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HFオールバンド +50MHz(SSB/CW/RTTY/PSK/AM/FM)200W トランシーバー

IC-7800

  • 技適取得
  • 3年間保証

それは、究極のアナログRF技術と、最先端デジタル技術の融合で誕生した。

2アマ免許
希望小売価格
1,000,000 円+税
受注生産

40年間にわたる無線通信の基礎技術を集大成した、最高級トランシーバー

アイコムは長年にわたり無線通信機器開発に携わってきました。その歴史をひもといてみると、アナログ式のPLL回路を搭載したIC-200に始まり、近年では第2世代のデジタル技術を用いた32ビット浮動小数点DSPを搭載したIC-756PROまで、常に時代が求める理想をその技術力で具現化してまいりました。

アマチュア無線局の高出力化やアンテナの高利得化等により目的外信号の電界強度が強くなり、受信機のダイナミックレンジの向上が切望されている中、40年にわたるアナログ技術をベースに先進のデジタル技術を融合し、ダイナミックレンジ110dB、第3次インターセプトポイント+40dBm(HF帯)を実現した基本性能数年後をも見据えた先進の機能群、さらにパフォーマンスを極めた最高級トランシーバーIC-7800を開発。

アイコムが自負する数々の技術を複合的に融合させた受信部は、IP3=+40dBmというアマチュア無線機においてはかつてない数値を実現。それらを支えるためには、長年にわたり積み上げてきた確固たる無線通信の基礎技術を要します。IC-7800は、今までのトランシーバーの領域を遙かに凌駕する性能を誇る最高級トランシーバーです。

第3次インターセプトポイント+40dBm(HF帯)を実現

無線通信機器開発で培ってきたアナログ技術と、最先端のデジタル技術を複合的に融合させたことで、受信部のHF帯におけるダイナミックレンジ110dB、IP3+40dBmという驚異の値に到達。IP3=+40dBmを実現するためにメカニカルリレーよるBPF切替、プリセレクター、3つのHi-Spec 1st IF filter、シンプルなダブルスーパーヘテロダイン方式を採用するなど、徹底してアナログ回路の見直しを行い、DSP部との絶妙なマッチングを図り、基本的な受信性能を向上させています。

メカニカルリレーによるBPF切替と2つのルーフィングフィルター

BPF(バンドパスフィルター)の切替には、歪みの発生を伴う非直線性素子であるPINダイオード等は使用せず、高性能、かつ耐久性にすぐれたメカニカルリレーを採用。これにより信号処理の初期段階で2次歪み等が発生する要因を排除。また、1stIFアンプの前段に3つのHi-Spec 1st IF filterを搭載。15kHz、6kHzと3kHzのHi-Spec 1st IF filterを、モードに応じた適切な通過帯域幅(FMモード時は15kHzのみ)に切り替えることができます。特に、3kHzのHi-Spec 1st IF filterにおけるブロッキングダイナミックレンジは約134dB を誇り、近接周波数の強力信号からの影響を激減させることができます。

※ 14.1MHz受信時、5kHz離調周波数に妨害波を与えた時。
 

オートマチックプリセレクター

運用周波数に連動して動作するオートマチックプリセレクターをBPF段の次段に搭載。1.5~30MHzで動作し、運用周波数の変化に対して最小数kHzピッチで追従します。マルチオペ運用時における他バンドからの影響を信号が通過する初段の段階で排除し、目的の周波数成分だけを忠実にフィルタリングします。なお、フロントパネルに装備したDIGI-SELツマミによりプリセレクターのセンター周波数の微調整もできます。

シンプルなダブルスーパーヘテロダイン方式

一般的にミキサーの段数が増えるほど、段数に比例して信号歪みや受信スプリアスの発生がともないます。多くのトランシーバーがトリプルスーパーヘテロダイン方式を採用している中で、IC-7800では、あえてダブルスーパーヘテロダイン方式を採用。1st ミキサー部はD-MOS FETアレイで構成し、PLL回路からの高C/N、高出力の局発を注入。今回新たに新設計した2nd ミキサー部にはイメージリジェクションミキサーを採用し、ミキシングの段階で発生する相互変調を除去し、優れた2信号特性とダイナミックレンジの向上を実現しています。

さらに進化したDSPによるAGCループ処理

IC-7800は2系統のAGCを採用。一方はDSP内部のBPFに入力する前の信号により生成されたAGC電圧を取り出し、1st IFアンプにフィードバックすることにより、BPF帯域外の強信号による1st IFアンプの飽和を防止するとともに、近傍信号に対するダイナミックレンジも向上させています。もう一方のAGCは、最終的に通過帯域幅を決定するデジタルIFフィルターを通過した信号からAGC電圧を検出し、隣接した強力信号によるAGCブロッキングを発生させることなく、デジタルIFフィルターの性能を100%発揮させています。そのほか、デジタルIFフィルター、マニュアルノッチフィルター等もDSPによる処理を行っています。
 


2つのAGCループ処理

AGC専用のボリュームで微調整

AGC設定画面
(SSBのAGC-MIDを1.2秒に設定している例)

AGC設定は、プリセット式3段階に加え、マニュアル調整用にAGCボリュームまで装備。「AGC VR」をオンにしている間はAGCボリュームが優先となり、時定数の微調整を可能にしています。

2つの完全独立した受信部で真のデュアルワッチを実現

RFトップからIF段~DSP~AF部に至るまで、完全に独立した2つの受信部を搭載しています。RF段やIF段を共用していませんので、一方の受信部が他方の受信部に対して影響することがありません。これにより、異なるバンド、異なるモードで2波同時受信を可能にしました。これぞ、真のデュアルワッチ®と呼ぶにふさわしい贅沢な回路構成です。

その他、ダイヤル、スケルチ、ノイズブランカーなどがあります。さらに、TS、スピーチ、ロックスイッチに至るまで独立しています。

独立部分 受信メイン 受信サブ
アンテナ入力
RX IN/OUT端子
オートマチックプリセレクター/
DIGI-SEL
1st Mixer
1st IFアンプ
2nd Mixer
2nd IFアンプ
32ビット浮動小数点DSP
AF/RFゲイン、
AF段/出力端子系
デジタルツイン PBT®
ノイズリダクション
AGCボリューム

DSPによるデジタルIFフィルター

フィルタープリセット画面

世界が絶賛した究極の切れ味を誇るデジタルIFフィルターを搭載。デジタルフィルターは、アナログフィルターにありがちな帯域特性のバラツキ、温度・機械的振動による特性の劣化が生じません。また、アナログフィルターでは得ることができない、優れたリップル特性に加え、シャープな切れを実現しています。バンドコンディションや運用形態に応じてシャープ、ソフトの2種類からフィルターシェイプが選択できるほか、このフィルターシェイプはSSBとCWそれぞれ独立して設定できるだけでなく、実際に信号を受信しながら切り替えることができますので状況にあわせて最適なシェイプを瞬時に選択することができます。

3つの減衰特性をもたせたマニュアルノッチフィルター

DSPで処理する極めてシャープな特性を実現したマニュアルノッチフィルターは、70dB以上の減衰量を確保しています。しかも、減衰特性は3種類用意し、運用するモードやバンドに応じて最適な特性を選択することができます。非常に強力なビートもAGCに影響を与えることなく切り落とします。そのほか、オートノッチも装備していますので、ビートの妨害波やRTTYによる混信などに、自動追従し確実にキャンセルします。

マニュアルノッチ特性図

4個の32ビット浮動小数点DSP&24ビットAD・DAコンバーター

32ビット浮動小数点DSP

IC-7800は、受信用(メイン)、受信用(サブ)、送信用、スペクトラムスコープ用の4個の32ビット浮動小数点DSPと24ビットAD/DAコンバーターを搭載し、各回路のデジタル信号処理、データ処理の高速化を図っています。アナログ技術を極めているからこそ、4個のDSPのパフォーマンスをフルに引き出すことができます。デジタル性能を左右するのは、デバイスのスペックではなく、むしろデジタル部とアナログ部のマッチングに見られるようにアナログ回路のしっかりとした基本設計がベースとなっています。

全バンドで余裕の200W送信出力を実現

PAユニットと大型ヒートシンク

IC-7800専用に設計したPA部は、パワーMOS-FETをプッシュプルで使用し、大型ヒートシンクと相まって余裕の200Wフルパワーフルデューティスペックを実現。一方、変調はDSPで行いますので、限りなくピュアな送信S/Nを実現。一方、PAは48Vで動作させているため、200W機と言えども非常に優れたIMD特性を誇っています。
 

超高安定水晶発振器の搭載

IC-7800はOCXO(Oven Controlledcrystal Oscillator)を標準装備し、精密測定器並みの周波数安定度±0.05ppmを実現しています。さらに、外部接続機器用にIC-7800の後面から基準周波数(10MHz)を取り出すこともでき、また外部から入力することもできます。

実戦的な使いやすさを追求したリアルタイムスペクトラムスコープ

IC-7800にはスペクトラムスコープ専用のDSPを搭載。DSPで信号処理することにより、信号レベルのダイナミックレンジを80dB(756PROIIは60dB)まで向上させています。さらにスペクトラムスコープのスパンは最大±250kHzとし、広帯域にわたる信号解析を可能にしています。監視方法は、運用周波数を常にスコープセンターに表示させる従来からの方式(センターモード:SPANは±2.5kHz~±250kHzの7段階)に加えて、スコープの上端、下端を固定して運用周波数をマーカー表示する方式のFIXモードを備えていますので、バンド全体のコンディションをひと目で把握することができます。そのほかにもスペクトラムスコープ専用アッテネータ(OFF/10dB/20dB/30dB)、3種類のマーカー(MAIN/SUB/TX)、MAX HOLD、MAINバンド表示/SUBバンド表示のワンタッチ切り替えなどの機能も搭載。しかも、セットモードに入った状態でも常にスコープ画面が表示できるミニスコープ機能も搭載しています。

RTTY&PSK31の運用もパソコンなしで可能

RTTY画面

IC-7800にはボドーRTTY、そしてPSK31用のモジュレーターとデモジュレーターを内蔵。USBタイプのキーボードを本体に接続するだけで即、ボドーRTTY&PSK31を運用することができます。さらに、あらかじめメッセージメモリーやCF(コンパクトフラッシュ)カードに記憶させたメッセージにより、キーボードなしでもRTTY&PSK31の運用が可能。そのほか、受信したデータはCFカードに保存することも可能です。
 

送信音を自在に設定、マイクイコライザーと送信帯域設定機能

送信帯域設定画面
(SSBワイドの低域を100Hzに設定している例)

DSPによる波形整形処理のメリットを活かし、高音域と低音域でそれぞれ11段階までの多彩な周波数特性(合計121種類)が設定できるマイクイコライザーを搭載。さらに送信波の帯域設定は、低域で100Hz、200Hz、300Hz、500Hz、高域で2500Hz、2700Hz、2800Hz、2900Hzの設定が可能で、低域と高域を自由に組みあわせ、3種類をプリセットすることができます。運用状況や目的に応じて、自在に送信音をコントロールすることができます。
 

情報量が違う7インチワイドのTFTカラー液晶ディスプレイ

応答速度、色彩、視認性、すべてに最高を追い求めるために、IC-7800にはTFTアクティブマトリクス方式7インチ(800×480ピクセル)ワイドタイプのカラー液晶ディスプレイを搭載。ディスプレイ上に、メイン、サブの運用周波数をはじめ各機能の設定/動作状況、さらにスペクトラムスコープ、Sメーター、RTTY/PSK31のデコードメッセージまで運用に必要な情報を集中表示。特に従来からのアナログ針メーターをTFT上で再現するために、高分解能のLCDを厳選し、さらに高速処理のCPUとソフトウェア技術を駆使して、限りなくアナログ針メーターに近い動きを可能にしています。さらにバーグラフ表示のデジタルマルチメーターのほか、バータイプ、エッジワイズタイプも備えており、運用形態や好みに応じて使い分けることができます。なお、外部ディスプレイにもIC-7800の表示画面を出力することができます。そのほか、Sメーター出力電圧端子をリアパネルに設けていますので、外部のアナログメーターを接続することもできます。

50MHz帯の受信性能をさらに向上

IC-7800には、50MHz帯専用に設計したプリアンプ、ミキサー回路を搭載し、50MHz帯の受信性能を飛躍的に向上させました。特に強信号の近接に潜む微弱信号をピックアップする実力に加え、相互変調にも強い特性を実現しています。
 

デジタルボイスレコーダーを標準装備

使用デバイスの厳選と回路の再設計により抜群の音質を実現したデジタルボイスメモリーを搭載。通常運用からコンテストに至るまで、便利に使えます。もちろんフロントパネル部に専用スイッチを設けていますので操作性は抜群です。
 

CFメモリーカードスロットを搭載

CFカードには、フィルター、ディスプレイ、マイクイコライザーなど、様々な設定をメモリーできます。たとえば、マルチオペレーターでコンテストに参戦した時でも、自分の運用設定を記憶しておけば、オペレーターチェンジの時もCFカードを差し替えるだけで、すぐに個人用のセッティングが反映できます。
 

混信を鋭くカットするデジタルツインPBT

DSPでのフィルタリングによるデジタルツイン PBT®を搭載。通過帯域幅は50Hzステップで自由に設定でき、アナログフィルターとは別次元の対応力と鋭い切れ味を実現。また、可変量(50Hzステップ)、可変方向、通過帯域幅もディスプレイ上に表示しますので操作性も抜群です。
 

抑圧レベル可変型のノイズリダクション

ノイズを強力に減衰させることにより、ノイズに埋もれていた信号を相対的に浮かび上がらせます。しかも抑圧可変レベルはノイズレベルに応じて16段階で可変することができます。このノイズリダクションは、驚異の演算能力を誇る32ビット浮動小数点DSPが複雑で高度なアルゴリズムを瞬時に処理することで、遅延を感じさせません。
 

高性能ノイズブランカー

新設計したノイズブランカーはパルス性のノイズに対して、すばらしい効果を発揮。しかもスレッシュホールドレベルの可変に加え、ブランク時間のパラメーターやブランキング時の減衰量も設定することができます。
 

SSBデータモードの強化

多様化するデジタル通信モードに対して、SSBデータまたはSSBモードで、IFフィルターの帯域設定を500Hz以下にした時、BPF機能がオンとなり、CWフィルターと同様の切れを実現します。さらに、デジタル通信時の同調を容易化する1/4倍ダイヤル減速機能も装備しています。

抜群の使いやすさを誇る4つのM型アンテナコネクタを装備

21MHz帯にANT3を設定している例

4つのM型アンテナ端子(ANT1、ANT2、ANT3、ANT4)を装備し、しかもオートアンテナセレクターも備えていますので、それぞれのアンテナ端子は前面のANTスイッチにより運用状況に応じて瞬時に切り替えることができます。さらに、セットモードにより、運用しているバンド毎に4つのアンテナ端子を振り分けることができますので、バンドチェンジに連動して各アンテナコネクタを切り替えることができます。また、各アンテナに対して「送受信用」、「受信用」、「オフ」の設定も可能。一度セッティングしたアンテナ端子の設定情報はメモリーすることができます。

トリプルバンドスタッキングレジスター

バンドスイッチで選択した、バンドの最終運用状態へ瞬時に移行できるバンドスタッキングレジスターを各バンドに3ch搭載。この3chを例えばSSB、CW、RTTY(またはFM)で使い分ければ、バンドスイッチを押すだけで、最適な運用周波数とモードに一瞬に移行できます。
 

CW、RTTY、PSK31で独立装備した高機能メッセージメモリーキーヤー

メッセージメモリーはCW用70文字4ch、ボドーRTTY用に70字8ch、PSK31用にも70字8ch搭載。DXペディション局へのコールや、コンテストなどで定形文を送出する場合に便利です。CW用メモリーはオートリピート機能、シリアルコンテストナンバー自動カウントアップ機能、コンテストナンバー省略符号化機能などの高機能も標準装備しています。
 

バンドスコープにウォーターフォール表示を追加。

ウォーターフォール表示により、受信信号の履歴を時系列で確認することができます。また、スコープだけでは判別しづらい微弱な信号もウォーターフォールで視認することが可能です。バンドスコープと合わせて表示することにより、バンドの状況、空き周波数等の情報を、より詳細に知ることができます。また、ワイド表示に切り替えることで、バンドスコープでは信号の強弱を明確に表示できる他、ウォーターフォールではより長い履歴を表示することができます。

バンドスコープのマウス操作を実現。

背面のUSB端子にマウスを接続することで、バンドスコープとマウス操作を連動させ、目的の信号にすばやくアクセスできます。

  • 左クリックによる周波数移動。
  • クリック(左右どちらでも可)をしながらのマウス移動でチューニング動作。
  • 右クリックによる一時的な周波数移動(クリックをやめれば元の周波数に戻る)。

※キーボードとマウスを同時に接続するにはUSBハブが必要。

送受信音の解析が可能なオーディオスコープ機能を追加。

送受信音のFFTスコープ、オシロスコープの表示が可能。相手局の送信波の特性や自局のマイクコンプレッサー効果確認、受信音のスペクトラム表示によるフィルター幅やノッチの特性を目で確認するなど多彩に活用することができます。さらに、オシロスコープではCWのキーイング波形を視認することもできます。なお、受信時はMAIN、SUBの切り替えができます。

※送信音の表示は送信モニターON時(音声変調のモード時)のみ。

■FFTスコープ/ウォーターフォールの主な仕様
・ATT/0dB、-10dB、-20dB、-30dB
・FFTスコープのみと、ウォーターフォール同時表示の選択が可能
・FFTスコープの表示方式(アウトライン/塗りつぶし)の選択、表示色の設定が可能

■オシロスコープの主な仕様
・LEVEL/0dB、-10dB、-20dB、-30dB
・1DIV/1ms、3ms、10ms、30ms、100ms、300ms、トータル5DIV
・表示色設定可

PCレスリモートシャック対応&CI-Vによる電源コントロール。

RS-BA1 Version 2 のサーバー機能を搭載することにより、無線機側のパソコンが不要となり、よりシンプルな機器構成でリモート運用を実現することができるようになりました。しかも、リモートコントロールによるメインダイヤルのレスポンスが向上し、より快適なチューニングが可能になりました。

また、CI -V/LANにより、トランシーバーの電源ONとスタンバイ(待機状態)を切り替えることができます。

遠隔操作による通信を行なうためには電波法上の手続きが必要です。

本ソフトウェアを使用する場合は、電波法等を遵守してください。

録音機能の強化。

従来は最大30秒/件、トータルでは200秒までの受信音の録音のみに対応となっていましたが、最大約9時間、しかも受信音に加え送信音の録音も可能となりました。
これにより、QSOの内容をもれなく録音することができるようになりました。
また、本体メモリー、CFカードだけではなくUSBメモリーへの録音にも対応しています。しかも、デュアルワッチ®の録音(16kHz、ステレオ)も可能です。

その他の機能

【アンテナ系】

  • HF~50MHz帯までカバーする高速オートアンテナチューナー
  • 受信専用アンテナや外部アッテネーターなどを接続できるBNCタイプのRX IN/OUT端子

【受信系】

  • 30kHz~60MHzゼネラルカバレッジ受信機能(アマチュアバンド外の一部周波数帯は受信性能保証範囲外)
  • 相互変調特性を重視したプリアンプ1と増幅ゲイン重視のプリアンプ2
  • アッテネーター(OFF/3/6/9/12/18/21dBの7段階)
  • RTTY用ツインピークオーディオフィルター

【送信系】

  • 超低歪みRFスピーチコンプレッサー
  • TXモニター
  • 50波のトーンエンコーダー標準装備
  • VOX
  • オールモードパワーコントロール
  • 非常通信連絡設定周波数(4630kHz)対応

【CW系】

  • DSPによるCWキーイング波形整形
  • 多機能エレクトロニックキーヤー(スピード可変、長短レシオ、極性反転、バグキー機能)
  • 300~900Hz CW受信ピッチ連続可変機能
  • CW受信時のキャリアポイントは、USB側またはLSB側でも設定可能
  • ダブルキージャック
  • フルブレークイン対応
  • スプリット受信用周波数ロック
  • CW自動チューニング機能
  • APF(SOFT/SHAPE)

【操作系】

  • スピーディーに各種機能設定や変更が行えるセットモード
  • 5chまたは10chのメモパッド
  • 1アクションでスプリット設定を完了できるクイックスプリット機能
  • クイックデュアルワッチ機能
  • SSBモードからCWモード(またはその逆)へ切り替えた時の周波数シフト機能
  • RFゲイン&スケルチを1つのツマミでコントロール
  • ±9.999kHzまで可変可能なRITと⊿TX
  • RIT/⊿TXの可変値クリアの時間を選択可能(スイッチの長押しまたはワンプッシュ)
  • 時計(JSTとUTCの同時表示も可能)と各種タイマー
  • 1Hzピッチチューニングと1Hz表示
  • 最大10文字のコメントが可能な合計101chのメモリーチャンネル
  • Sメーターレベルもアナウンスできる周波数スピーチ機能を標準装備
  • プログラムスキャン、メモリースキャン、VSCスキャン、セレクトメモリースキャン、⊿fスキャン
  • チューニングスピードを自動的にコントロールする、オートTS機能
  • ダイヤルロック
  • メインダイヤルトルク可変
  • バンドエッジ警告ビープ(機能オフも可)
  • パソコンによる各種コントロールを可能にするCI-V対応に加え、RS-232Cポートも装備
  • 光音声入出力端子
  • BNCタイプのトランスバーターコネクターを装備
  • 2系統の外部スピーカージャック
  • FFTスコープ波形のアベレージング機能
  • スクリーンセーバー機能
  • CFカードからのファームアップ機能

【新機能と強化機能】

  • バンドスコープの波形の輪郭表示ON/OFF機能。
  • ボイス送信のリピート機能。
  • APF機能改善(音量を0~+6dB、1dBステップで調整可)。
  • リニアアンプ等の外部機器制御に便利な送信ディレイ設定に対応。
    (OFF/10ms/15ms/20ms/25ms/30ms。HF/50MHz帯で独立設定が可能。)
  • CI-VのRIT/⊿TXコマンドの追加(RIT/⊿TX周波数の設定と読出。
    RITのON/OFF設定と読出。⊿TXのON/OFF設定と読出。)。ほか。

一般仕様

周波数範囲 受信周波数(保証範囲)
30kHz~60.000MHz(動作範囲)
100kHz~29.999MHz
50.000MHz~54.000MHz

送信周波数
1.810MHz~1.825MHz
1.9075MHz~1.9125MHz
3.500MHz ~ 3.575MHz
3.599MHz ~ 3.612MHz
3.680MHz ~ 3.687MHz
3.702MHz ~ 3.716MHz
3.745MHz ~ 3.770MHz
3.791MHz ~ 3.805MHz
7.000MHz~7.200MHz
10.100MHz~10.150MHz
14.000MHz~14.350MHz
18.068MHz~18.168MHz
21.000MHz~21.450MHz
24.890MHz~24.990MHz
28.000MHz~29.700MHz
50.000MHz~54.000MHz
4630kHz
モード LSB/USB、CW、RTTY/PSK31、AM、FM
メモリーチャンネル数 101(スプリットメモリー99ch+スキャンエッジ2ch)
アンテナ
インピーダンス
50Ω(不平衡)
アンテナ端子 HF/50MHz帯用M型4系統、受信用2系統
電源電圧 85~265V AC
接地方式 マイナス接地
使用温度範囲 0℃~+50℃
周波数安定度 ±0.05ppm以内(0℃~+50℃)
周波数分解能 最小1Hz
消費電力 受信待ち受け時 200VA(TYP)
受信時最大 210VA(TYP)
送信時最大 800VA
外形寸法
(突起物を除く)
約424(W)×150(H)×420(D)mm
重量 約25kg

送信部

送信出力 SSB、CW、FM、RTTY、PSK31 : 5W~200W
AM : 5W~50W
変調方式 SSB : 数値演算型平衡変調
AM : 数値演算型低電力変調
FM : 数値演算型周波数変調
スプリアス発射強度 高調波:
-60dB以下(HF帯)
-70dB以下(50MHz帯)

スプリアス領域(高調波を除く):
-50dB以下(HF帯)
-66dB以下(50MHz帯)

帯域外領域:
-40dB以下(HF帯)
-60dB以下(50MHz帯)
搬送波抑圧比 63dB以上
不要側波帯抑圧比 80dB以上
マイクロホン
インピーダンス
600Ω
TX可変範囲 ±9.999kHz

受信部

受信方式 ダブルスーパーヘテロダイン方式
中間周波数 第一:64.455MHz(MAIN)、64.555MHz(SUB)
第二:36kHz
受信感度(TYP) SSB/CW/RTTY(10dB S/N時)
0.1MHz~1.7999MHz : -6dBμ (プリアンプ1 ON時)
1.8MHz~29.999MHz : -16dBμ(プリアンプ1 ON時)
50MHz~54MHz : -18dBμ(プリアンプ 2 ON時)

AM(10dB S/N時)
0.1MHz~1.7999MHz : +16dBμ(プリアンプ1 ON時)
1.8MHz~29.999MHz : +6dBμ(プリアンプ1 ON時)
50MHz~54MHz : +0dBμ(プリアンプ2 ON時)

FM(12dB SINAD時)
28MHz~29.999MHz : -6dBμ(プリアンプ1 ON時)
50MHz~54MHz : -10dBμ(プリアンプ2 ON時)
スケルチ感度 SSB/CW/RTTY : +15dBμ以下
FM : 0dBμ以下
選択度(TYP) SSB(2.4kHz) : 2.4kHz以上/-3dB  3.6kHz以下/-60dB
CW(500Hz) : 500Hz以上/-3dB  700Hz以下/-60dB
AM(6kHz) : 6.0kHz以上/-3dB  15kHz以下/-60dB
FM(15kHz) : 12kHz以上/-6dB  20kHz以下/-60dB
スプリアス妨害比 70dB以上
低周波出力 2.6W以上 (8Ω負荷、10%歪率時)
低周波負荷
インピーダンス
RIT可変範囲 ±9.999kHz
  • ・定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
  • ・定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。

おもな付属品

  • ・CF(コンパクトフラッシュ)カード
  • ・ラックマウントハンドル
  • ・AC電源ケーブル
  • ・予備ヒューズ(2本)
  • ・スピーカープラグ

製品カタログ

カタログ名 ファイルサイズ
IC-7800 5.12MB

ファームウェアなど

種類 製品名 バージョン 公開日
ファームウェア IC-7800 Version 3.10 2015.05.21

よくあるご質問

IC-7800
ボイスメモリーで録音すると頭に「ピッ音」が入る。

ボイスメモリーの頭に「ピッ音」が録音され、メモリー送信時に、その音も送信されてしまう場合、これは、録音開始時の「REC」スイッチを長押しした際にスピーカから発せられる「確認ピープ音」がメモリーの頭に録音されていることが原因です。

IC-7800のボイスメモリーは、「REC」スイッチが長押しされた瞬間から録音をスタートしますが、タイミング的には録音スタートと同時に「確認ピープ音」が発せられる仕様のため、「確認ピープ音」が発せられた時には、すでに録音が始まっています。そのため、AFボリュームが上がっていますと、マイクが「確認ピープ音」を拾ってしまい、それがボイスメモリーの頭に録音されてしまいます。

これを回避する方法としましては、ヘッドホンでモニターしながら録音するか、あるいはIC-7800のAFボリュームを下げきった状態で録音し、「確認ピープ音」をマイクが拾わないようにしてください。

更新日時
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IC-7800
メイン、サブのAF出力が逆側から少し漏れる。

メインレシーバーとサブレシーバーのAFアンプは、1つのICで構成しているため、アイソレーションが無限大とはなっておらず、極微少レベルで逆チャンネルのAFもミックスされて出てきます。これで正常ですので故障ではございません。安心してご使用ください。

更新日時
参考になった
IC-7800
メインダイヤルのゴムリングがへたった(伸びた)。

ゴムリングは堅すぎると感触が悪く、柔らかすぎると寿命が短く、これらを天秤にかけ、適度な硬度の材質を使用しています。これはダイヤルに指をかける強度や頻度によって寿命が変わりますが、基本的に消耗品のため、へたった場合は取り替えが必要です。

補修部品(1個当たり880円(税込))としてご用意しておりますので、サポートセンターのメールフォームよりご依頼ください。

※直接発送させて頂く場合は、代引きとなり代引き送料(1,320円(税込):手数料/梱包料込)のご負担をお願いいたします 

サポートセンターメールフォーム

更新日時
参考になった
IC-7800
外部のデコーダーでRTTYを復調したい。

メインVFOからのAFは、機器背面のA-ACC1ジャックの5番ピンから、サブVFOからのAFは、機器背面のB-ACC1ジャックの5番ピンから出力されますので、この信号を外部復調器に入力してください。

たとえば、MMTTYで復調する場合は、両方の出力をステレオプラグのLchとRchに接続してパソコンのサウンドカードに入力し、MMTTYの設定画面にて「Source」を適時選択されてください。

「Mono」を選択されると、メインVFOとサブVFOの両方の出力が入りますので、シンプレックス運用時や、通常のスプリット運用(デュアルワッチオフ時)の場合は、「Mono」でOKです。しかし、デュアルワッチをオンにすると、メインとサブが重なって入ってしまいますのでご注意ください。片方のVFOだけの信号をMMTTYに復調させたい場合は、「Left」または「Right」を選択してください。

なお、SPDIFでの光接続を使用する場合は、メインVFOがSPDIFのLch、サブVFOがSPDIFのRchから出力されますので、この場合も、上記と同様に、状況に応じて、「Mono」「Left」「Right」を選択してください。

更新日時
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IC-7800
市販のCFカードは使用できますか。

純正品(付属品または補修部品)でないCFカードでの動作保証は致しかねますが、市販品の場合、「動くCFカード」と「動かないCFカード」が存在します。

「動くCFカード」の場合は、純正品と同じ64MBのものでなくとも、128MB、256MBのものでも、IC-7800本体で、フォーマットが可能で、容量があるだけ使用することができるようです。「動かないCFカード」の場合は、IC-7800でフォーマットを試みると、フォーマットの途中でハングアップしてしまいます。

なお、下記はご参考ですが、

高速書込対応

セキュリティ機能付

といった特長のCFカードは、使用できない可能性が高い様です。

逆に何も特長のない、

Standard Grade

の様にパッケージに書かれているものであれば、使用できる可能性が高い様です。純正品以外のCFカードをIC-7800でご使用いただく場合は、CFカードのフォーマットが必要です。このフォーマットはIC-7800本体で行う必要があり、パソコンでフォーマットしてもそのままではIC-7800では使用できませんので、ご注意ください。

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IC-7800
受信専用アンテナはどこに接続すればよいか。

受信専用アンテナを接続する場合、2つ方法があります。

1つの方法は、ANT4コネクターに接続する方法です。この端子は設定により、受信専用端子とすることができ、フロントパネルのANT切り替えスイッチにて、たとえば「1/R」を選択すると、送信時はANT1端子、受信時はANT4(RX専用)端子が自動的に選択される様になります。

もう1つの方法は背面のBNCジャンパーのところに接続する方法です。RX ANT AのINに接続するとメインVFO側に、RX ANT AのINに接続するとサブVFO側に受信専用アンテナが接続されます。

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IC-7800
電源オン時に筐体内部から異音がする。

内蔵のアンテナチューナーがプリセットする時に発する音です。これは、電源オン時のチューナー状態(オン/オフ)には関係なく、電源オン時のバンドで、最後にチューナーが同調したプリセット位置にバリコンが移動し、スタンバイするためです。

この部分は電子部品ではなく機械的な部品ですので、経年変化により購入時よりは多少音が大きくなっている場合がありますが、故障ではございません。安心してご使用下さい。

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IC-705/IC-7610/IC-7700/IC-7700M/IC-7800/IC-7850/IC-7851/IC-9700/RS-BA1/RS-BA1 Version2
サーバー機能を使って宅外遠隔操作を行うのにIPv6のIPアドレスを使う事が出来ますか。

IPv6のIPアドレスを使用することはできません。

IPv4のグローバルIPアドレスが付与されたインターネット回線が必要です。

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2021.05.13
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