大幅な小型化を実現
卓越した機能性と操作性を達成しながら、携帯性に優れた超コンパクト〈47(W)×81(H)×28(D)〉※1&軽量〈約160g〉※2ボディを実現しています。
※1 バッテリー装着時、突起物を除く。
※2 BP-243、アンテナを含む。
広帯域受信機能を搭載
0.495~999.990MHz※までの周波数帯をAM/FM/WFMでカバー。ラジオ放送、エアバンド、各種ユーティリティ無線まで幅広く受信することができます。
※一部周波数帯を除く。
Li-ion電池と充電器を標準装備
バッテリー運用時間について
BP-243 | |
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電池容量 | 3.7V [1800mAh(min)、1900mAh(typ)] |
出力電圧 | DC3.7V |
送信出力 (HIGH) | 約20時間 |
ラジオ連続受信 | 約15時間 |
※送信5:受信5:待ち受け90(パワーセーブはON)の運用状態にて
1800mAh(クラス最高)の大容量Li-ion電池を標準装備。長時間の運用を可能にしています。またスピーディなチャージが可能な急速充電器も付属しています。
空線キャンセラーを装備
通話が行われていない時に聞こえる空線信号音を排除し、静かな受信を実現する空線キャンセラーを搭載。動作させる周波数を 300~3000Hzから自由に設定することができるため、さまざまな空線信号に対応することができます。また、MSKの制御信号にも対応しています。
※空線キャンセラー機能、MSK機能はすべての空線信号またはMSK信号を検出するものではありません。
計1250chの大容量メモリー
1000chのメモリー、25組50chのプログラムスキャンエッジ用メモリー、200chのオートメモリーライトスキャン用メモリーを装備。EEPROMを採用しているため、バッテリーが切れてもデータが失われることはありません。
フレキシブルバンクシステムを採用
メモリーバンクは最大18個設定することが可能。各バンクには最大100chまでメモリーすることができます。メモリーを管理することで、より効率的な運用が可能になります。
多彩なスキャン機能
バンドスキャン、メモリースキャン、バンクリンクスキャンなど10タイプのスキャン機能を搭載。目的に応じて使い分けることで、効率的な交信/受信が可能になります。
オートモード&オートチューニングステップ
受信周波数にセットするだけで、そのバンドに最適なモードとチューニングステップを自動的に設定します。希望する周波数にあわせるだけで、簡単に受信することができます。
トーンスケルチ&ポケットビープ® 機能
トーンスケルチ機能をCPUで制御することで、トーンスケルチ及びポケットビープ®機能が標準で使用できます。
オートスケルチを採用
入力信号の強度に応じてスケルチ設定を自動的に行うオートスケルチ機能を搭載。スケルチレベルは手動9段階とオープン(常にスケルチを開いた状態)にも設定できます。
その他の機能
- 強力信号の入力時に威力を発揮するアッテネータ
- 静かな待ち受けを実現するCTCSSとDTCS
- 設定を容易にするSETモード
- 周波数帯に応じたステップを選択することが可能(オートセット設定も可)
- 電池の消耗を抑えるパワーセーブ機能
- タイマー付きのLCDバックライト
一般仕様
送信 / 受信周波数範囲 | 144.000~146.000MHz、430.000~440.000MHz |
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受信周波数範囲 | 0.495~252.895MHz、255.100~261.895MHz、 266.100~270.895MHz、275.100~379.895MHz、 382.100~411.895MHz、415.100~809.890MHz、 834.100~859.890MHz、889.100~914.890MHz、 960.100~999.990MHz |
モード | F3E/AM(受信のみ)/ WFM(受信のみ) |
メモリーチャンネル | 1250ch (プログラムスキャンエッジ用:25組50ch、オートメモリーライト用:200ch含む) |
アンテナインピーダンス | 50Ω不平衡 |
電源電圧 | DC 3.7V(BP-243) |
使用温度範囲 | -10℃~+60℃ |
周波数安定度 | ±6ppm(-10℃~+60℃) |
周波数分解能 | 5、6.25、8.33、9、10、12.5、15、20、25、30、50、100、200(kHz) |
外形寸法 | 47(W)×81(H)×28(D)mm |
重量 | 約160g (BP-243およびアンテナ装着時) |
送信部
変調方式 | FM リアクタンス変調 |
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最大周波数偏移 | ±5.0kHz |
マイクロホンインピーダンス | 2kΩ |
スプリアス発射強度 | Hi : -60dB以下 / Lo : -50dB以下 |
送信出力 / 消費電流 (DC3.7V時) |
Hi : 1.5W / 1.5A Lo : 約0.1W / 約0.4A VHF帯 Hi : 1.0W / 1.5A Lo : 約0.1W / 約0.5A UHF帯 |
受信部
受信方式 | ダブルスーパーヘテロダイン |
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受信感度 | アマチュアバンド内 FM(12dB SINAD) -15dBμ以下 広帯域受信部 FM(12dB SINAD) 30.000MHz~ 89.995MHz /-7dBμ以下 90.000MHz~143.995MHz /-14dBμ以下 144.000MHz~147.995MHz /-15dBμ以下 148.000MHz~179.995MHz /-14dBμ以下 350.000MHz~470.000MHz /-15dBμ typ. 600.000MHz~939.990MHz / 3dBμ以下 940.000MHz~999.990MHz / 8dBμ以下 AM(10dB S/N) 0.495MHz~ 4.995MHz /+7dBμ以下 5.000MHz~293.995MHz /+3dBμ以下 118.000MHz~136.995MHz /+3dBμ以下 WFM(12dB SINAD) 76.000MHz~107.995MHz /+5dBμ以下 600.000MHz~799.990MHz /+8dBμ以下 |
スケルチ感度 | -15dBμ以下 |
選択度 | AM/FM : 12kHz以上/6dB、30kHz以下/60dB WFM : 150kHz以上/10dB、700kHz以下/20dB |
スプリアス妨害比 | 40dB以上 |
消費電流(受信時) | 待ち受け時:約80mA、最大出力時:150mA以下 |
オーディオ出力 | 50mW以上(8Ω 10%歪率時) |
オーディオインピーダンス | 8Ω |
中間周波数 | AM/FM : (1st)46.35MHz、(2nd)450kHz WFM : (1st)14.85MHz、(2nd)450kHz |
※定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
おもな付属品
マイクロホン
キャリングケース
データ通信ケーブル
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |