クラスを超越した圧巻の性能、リアルタイムスペクトラムスコープ
IC-7300のリアルタイムスペクトラムスコープは、分解能、スイープスピード、ダイナミックレンジ等、全てにおいて圧倒的なスペックを備えています。受信音を聞きながら空き周波数の確認やバンドコンディションの把握はもちろん、目的の信号に素早くアクセスすることが可能です。IC-7300なら、高性能なリアルタイムスペクトラムスコープを活かした高度な運用を楽しんでいただくことができます。
リアルタイムスペクトラムスコープ性能
ウォーターフォール表示にも対応
ウォーターフォール表示により、受信信号の履歴を時系列で確認したり、スペクトラムスコープだけでは判別し難い微弱な信号を視認したりすることが可能。さらに、スペクトラムスコープと同時に表示することで、バンドの状況、空き周波数の情報を、より詳細に知ることができます。高性能なスペクトラムスコープとウォーターフォール表示により、微弱なDX局の信号を見逃すことなく、IC-7300の信号性能を最大限に引き出し、交信の可能性を高めます。
オーディオスコープを搭載
IC-7851やIC-7700等の高級機にも搭載されているオーディオスコープを搭載。送受信音のFFTスコープ、オシロスコープの表示が可能です。相手局の送信波の変調特性や自局のマイクコンプレッサー効果確認、受信音のスペクトラム表示によるフィルター幅やノッチの特性を目で確認するなど、多彩に活用することができます。さらに、オシロスコープではCWのキーイング波形を視認することもできます。
デジタル技術の粋を結集した 「RFダイレクト・サンプリング方式」を採用
長年にわたり蓄積してきたデジタル技術とそのノウハウを結集し、アイコムが他社に先駆けて採用したのが、新開発のRFダイレクト・サンプリング方式です。このRFダイレクト・サンプリング方式では、RF信号を直接デジタル信号に変換することで、複雑なアナログ処理をFPGAで一括処理しています。これにより従来のダブルスーパーヘテロダイン方式よりも回路構成が大幅にシンプルになりました。アイコムが採用したRFダイレクト・サンプリング方式は、高性能なリアルタイムスペクトラムスコープ、優れた基本性能、クラスを超越するRMDR/送信波のフェーズノイズ特性を実現するなど、アマチュア無線機の新時代を担う技術です。
新機能「IP+」を搭載
RFダイレクト・サンプリング方式の性能をフルに引き出し、受信IMD性能を向上させる新機能「IP+」を搭載。強信号入力時にADコンバーターの動作を最適化し、IP3を向上させます。
クラスを超越するRMDR/フェーズノイズ特性を実現
大型HF機と比較すると、IC-7300のようなコンパクト機ではRMDRや送信波のフェーズノイズの特性についてはある程度妥協せざるを得ませんでした。しかし、RFダイレクト・サンプリング方式を採用することにより、IC-7300においても高級機並みに理想とする性能を追求することが可能となりました。その結果、従来の同クラスを超越するRMDR/送信波のフェーズノイズ特性を達成。下記比較図の通り、RMDRは97dB※(代表値)、送信波のフェーズノイズにおいてはIC-7200比で約15dB(1kHz離調時)の改善を実現しています。また、この優れたフェーズノイズ特性は送信のみな らず受信のクオリティ向上にもつながっています。
※1kHz離調(受信周波数:14.2MHz、MODE:CW、IF BW:500Hz)
RMDRとは : RMDR(Reciprocal Mixing Dynamic Range)とは「受信回路のLOに付随するフェーズノイズにより近接 する強入力信号からのブロッキングの影響で、受信感度がどの程度悪化するか」の指標。数字が大きい程ブロッキングの影響が少ないことを示します。一般的にLOのフェーズノイズが小さいほど、この特性が優れています。
帯域外の信号を効率よく減衰させる15分割のBPF
IC-7300のBPF(バンドパスフィルター)は高級機に匹敵する15分割。RF段でバンド外の妨害信号を確実に減衰させます。しかも、High-Qコイルを使用することで、高級機レベルの特性を実現しています。
コンパクトなボディにオートアンテナチューナーを内蔵
幅240mm×高さ94mm×奥行238mmのコンパクトなボディにアンテナチューナーを内蔵しています。また、同調のとれるアンテナがない場合でも、非常時には送信が可能(送信出力など制限あり)になるチューニング拡張機能も新たに搭載しています。
操作性を向上させるマルチダイヤルを採用
マルチダイヤル&タッチにより、各種項目の設定操作が格段にスピーディになります。マルチダイヤルを押すと画面の右端にメニューを表示、そのメニューにタッチして項目を選択しマルチダイヤルを回してレベルを調整します。
タッチ操作対応の大型カラーTFT液晶ディスプレイを装備
IC-7300の4.3インチ大型カラーTFT液晶は、タッチ操作に対応しています。周波数やモードはもちろん、フィルターなど各種項目をスピーディに設定することができます。従来機では手間がかかっていたメモリーネーム等の入力も、タッチパネルのソフトキーを使えばストレスなく行えます。
FT8の運用に必要な項目の簡単設定を実現。
FT8を、より快適に楽しんでいただくために、FT8の簡単設定を実現しました。[プリセット]画面からFT8を選ぶだけで、必要な項目を一括で設定することが可能です。さらに、FT8から通常モードに戻る際も[通常]を選ぶだけ。スムーズな切り替えが可能です。
また、プリセットの3~5には、新しいプリセット情報を書き込むことが可能。SSTVはもちろん、将来の新しいデジタルモードにも対応することができます。
聞き取やすい高音質を実現
大型のマグネットを備えた新しいスピーカーユニットを採用。さらにアルミダイキャストケースに音響を考慮したスピーカー専用のスペースを確保することで、大音量でも歪みの少ない聞き取りやすいクリアな音質を実現しています。
SDカードスロットを搭載
交信の録音、RTTYデコードのログ、表示画面のキャプチャー画像等をSDカードに保存することができます。また、ボイス送信用に音声の保存も可能。さらに無線機の設定も保存することができるので、オペレーターが代わってもSDカードを差し替えるだけで、各自がすぐに好みのセッティングで運用することができます。
PCリモートシャック対応&CI-Vによる電源コントロールが可能
リモート運用(遠隔操作)を可能にするIPリモートコントロールソフトウェアRS-BA1 Version 2 (オプション)に対応。また、CI-V/LANにより、IC-7300の電源ONとスタンバイ(待機状態)を切り替えることができます。
RS-BA1 Version 2(オプション)の主な特長
- LANやインターネット経由の遠隔操作と音声のハンドリングが可能。
- リアルタイムスペクトラムスコープやウォーターフォールの表示が可能。
- 混信除去機能やフィルターの設定など、ほとんどの機能を遠隔操作することが可能。
- 受信信号の強度やSWR値等の情報もパソコンモニター上に表示。
- パソコン間(PC側と無線機側)のネットワークトラブル時には送信を自動ストップ。
(RS-BA1 Version 2 は最新のファームにアップデートする必要があります)
発展性も抜群の充実したインターフェース
USB端子(CI-V、オーディオ、IF出力)、ALCジャック、SENDジャックなど、インターフェースが充実しています。リモート操作、リニアアンプの接続等、より高度な運用を求めるユーザーのニーズにも対応しています。
その他の機能
- 長時間の運用をサポートする大型のクーリングファン
- 送受信に対応した音声録再機能
- RTTYデコードログ機能
- 表示画面キャプチャー機能
- マルチメーター表示
- メモリーチャンネル101ch(通常メモリー99ch、スキャンエッジ2ch)
- マルチメーター表示
- CW受信リバース機能をはじめとした多彩なCW機能群 他
一般仕様
周波数範囲 | 受信周波数 |
<動作範囲> |
30kHz~74.800MHz |
---|---|---|---|
<保証範囲> | 500kHz~29.9999MHz 50.000MHz~54.000MHz |
||
送信周波数 | 1.800MHz~1.875MHz 1.9075MHz~1.9125MHz 3.500MHz~3.580MHz 3.599MHz~3.612MHz 3.662MHz~3.687MHz 3.702MHz~3.716MHz 3.745MHz~3.770MHz 3.791MHz~3.805MHz 7.000MHz ~ 7.200MHz 10.100MHz ~ 10.150MHz 14.000MHz ~ 14.350MHz 18.068MHz ~ 18.168MHz 21.000MHz ~ 21.450MHz 24.890MHz ~ 24.990MHz 28.000MHz ~ 29.700MHz 50.000MHz ~ 54.000MHz 4630kHz |
||
モード | SSB、CW、RTTY、AM、FM | ||
メモリーチャンネル数 | 101ch (スプリット99ch+スキャンエッジ2ch) | ||
アンテナインピーダンス | 50Ω (不平衡) | ||
アンテナ端子 | M型1系統 | ||
電源電圧 | DC13.8V±15% | ||
接地方式 | マイナス接地 | ||
消費電流 | 受信時/0.9A (typ) 受信最大出力時/1.25A 送信時(100W時)/21.0A |
||
使用温度範囲 | -10℃~+60℃ | ||
周波数安定度 | ±0.5ppm以内 (-10℃~+60℃) | ||
周波数分解能 | 最小1Hz | ||
外形寸法 | 240(W)×94(H)×238(D)mm (突起物を除く) | ||
重量 | 約4.2kg(オプション含まず) |
送信部
送信出力 | SSB/CW/RTTY/FM:100W~2W AM:25W~1W |
---|---|
変調方式 | SSB:数値演算型平衡変調 AM:数値演算型低電力変調 FM:数値演算型リアクタンス変調 |
スプリアス発射強度 | <スプリアス領域> 1.8~28MHz:-50dB以下 50MHz帯:-63dB以下 <帯域外領域> 1.8~28MHz:-40dB以下 50MHz帯:-60dB以下 |
搬送波抑圧比 | 50dB以上 |
不要側波帯抑圧比 | 50dB以上 |
マイクロホン インピーダンス |
600Ω |
受信方式 | ダイレクト・サンプリング スーパーヘテロダイン方式 | |||
---|---|---|---|---|
中間周波数 | 36kHz | |||
受信感度 (TYP) | SSB/CW (BW=2.4kHz)(10dB S/N時) | 1.8MHz~29.995MHz | -16dBμ (0.16μV) | (プリアンプ1 ON時) |
50MHz帯 | -18dBμ (0.13μV) | (プリアンプ2 ON時) |
||
AM (BW=6kHz) (10dB S/N時) | 0.5MHz~1.8MHz | +22dBμ (12.6μV) | (プリアンプ1 ON時) | |
1.8MHz~29.995MHz | +6dBμ (2.0μV) | (プリアンプ1 ON時) | ||
50MHz帯 | 0dBμ (1.0μV) | (プリアンプ2 ON時) | ||
FM (BW=15kHz) (12dB SINAD時) |
28.0MHz~29.7MHz | -6dBμ (0.50μV) | (プリアンプ1 ON時) | |
50MHz帯 | -12dBμ(0.25μV) | (プリアンプ2 ON時) | ||
スケルチ感度 (Threshold) |
SSB +15dBμ (5.6μV)以下 FM -10dBμ (0.3μV)以下 (HF帯/プリアンプ1 ON時、50MHz帯/プリアンプ2 ON時) |
|||
選択度 (TYP) SHARP時 | SSB (BW=2.4kHz) 2.4kHz以上/-6dB 3.4kHz以下/-40dB CW (BW=500Hz) 500Hz以上/-6dB 700Hz以下/-40dB RTTY (BW=500Hz) 500Hz以上/-6dB 800Hz以下/-40dB AM (BW=6kHz) 6.0kHz以上/-6dB 10kHz以下/-40dB FM (BW=15kHz) 12.0kHz以上/-6dB 22kHz以下/-40dB |
|||
スプリアス妨害比 | HF帯/70dB以上、50MHz帯/70dB以上 (ADC折り返し成分を除く) | |||
オーディオ出力 | 2.5W以上 (8Ω負荷、1kHz、10%歪率時) | |||
オーディオインピーダンス | 8Ω |
- ※定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
- ※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
おもな付属品
- アップ/ダウンスイッチ付きハンドマイクロホン HM-219
- 電源ケーブル
- 予備ヒューズ 他
マイクロホン
外部スピーカー
アンテナチューナー
ソフトウェア
リニアアンプ
製品サポート・ニュース
製品カタログ
カタログ名 | ファイルサイズ |
---|---|
IC-7300 | 4.22MB |
アマチュア無線機器総合カタログ | 4.90MB |
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
---|---|---|
USBポート設定のヒント | IC-7100/IC-7300/IC-7610/IC-7850/IC-7851/IC-9100/IC-9700/IC-7760 | |
取扱説明書 | IC-7300/IC-7300M/IC-7300S | |
補足説明書 | IC-7300/IC-7300M/IC-7300S | CI-Vコマンド説明 |
仕様変更のお知らせ | IC-7300/IC-7300M/IC-7300S | Ver.1.42 |
アマチュア無線用語集 | ID-92/ID-31/ID-51/ID-52/IC-9100/IC-9100M/IC-7100/IC-7100M/IC-7100S/ID-5100/ID-5100D/IC-7300/IC-7300M/IC-7300S/ID-4100/ID-4100D/IC-7610/IC-7610M/IC-7610S/IC-9700/IC-9700S/IC-705/ID-50/IC-905/ID-52PLUS/IC-7760 | HF機、VHF/UHF機、デジタル機、受信機、固定機、携帯機、車載機、レピータ、PC、オプションで活用できるアマチュア無線用語集です。 |
操作説明書 | ST-4003A | |
操作説明書 | ST-4003W | |
USBドライバーインストールガイド(USB3.0対応版) | USB Driver (Ver.1.20) CS-7100/CS-9100/CS-R8600/IC-7300/IC-7610/RS-BA1/RS-R8600 | Microsoft Windows 10/8.1/7用 |
USBドライバーインストールガイド(USB3.0対応版) | USB Driver (Ver.1.30) CS-7100/CS-9100/CS-9700/CS-R8600/IC-7300/IC-7610/RS-BA1/RS-R8600 | Microsoft Windows 11/10/8.1用 |
ファームウェアなど
種類 | 製品名 | バージョン | 公開日 |
---|---|---|---|
USBドライバー | IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7410/IC-7600/IC-7610/IC-7850/IC-7851/IC-9100 | Version 1.20 | 2017.10.05 |
USBドライバー | IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7410/IC-7600/IC-7610/IC-7850/IC-7851/IC-9100/IC-9700 | Version 1.30 | 2018.06.07 |
ファームウェア | IC-7300/IC-7300M/IC-7300S | Version 1.42 | 2023.11.22 |
ファームウェア | IC-PW2 | Version 1.10 | 2024.08.20 |
コントロールソフトウェア | RS-BA1 Version 2 | Version 2.70 | 2024.08.28 |
TIME ADJUSTMENT SOFTWARE | ST-4003W | Version 1.00 | 2021.11.30 |
よくあるご質問
IC-7000/IC-703/IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7400/IC-7410/IC-756PROIII/IC-7600/IC-7610/IC-9100/AH-4
- AH-4は1.9MHz帯の通信に使用できますか。
AH-4の対応周波数帯は、3.5~50MHz帯です。1.9MHzは対応していません。
- 更新日時
- 2021/05/13
IC-7300S/IC-7300M/IC-7300
- タッチパネルが動作しない。
タッチパネルが動作しないときは、以下の操作を行ってください。
①IC-7300の電源を切ります。
②「MENU」と「EXIT」を押しながら「POWER」を押して電源を入れます。「Touch Window Calibration」の表示が出ましたら、「MENU」と「EXIT」から手をはなします。
③画面の左上にドットが出ますので、そのドットをタッチします。
⑥次に右上、左下、右下と順番にドットが出ますので、そのドットをタッチします。
⑦最後に右下のドットをタッチしますと、IC-7300の電源が切れて再起動します。
⑧画面上の表示をタッチして動作を確認してください。
- 更新日時
- --/--/--
IC-7300S/IC-7300M/IC-7300
- タッチ操作をしても、隣接した機能が動作する。
タッチするポイントと、表示している機能の感知範囲にズレがある可能性が考えられます。以下の操作を行ってください。
①ディスプレーを周波数が表示される画面にします。
②前面パネルの「MENU」スイッチを押して「MENU」画面にします。
③MENU画面の「SET」をタッチして「セット」画面にします。
④「MULTI」を回してセット画面の「その他」を選択し、その「その他」をタッチして「その他」画面にします。
⑤「MULTI」を回してその他画面の「タッチスクリーンの補正」を選択して、その「タッチスクリーンの補正」をタッチして「Touch Window Calibration」画面にします。
⑥「Touch Window Calibration」画面の左上にドットが出ますので、そのドットをタッチします。
⑥次に右上、左下、右下と順番にドットが出ますので、そのドットをタッチします。
⑦画面が、「その他」戻りましたら、タッチ位置の補正は終了です。
- 更新日時
- --/--/--
IC-7300S/IC-7300M/IC-7300
- どのバンドでも100kHzごとに強い信号を受信するのですが。
アンテナへの同軸コネクターを外していただいても受信できるようでしたら、基準周波数調整用のキャリブレーションマーカーがONになっている可能性が考えられます。
基準周波数調整用のキャリブレーションマーカーをOFFにする方法をサポートします。
①ディスプレーを周波数が表示される画面にしてください。
②前面パネルの「MENU」スイッチを押してMENU画面にしてください。
③MENU画面の「SET」をタッチしてセット画面にしてください。
④「MULTI」を回してセット画面の「機能設定」が反転するようにして、その「機能設定」の画面をタッチして機能設定画面にしてください。
⑤「MULTI」を回して機能設定画面の「キャリブレーションマーカー」が反転するようにして、その「キャリブレーションマーカー」の画面をタッチしてキャリブレーションマーカー画面にしてください。
⑥キャリブレーションマーカー画面の表示が「ON」でしたら、画面の「OFF」をタッチしてください。
⑦前面パネルの「MENU」スイッチを押していただければ完了です。
- 更新日時
- --/--/--
IC-7300S/IC-7300M/IC-7300
- 時計がリセットされる
内蔵時計のバックアップに充電式電池を使用しています。
長期間、無線機をDC電源(13.8V)に接続しない状態が続いた場合、電池の電圧が低下して、時計の設定がリセットされます。定期的にDC電源を接続することで電池が充電され時計設定が保持されますので、長期間ご使用にならない時も、1カ月ごとを目安に充電してください。充電時間の目安は約2日です。
※無線機の電源のON/OFFにかかわらず充電されます。
- 更新日時
- --/--/--
IC-7300S/IC-7300M/IC-7300
- 車載設置時、ヒューズホルダーが邪魔して、DCケーブルが通せない。
車載用トランシーバーは安全面を優先し、トラブル時にできるだけバッテリーに近い位置で電流を遮断できるよう、コネクタから遠い側にヒューズホルダーを付けています。
IC-7300/M/Sはブレードヒューズを採用しているためヒューズホルダーが大きく、狭いスペースを通すことは難しいかと思います。
これを解決するには、ピンセット等を使用してDCコネクタ部分の金属ピン(4本)を一旦抜いて、狭いスペースを通してから、再度ピンをコネクタにはめるという方法があります。細かい作業になりますので、十分に注意して行ってください。
- 更新日時
- --/--/--
IC-7300/IC-7300M/IC-7300S
- 予備のDC電源ケーブルを購入したい。
純正DCケーブル(ヒューズホルダー付き)は補修部品として購入できます。サポートセンターのメールフォームよりご依頼ください。
※直接発送させて頂く場合は、代引きとなり代引き送料(1,320円(税込):手数料/梱包料込)のご負担をお願いいたします
部品名 OPC-2361
部品番号 8900022020
価格 5,280円(税込)
- 更新日時
- --/--/--
IC-7000/IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7410
- 付属品にあるACCソケット用のプラグ(ケーブル付き13ピンプラグ)をもう1個入手したい。
補修部品として購入できます。サポートセンターのメールフォームよりでご依頼ください。
※直接発送させて頂く場合は、代引きとなり代引き送料(1,320円(税込):手数料/梱包料込)のご負担をお願いいたします
部品名 OPC-596
部品番号 8900006110
価格 1,760円(税込)
- 更新日時
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IC-7300/IC-7300M/IC-7300S/IC-7610/IC-705/IC-9700
- ファームアップをしているが、「実行しますか」の画面で、「はい」をタッチしても始まらない。
「ファームウェアの書き換えを実行しますか?」の画面で、「はい」の画面を長く(約一秒)タッチしてください。
- 更新日時
- 2021/07/01
IC-7000/IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7400/IC-7410/IC-756PROIII/IC-7600
- 移動する局として免許申請したいので、100Wタイプを50Wに改造したい。
改造のご依頼は、機器をお買い上げいただきました販売店、または弊社「紀の川事業所リペアセンター」に送って下さい。改造料金 7,700円(税込)および送料はお客様のご負担となります。
改造後は50W出力に改造したことを証明する修理明細書を発行しますので、その修理明細書を添付して免許申請を行って下さい。自作機扱いの申請とはなりますが、改造方法などの面倒な資料の提出は必要なく、JARL登録機種同様の簡素な手続きにて、JARDやTSS株式会社の保証を受けて免許申請することが可能です。
・改造後の出力調整に専用の冶具と測定器が必要なため、お客様への改造資料のご提供は行っていません。
・一度改造すると、元の送信出力に戻しても技術基準適合証明機種には戻りません。
- 更新日時
- --/--/--
IC-7300/IC-7100
- ファームアップは、古い順におこなうのか。
最新ファームウェアのみファームアップをおこなってください。包括してファームアップされます。
- 更新日時
- --/--/--
IC-7300/IC-7610/IC-9700/IC-7300M/IC-7300S/IC-705/IC-7610M/IC-9700S
- 各スイッチ、タッチパネルの操作ができない。
タッチパネルのスイッチは、抵抗膜方式でございます。指で軽く触れると動作するよう設計されています。
このため、液晶保護フィルムや保護シートを貼り付ける際は、液晶の枠内に収まるように貼りつけてください。
わずかでも斜めに貼り付け、液晶の枠外にはみ出た場合、その部分に常時圧力が加わり、タッチパネルが押された状態を
維持するため、無線機の操作ができない場合がございます。ご注意ください。- 更新日時
- 2021/12/21
IC-R8600/IC-7100/IC-7300/IC-7610/IC-7100M/IC-7300M/IC-7100S/IC-705/IC-7610M
- 時計用バックアップ電池の交換を依頼したい。
バックアップ電池の交換は、技術料に点検料を適応いたします。費用は次の通りです。
点検料: 3,300円(税込)
部品代: 220円(税込)
送料 : 1,320円(税込)
総合計: 4,840円(税込、荷造送料込)点検作業には次の作業が含まれます。
■ファームウェアの更新
■レピータリストの更新
■動作点検なお、動作点検にて故障が判明した場合、点検料はいただきませんが、技術料が必要になります。
修理費用につきまして、別途ご案内させていただきます。- 更新日時
- 2022/01/26
IC-7300/IC-7610/AH-730
- AH-730は150Wでの連続送信が可能ですか?
・最大定格入力電力:
平均電力(AVE) 100Wです。連続出力可能です。
尖頭電力(PEP)にて150W出力可能です。
尖頭電力(PEP)の目安として CWや音声等、150W連続出力15分程度となっています。
F1系(RTTY/FT8等)は平均電力送信(AVE)とお考え下さい。- 更新日時
- 2022/03/14
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |