最新のファームウェアで、DVレピータモニター機能が海外レピータにも対応。
DVレピータモニターとは、D-STARでエリアCQ(ゲート越え通信)をする際、相手先のレピータの様子をモニターできる機能です。インターネット経由でエリアCQを出すレピータにアクセスし、実際にワッチして状況を確認することができるため、交信が終了するタイミングを把握することが可能です。国内だけでなく、海外のレピータのモニターにも対応しています。
また、モニター中でも、最寄りレピータの受信が優先されるため、自局の呼出しを聞き逃すこともありません。
この機能をご利用になる場合、ご使用になる無線機がインターネットに接続できる環境が必要です。
DVレピータモニター機能は、DR機能またはターミナルモード時に利用できます。
国内外とも、一部モニターできないレピータがあります。
144/430MHzに加え1200MHzを標準装備。AM、DV/DDを含むオールモードに対応
オプションを追加することなく、144/430/1200MHz帯のマルチバンド運用を楽しむことができます。さらに、日本アマチュア無線連盟が推進するアマチュア無線のデジタル通信D-STARのDV(デジタルボイス)とDD(デジタルデータ)モード、さらにはAMモードも搭載。また、144/430/1200MHz各バンド用にアンテナ端子が装備されています。
デジタル技術を結集したRFダイレクト・サンプリング方式を採用(144/430MHz帯)
HF機で高い評価を得ているRFダイレクト・サンプリング方式を採用(144/430MHz帯)。複雑なアナログ処理をFPGAで一括デジタル処理するこの方式は、アナログ信号の処理過程においてアナログミキサーで起こるような非線形歪みが発生しません。そのため、信号のピュアリティが非常に高く、クリアな送受信音を引き出すことができます。また、FPGAとCPUソフトウェアの協調処理により、HF高級機に匹敵する高速リアルタイムスペクトラムスコープを実現しています。1200MHz帯では、ダウンコンバージョンIFサンプリング方式を採用しています。
タッチ操作に対応したTFTディスプレイが、直感的な操作を実現
4.3インチのTFTディスプレイはタッチ操作に対応。周波数やモードはもちろん、サテライト通信やD-STARをはじめとした各種設定もグラフィカルなメニュー画面から直感的に操作することができます。メモリーネーム等、タッチパネルのソフトキーでスムーズに入力できます。
V/UHF機初、高性能リアルタイムスペクトラムスコープ&ウォーターフォール表示を実現
V/UHF機で初めて高性能リアルタイムスペクトラムスコープとウォーターフォール表示を実現。高速リアルタイムスペクトラムスコープを使えば、バンドの状況を把握したり、目的の信号に素早くアクセスしたりすることができます。また、ウォーターフォール表示により、受信信号の履歴を時系列で確認することも可能です。
2波同時受信、フルデュプレックス運用に対応
2波同時受信機能(異なるバンド、異なるモード)に対応しています。1200MHz帯のAM、144MHz帯のFMを同時にワッチするといった運用が可能。コンテストやDXハンティング等に絶大な威力を発揮します。また、メインで送信しながらサブで同時に受信するフルデュプレックスにも対応しているので、簡単な操作でテレフォンスタイルの交信やサテライト通信が楽しめます。
送受信音の波形を見ながらモニターできるオーディオスコープ機能を搭載
送受信音のFFTスコープ、オシロスコープの表示、相手局送信波の変調特性や、自局のマイクコンプレッサー効果を目で見てモニタリングすることができます。さらに、受信音のスペクトラム表示によるフィルター幅やノッチ特性を、目で見て確認することも可能。また、オシロスコープではCWのキーイング波形を視認することもできます。
FT8の運用に必要な項目の簡単設定を実現。
FT8を、より快適に楽しんでいただくために、FT8の簡単設定を実現しました。[プリセット]画面からFT8を選ぶだけで、必要な項目を一括で設定することが可能です。さらに、FT8から通常モードに戻る際も[通常]を選ぶだけ。スムーズな切り替えが可能です。
また、プリセットの3~5には、新しいプリセット情報を書き込むことが可能。SSTVはもちろん、将来の新しいデジタルモードにも対応することができます。
安定した高出力、省エネを実現する新設計のパワーアンプ
新設計パワーアンプにより、高効率で安定した出力<144/430MHz帯:50W>を実現。さらに、新設計のクーリング構造により本体の温度が上昇しにくく、長時間にわたるコンテストや移動運用でも安定した運用が可能です。また、省エネにも大きく貢献しており、IC-911Dと比較した場合、送信時20A→15A以下と大幅に消費電流を軽減しています。
快適なD-STAR®運用を可能にする多彩な機能
D-STARは初めてという方にもわかりやすいと好評のDR(D-STAR レピータ)機能を搭載しています。また、2波同時受信&同時復調にも対応。2波同時受信するだけではなく、メイン/サブ両方の信号を復調することができます。さらに、DD(デジタルデータ)モードにも対応しているため、レピータ局やアシスト局、ゲートウェイを介してインターネットに接続することも可能です。
ターミナルモード/アクセスポイントモード
IC-9700では本体に固定IPアドレスを設定することが可能。ルーターにIPアドレスを設定しておくことで、スマートフォンやパソコンなしで、ターミナルモードやアクセスポイントモードでの運用が可能になります。
接続イメージ図(アクセスポイントモード接続例)
※運用の際は、取扱説明書をご覧ください。
IC-7300と同様の操作系を採用
ダイヤルやボタン類は、ほぼIC-7300と同様のレイアウト。表示画面、メニュー画面もIC-7300の仕様を継承しています。IC-7300をお持ちの方なら、マニュアルを見なくても操作に迷うことはありません。IC-9700とIC-7300を組み合わせることで、HFから1200MHz帯まで、快適に運用していただけます。
簡単操作のサテライトモードを搭載
簡単な操作でサテライト通信を楽しめるサテライト専用モードを搭載。しかも、サテライトモードでもスペクトラムスコープを活用できます。
ノーマル/リバーストラッキング機能
リバースシフトはもちろん、周波数の差が一定になるノーマルシフトにも対応しています。
AFC機能
ドップラー効果による周波数の変動に自動的に追従し、常に安定した受信を実現します。
99chのサテライト専用メモリー
アップリンクとダウンリンクの周波数、モードをメモリーできるサテライト専用メモリーを99ch搭載。ワンタッチで追尾したい衛星の送受信周波数、モードに設定することができます。
UDPホールパンチ機能
UDPホールパンチ機能を使うことで、往路で使用したポートを使って復路の信号が戻ってきます。ホテルや公共無線LANサービス使用時などでルーターのポートが開放できない場合や、使用する端末にグローバルIPアドレスが割り当てられない場合でも、UDPホールパンチ機能を使うことで、アクセスポイントモードやターミナルモードで他局を呼び出して、その局からの応答に応えることができます。
※内蔵ゲートウェイ機能をご使用になる場合は、IC-9700バージョン1.10以上が必要です。
アプリをご使用になる場合は、RS-MS3W/RS-MS3Aバージョン1.30以上が必要です。
※他局からの呼び出しを待ち受けることはできません。
※詳細、設定、その他の注意事項は取り扱い説明書をご覧ください。
IC-9700本体のみで画像の送受信、閲覧が可能。
スマートフォン等の端末に保存した写真を、トリミングアプリ(ST-4001A/ST-4001IまたはST-4001W)でサイズを調整し、LAN経由でIC-9700のSDカードに転送。IC-9700から送信することができます。音声通信(PTTオン)をしながらの画像伝送、ファーストデータによる一括画像送信が可能です。また、IC-9700で受信した画像をディスプレイに表示することもできます。交信しながら、画像の送受信、閲覧が、IC-9700本体のみで可能です。
DV画像伝送用画像リサイズアプリ
<ST-4001A>Android版:GooglePlayより無償ダウンロード
<ST-4001I>iOS版:App Storeより無償ダウンロード
<ST-4001W>Windows版:Icom HPから無償ダウンロード
※動作環境
Windows版 OS: Microsoft Windows 7(32bit版/64bit版)/8.1(32bit版/64bit版)/10(32bit版/64bit版)
Android版 OS: 5.0以降
iOS版 iOS: 12以降、iPadOS: 13以降
その他の機能
- 大音量でも歪みの少ない聞き取りやすいクリアな音質を実現。
- RS-BA1に対応(サーバーPC機能搭載)&CI-Vによる電源コントロールが可能。
- デジタルツインPBT®を搭載。
- フルブレークイン、CWメモリーキーヤー、CW受信リバース機能をはじめとした多彩なCW機能群。
- 音声の録音/CQマシンの音源など様々に活用できるSDカードスロットを搭載。
- 送受信に対応した音声録再機能。
- 表示画面キャプチャー機能。ほか
リアパネル
一般仕様
周波数範囲 | <動作範囲> 144.000MHz~146.000MHz 430.000MHz~440.000MHz 1260.000MHz~1300.000MHz <保証範囲>> 144.000001~146.000MHz 430.000~440.000MHz 1260.000~1300.000MHz |
---|---|
モード | SSB、CW、RTTY、AM、FM、DV、DD |
メモリーチャンネル数 | メモリーチャンネル:297チャンネル (99チャンネル×3バンド) プログラムスキャンエッジ:18チャンネル (6チャンネル×3バンド) コールチャンネル:6チャンネル (2チャンネル×3バンド) サテライトメモリー:99チャンネル DR機能メモリー:2500件 |
アンテナインピーダンス | 50Ω (不平衡) |
アンテナ端子 | 3系統(144MHz帯:M型、430/1200MHz帯:N型) |
電源電圧 | DC13.8V±15% |
接地方式 | マイナス接地 |
消費電力 | 待受時:1.2A(TYP)、受信最大出力時:1.8A以下、 送信時:15A以下、10A以下※ |
使用温度範囲 | −10℃~+60℃ |
周波数安定度 | ±0.5ppm以内 (−10℃~+60℃) |
周波数分解能 | 1Hz |
外形寸法 | 240(W)×94(H)×238(D)mm (突起物を除く) |
重量 | 約4.7kg (オプション含まず) |
※IC-9700S
送信部
送信出力 | 144/430MHz帯 SSB/CW/FM/RTTY/DV:0.5W~50W、0.2W~20W※ AM:0.125W~12.5W、0.05W~5W※ 1200MHz帯 SSB/CW/FM/RTTY/DV/DD:0.1W~10W、 AM:0.025W~2.5W |
---|---|
変調方式 | SSB:数値演算型平衡変調 FM:数値演算型リアクタンス変調 AM:数値演算型低電力変調 DV:数値演算型GMSK変調 DD:数値演算型GMSK変調 |
スプリアス発射強度 | <スプリアス領域> 144/430MHz帯:-60dB以下 1200MHz帯:-53dB以下 <帯域外領域> 144/430MHz帯:-60dB以下 1200MHz帯:-50dB以下 |
搬送波抑圧比 | 50dB以上 |
不要側波帯抑圧比 | 50dB以上 |
マイクロホンインピーダンス | 600Ω |
※IC-9700S
受信部
受信方式 | 144/430MHz帯:RFダイレクト・サンプリング 1200MHz帯:ダウンコンバージョンIFサンプリング |
---|---|
中間周波数 | 331~371MHz(1200MHz帯) |
受信感度 (プリアンプ:ON、フィルター:SOFT時) |
SSB/CW(10dB S/N):-19dBμV (0.11μV)以下 AM(10dB S/N):0dBμV (1.0μV)以下 FM(12dB SINAD):-15dBμV (0.18μV)以下 DV(1% BER)(PN9):-9dBμV (0.35μV)以下 DD(1% BER)(PN9):4dBμV (1.59μV)以下 |
選択度 | SSB(BW=2.4kHz):2.4kHz以上/-3dB、3.6kHz以下/-60dB CW(BW=500Hz):500Hz以上/-3dB、700Hz以下/-60dB RTTY(BW=500Hz):500Hz以上/-3dB、700Hz以下/-60dB AM(BW=6kHz):6.0kHz以上/-3dB、15kHz以下/-60dB FM(BW=15kHz):12.0kHz以上/-6dB、20kHz以下/-60dB DV(CHスペーシング=12.5kHz):-50dB以下 DD(CHスペーシング=300kHz):-40dB以下 |
スプリアス妨害比 | SSB/CW 144/430MHz帯:70dB以上、1200MHz帯:50dB以上 AM/FM/DV 144/430MHz帯:60dB以上、1200MHz帯:50dB以上 DD 1200MHz帯:50dB以上 |
オーディオ出力 | 2.0W以上 (8Ω負荷、1kHz、10%歪率時) |
オーディオインピーダンス | 8Ω |
※定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
おもな付属品
- ハンドマイクロホン HM-219
- DC電源ケーブル 他
マイクロホン
外部スピーカー
ソフトウェア
外部機器
CT-17
CI-Vレベルコンバーター
製品サポート・ニュース
製品カタログ
カタログ名 | ファイルサイズ |
---|---|
IC-9700 | 5.92MB |
アマチュア無線機器総合カタログ | 4.90MB |
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
---|---|---|
取扱説明書 | CS-9700 | |
USBポート設定のヒント | IC-7100/IC-7300/IC-7610/IC-7850/IC-7851/IC-9100/IC-9700/IC-7760 | |
取扱説明書 | IC-9700/IC-9700S | |
仕様変更のお知らせ | IC-9700/IC-9700S | |
活用マニュアル | IC-9700/IC-9700S | |
補足説明書 | IC-9700/IC-9700S | CI-Vコマンド説明 |
画像伝送機能について | IC-9700/IC-9700S/IC-705/IC-905 | |
UDPホールパンチ対応について | ID-51 (PLUS2)/ID-31PLUS/ID-4100/ID-4100D/IC-9700/IC-9700S | |
D-STAR レピータリストの更新 | ID-52PLUS/ID-50/ID-52/IC-705/IC-905/IC-9700/IC-7100/ID-4100/ID-5100/ID-51/ID-31 | |
D-STAR アプリガイド | ID-52PLUS/ID-50/ID-52/IC-705/IC-905/IC-9700/IC-7100/ID-4100/ID-5100/ID-51/ID-31/RS-MS1A/RS-MS1I/RS-MS3A/ST-4001A/ST-4001I | |
D-STAR 管理サーバーへの登録 | ID-52PLUS/ID-50/ID-52/IC-705/IC-905/IC-9700/IC-9700S/IC-7100/IC-7100M/IC-7100S/ID-4100/ID-4100D/ID-5100/ID-5100D/ID-51/IC-9100/IC-9100M/ID-31/ID-1/ID-800/ID-800D/ID-91/IC-2820G/IC-2820DG/ID-92/ID-80/ID-880/ID-880D | |
D-STAR D-PRSガイド(入門編/応用編) | ID-52PLUS/ID-50/ID-52/IC-705/IC-905/IC-9700/IC-9700S/ID-4100/ID-4100D/ID-5100/ID-5100D/ID-51PLUS2/ID-51PLUS/ID-51/ID-31PLUS/ID-31/IC-7100 | |
D-STAR リフレクターの使いかた | ID-52PLUS/ID-50/ID-52/IC-705/IC-905/IC-9700/ID-4100/ID-4100D/ID-5100/ID-5100D/ID-51(PLUS2)/ID-31PLUS | |
アマチュア無線用語集 | ID-92/ID-31/ID-51/ID-52/IC-9100/IC-9100M/IC-7100/IC-7100M/IC-7100S/ID-5100/ID-5100D/IC-7300/IC-7300M/IC-7300S/ID-4100/ID-4100D/IC-7610/IC-7610M/IC-7610S/IC-9700/IC-9700S/IC-705/ID-50/IC-905/ID-52PLUS/IC-7760 | HF機、VHF/UHF機、デジタル機、受信機、固定機、携帯機、車載機、レピータ、PC、オプションで活用できるアマチュア無線用語集です。 |
操作説明書 | ST-4001A/ST-4001I | |
操作説明書 | ST-4001W | |
操作説明書 | ST-4002A | |
操作説明書 | ST-4003A | |
操作説明書 | ST-4003W | |
USBドライバーインストールガイド(USB3.0対応版) | USB Driver (Ver.1.30) CS-7100/CS-9100/CS-9700/CS-R8600/IC-7300/IC-7610/RS-BA1/RS-R8600 | Microsoft Windows 11/10/8.1用 |
ファームウェアなど
種類 | 製品名 | バージョン | 公開日 |
---|---|---|---|
プログラミングソフトウェア | CS-9700 | Version 1.40 | 2023.03.22 |
USBドライバー | IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7410/IC-7600/IC-7610/IC-7850/IC-7851/IC-9100/IC-9700 | Version 1.30 | 2018.06.07 |
ファームウェア | IC-9700/IC-9700S | Version 1.44 | 2023.09.15 |
レピータリスト | IC-9700/IC-9700S,CS-9700 | 240920 | 2024.09.20 |
コントロールソフトウェア | RS-BA1 Version 2 | Version 2.70 | 2024.08.28 |
PICTURE UTILITY SOFTWARE | ST-4001W | Version 1.00 | 2019.10.11 |
TIME ADJUSTMENT SOFTWARE | ST-4003W | Version 1.00 | 2021.11.30 |
よくあるご質問
IC-9700
- DV(デジタル音声)モードの2波同時受信は可能ですか。
異なるバンドであれば、2波同時受信&同時復調が可能です。メイン/サブ両方の信号を復調することができます。
- 更新日時
- --/--/--
IC-9700
- SDカードを使用してレピータリストを更新するにはどうすればいいですか。
SDカードを使用したレピータリストの更新方法については、下記リンク内の「D-STAR レピータリストの更新」を参照してください。
- 更新日時
- 2021/07/05
- 文書ID
- 1172
IC-7100S/IC-7100M/IC-9700/IC-7100/IC-9100
- DV(デジタル音声)モードで通信時、画面上部に「L」の表示が出ることがありますが、これは何を表しているのですか。
インターネット回線網を経由した通信時、パケットロスによってデータの一部を失うことがあります。パケットロスが発生した時は「L」を表示します。少し時間を空けてから再度呼び出してください。
※データが化けてパケットロスを受信したと誤認する場合があります。その場合は山かけ通信であっても、ディスプレイに「L」表示が点灯します。
- 更新日時
- 2019/10/15
IC-7100S/IC-7100M/IC-9700/IC-7100/IC-9100
- DV(デジタル音声)モードで受信時、ボリュームを絞っていたのに、突然大きな音量で受信した。
相手局がEMR(Enhanced Monitor Request)機能を使用して送信した場合、デジタルスケルチの状態に関わらず、一定レベルまで音量を自動的に上げて受信します。
※ EMR機能はD-STARシステムの標準機能です。
- 更新日時
- 2019/10/15
IC-9700
- 画像伝送機能でSDカード内に保存した画像データを読み込まない。
下記を確認して下さい。
①画像データが正しいフォルダに入っていない
画像データは、SDカード内の[IC-9700]>[Picture]フォルダ内に入れてください。
②画像データサイズが大きい、またはファイル形式が異なる、またはファイル名が長い
無線機で使用できる画像は下記のとおりです。
ファイル形式:JPEG(.jpg)
画像サイズ:640×480、320×240,160×120(px)
ファイルサイズ:200KB以下
ファイル名:半角23文字(全角11文字と半角1文字)以下(拡張子を除く)
拡張子が「.jpeg」のファイルや、プログレッシブJPEGは使用できません。
アイコムのトリミングアプリ(ST-4001W:Windows版またはST-4001A:Android版)を利用することで、画像伝送に使えるサイズにトリミングすることができます。
- 更新日時
- 2021/07/05
IC-9700
- 1.2GHz帯は10Wで運用して問題ないですか。
常置場所での運用は10Wで問題ありません。移動して運用する場合は出力を1Wに設定してください。
1.2G帯レピーターの出力は2017年に1Wに減力されていますが、個人局が常置場所で運用する場合の出力はmax10Wです。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
- EME用にリニアアンプは接続できますか。
ACCコネクタに外部ALCとSEND端子を用意しています。
純正オプションではない他社製品を接続しての確認はしていませんので、端子規格に合わせてお客様側で動作を確認してお使いください。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
- 外部リファレンス入力はありますか。
10MHzの外部クロック同期を搭載しています。リアのSMAジャックに入力します。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
- 外部リファレンス入力で何ができますか。
1200MHzや、トランスバーターを付加してそれ以上の周波数でSSBやFT8などを運用する方が増えていますが、高い周波数でシビアな周波数安定度が必要な場合に、外部から精度の高い10MHzの基準信号を入力することで安定した周波数で運用することができます。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
- 「REF IN 10MHz」のSMAジャックには具体的に何を入力すれば良いですか。
1200MHzや、トランスバーターを付加してそれ以上の周波数でSSBやFT8などを運用する方が増えていますが、高い周波数でシビアな周波数安定度が必要な場合に、外部から精度の高い10MHzの基準信号を入力することで安定した周波数で運用することができます。
入力は±0.5ppm以下の高い精度が必要で、IC-7851(±0.05ppm)や、市販のGPS基準周波数発生器を利用するなどしてください。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
- 9600bpsのデータ通信はできますか。
できません。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700/RS-BA1
- RS-BA1は使えますか。
RS-BA1 Version 2で使用できます。LANケーブルまたはUSBケーブルで接続して使用します。なお旧版のRS-BA1は使用できません。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
- スコープは2バンド同時に表示できますか。
スコープはMAIN/SUBどちらか一方だけです。タッチパネルのインジケーターを押すとMAIN/SUBを切り替えることができます。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
IC-9700
- サテライト機能とはどのような機能ですか。
サテライト通信を運用しやすいようにMAIN/SUBの周波数トラッキング機能などが搭載されています。またサテライト専用メモリも99ch搭載しています。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
- FROM選択項目で「最寄レピータ」が選択できません。どうすれば選択できますか。
無線機に外部GPSを接続して自局の位置情報が取得できている状態、またはマニュアルで位置情報を設定している場合のみ「最寄レピータ」の検索が可能です。なお無線機のレピータメモリに登録されていないレピータは、「最寄りレピータ」で検索できません。
【参考】月刊FBニュース2019年10月号テクニカルコーナー「ID-31PLUSモデルを外部GPSとして活用する」
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
- ・オールリセットをしたらDR機能が使えなくなった。
・[DR]キーを長押ししてもDR画面にならない。 無線機本体のレピータメモリが削除されると、レピータ機能が使えなくなります。
無線機に直接レピータ情報を登録するか、アイコムホームページよりレピータメモリをダウンロードし、SDカードを介して無線機に読み込んで下さい。
弊社にメモリー書き込み作業をご依頼される場合は、リペアセンターにて承ります。
なお、技術料金 3,300円(税込)と本体の運送費用はお客様ご負担でお願いしています。
弊社から発送時、代引きとなり代引き送料(1,320円(税込):手数料/梱包料込)を上記技術料と併せてお願いいたします。
- 更新日時
- 2021/07/05
IC-9700
- 外部GPSを接続した時、カレンダー設定ができない。
自作したGPS受信機を接続した場合、カレンダー設定ができなくなる場合があります。GPS受信機を取り外すとカレンダー設定ができるようになります。
なおクロスケーブルを介してID-31シリーズやID-51シリーズを外部GPS受信機として接続した場合は、問題ありません。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700
- 時計がリセットされる。
内蔵時計のバックアップに充電式電池を使用しています。
長期間、無線機をDC電源(13.8V)に接続しない状態が続いた場合、電池の電圧が低下して、時計の設定がリセットされます。定期的にDC電源を接続することで電池が充電され時計設定が保持されますので、長期間ご使用にならない時も、1カ月ごとを目安に充電してください。充電時間の目安は約2日です。
※無線機の電源のON/OFFにかかわらず充電されます。
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-9700/ID-4100/ID-51 PLUS2/ID-31PLUS/RS-MS3W/RS-MS3A
- グローバルIPアドレスが払い出されていないネット環境ですが、DVゲートウェイ機能は使えますか。
「UDPホールパンチ」機能を使うことで、グローバルIPアドレスが払い出されていない環境でもDVゲートウェイ機能が使えます。ただし「UDPホールパンチ」機能を利用した場合、「待ち受け」はできません。
【参考】月刊FBニュース2019年6月号テクニカルコーナー「ターミナルモード/アクセスポイントモード専用ソフトウェアのUDPホールパンチ対応」
- 更新日時
- 2019/11/15
IC-7300/IC-7300M/IC-7300S/IC-7610/IC-705/IC-9700
- ファームアップをしているが、「実行しますか」の画面で、「はい」をタッチしても始まらない。
「ファームウェアの書き換えを実行しますか?」の画面で、「はい」の画面を長く(約一秒)タッチしてください。
- 更新日時
- 2021/07/01
IC-9700
- 予備のDC電源ケーブルを購入したい。
IC-9700用の純正DCケーブル(ヒューズホルダー付き)は補修部品として購入できます。サポートセンターのメールフォームにてご依頼ください。
※直接発送させて頂く場合は、代引きとなり代引き送料(1,320円(税込):手数料/梱包料込)のご負担をお願いいたします。
※ 部品の価格におきましては予告なく変更を行うことがありますので予めご了承ください。
※ 記載の価格は2021年4月現在の価格です。部品名 OPC-2361
部品番号 8900022020
価格 5,280円(税込)
- 更新日時
- 2021/04/06
IC-705/IC-7610/IC-7700/IC-7700M/IC-7800/IC-7850/IC-7851/IC-9700/RS-BA1/RS-BA1 Version2
- サーバー機能を使って宅外遠隔操作を行うのにIPv6のIPアドレスを使う事が出来ますか。
IPv6のIPアドレスを使用することはできません。
IPv4のグローバルIPアドレスが付与されたインターネット回線が必要です。
- 更新日時
- 2021/05/13
IC-7300/IC-7610/IC-9700/IC-7300M/IC-7300S/IC-705/IC-7610M/IC-9700S
- 各スイッチ、タッチパネルの操作ができない。
タッチパネルのスイッチは、抵抗膜方式でございます。指で軽く触れると動作するよう設計されています。
このため、液晶保護フィルムや保護シートを貼り付ける際は、液晶の枠内に収まるように貼りつけてください。
わずかでも斜めに貼り付け、液晶の枠外にはみ出た場合、その部分に常時圧力が加わり、タッチパネルが押された状態を
維持するため、無線機の操作ができない場合がございます。ご注意ください。- 更新日時
- 2021/12/21
IC-9700/IC-705/IC-9700S
- D-STARのDR機能を解除し周波数表示に戻すには
CALL(DR)ボタンを短押しします。
- 更新日時
- 2022/03/14
IC-9700S/IC-9700
- ターミナルモードで通信する設定はどうしますか?
1、IC-9700を有線LANでルーターと接続をする。
2、DHCP機能をONにする。
MENU>SET>ネットワーク>DHCP(再起動後に有効)>ON3、内蔵ゲートウェイの設定をする。
MENU>DVGW>ゲートウェイ選択>内蔵ゲートウェイ
MENU>DVGW>内蔵ゲートウェイ設定①管理サーバーアドレス trust.d-star.info
②ゲートウェイコールサイン 例)JA3YUA A
③ゲートウェイ種別 日本
④UDPホールパンチ OFF→ON以上で設定は終了です。
最後に電源を一旦OFFにして再度電源をONにしてください。※光ルーターのポート開放設定はしていない場合の設定方法です。
4、ターミナルモードで起動する。
MENU>DVGW>ターミナルモード5、ターミナルモードを終了する。
MENU>DVGW>通常モード- 更新日時
- 2024/04/25
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |