軽量・コンパクトボディ
約58.0(W)×84.9(H)×23.1(D)mm(突起物を除く)※のコンパクトボディは、わずか約150g※と非常に軽量。スリムな設計で胸ポケットや腰回りにもすっきりと収まり、作業時も動きを妨げません。
BP-319装着時。
装着時も見やすい天面のディスプレイ
天面にディスプレイを配置しているので、腰や胸元にトランシーバーを装着した状態でも表示の確認が可能です。さらにチャンネル表示を上下反転して、正しい向きでチャンネルを確認できる、反転表示機能を搭載しています。
Bluetooth®通信機能により、ケーブルレスでの使用が可能
Bluetooth®機能に対応したヘッドセットやイヤホンマイクロホンとワイヤレスで接続が可能。コードやボタン操作を気にせず活用できます。
IJKP-HM-01-SW
Bluetooth® 空気伝導ヘッドセット
(アイコム情報機器株式会社 取扱商品)
OPENCOMM2 PTT FOR ICOM
Bluetooth® 骨伝導ヘッドセット
(アイコム情報機器株式会社 取扱商品)
※OpenComm2 2025 Upgradeは無線機に使用できません。
Bluetooth標準規格に適合していても、機器の仕様や設定により、本製品と接続できないことがあり、すべての動作を保証するものではありません。
充電端子にUSB Type-C™を採用
充電端子にはUSB Type-C™を採用しています。ACアダプターにUSBケーブルをつないで、卓上充電器なしで充電が可能です※。また、USB Type-C™端子で充電しながら、通話することもできます。
充電用USBケーブルOPC-2480(オプション)、ACアダプターBC-258(オプション)が必要。
ハードケースを装着したまま充電可能
付属のハードケースは、装着したままで、1口タイプ急速充電器BC-275(オプション)での充電が可能※。ケースを着脱する手間が省け、無線機の充電/持ち出しをスムーズに行えます。
また、BC-275は最大4台まで連結して充電が可能です。背面にUSB出力端子を搭載し、Bluetooth®用ヘッドセット等のUSB Type-C™ケーブルでの充電にも対応しています。さらに、マイクロホンやBluetooth®ヘッドセット等を置けるマイクハンガーも装備しています。
1台で使用する場合は充電器用ACアダプターBC-216(オプション)、複数台連結して使用する場合は充電器用ACアダプターBC-228(オプション)が必要。
通話の秘匿性を高める秘話機能を搭載※
通話の秘匿性を高める秘話機能を搭載。通話内容が第三者に漏れにくくなります。
4者同時通話モード時を除く。
使用者や環境にあわせてマイク感度を5段階で調整可能
マイクの入力レベルを5段階で設定できるマイク感度調整機能を搭載。使用者の声量の違いや周辺の環境音に関わらず、一定の出力を保つのに役立ちます。
目的に応じて送信出力の切替が可能
送信出力を10mW・1mWに切り替え可能※。目的に応じて使い分けができます。
中継交互通話/中継装置モード時は、01ch ~ 18chに設定した場合のみ切り替えが可能。交互通話、3者/4者同時通話モード時は、1mW固定となります。
使用時間
| BP-319使用時 | 1mW時 | 約16時間30分※ |
|---|
2者同時通話(複信)モードにおける連続通話時。
従来機との同時通話の互換性を確保
従来機となるIC-5020 / IC-MS5010との2者同時通話が可能です。当社の既存の同時通話システムを活かして、増設することができます。
その他の機能
- 誤操作を防げるキーロック機能
- ノイズを低減するコンパンダ機能
- 設定内容を本製品に保存することで、リセット操作しても元の設定内容に戻せるレストア機能
- 空きチャンネルを自動的に検索して通話を行うMCA機能
主な定格
| 通信方式 | 単信方式・半複信方式・複信方式・同報通信方式 | |
|---|---|---|
| チャンネル数 | 単信20ch、半複信27ch、複信27ch+1ch(制御ch) | |
| 電源電圧 | 電池端子 |
DC 3.6V±10% |
| 外部端子(USB Type-C™) | DC 5.0V±5% | |
| 送信出力 | BP-319使用時 | -10~+50℃ |
| BC-258(USB給電)使用時 | +10~+40℃ | |
| 消費電流 | 送信 |
140mA以下(単信/半複信時)、220mA以下(複信/4者同時通話/中継装置時)、290mA以下(3者同時通話時) |
| 受信(AF最大時) | 140mA以下(単信/半複信時)、220mA以下(複信/4者同時通話/中継装置時)、290mA以下(3者同時通話時) | |
| 使用温度範囲 | -10℃~+50℃ | |
| 音声出力 | 10mW以上(負荷インピーダンス33Ω,60%変調 10%歪時) | |
| 防塵・防水性能 | IP67(BP-319装着時) | |
| 外形寸法 | 58.0(W)×84.9(H)×23.1(D)mm(突起物を除く/BP-319装着時) | |
| 重量 | 約150g(BP-319装着時) | |
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
付属品
- リチウムイオンバッテリーパック(BP-319)
- キャリングケース(LC-206)
- 保護カバー(9ピンコネクター用)
マイクロホン
PTT/VOXケーブル
ベルトクリップ
ストラップ
キャリングケース
ケーブル
製品カタログ
| カタログ名 | ファイルサイズ |
|---|---|
| IC-5030 | 1.28MB |
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
| IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
|---|---|
| IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
| IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
|---|---|
| IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
| IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
| IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
| IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |



