Wi-Fiトランシーバーを楽々管理。
最大300台収容可能なWi-Fiトランシーバーコントローラー。

IP1100CVは、Wi-Fiネットワークを使用して通信する当社製Wi-Fiトランシーバーに対応のコントローラーです。ネットワーク内にコントローラーを1台設置し、各所にWi-Fiアクセスポイントを配置することで簡単に通信ネットワークを構築できます。またWi-Fiトランシーバーの位置情報やプレゼンス(ステータス)を取得することができるWi-Fiトランシーバーアプリケーション(IP100FS)にも対応しています。Wi-Fiトランシーバー間やVoIPシステム間のフルデュプレックス通信、また個別呼出やグループ呼出/全体呼出などを可能にし、Wi-Fiトランシーバーを最大300台まで収容できます。
最大300台のWi-Fiトランシーバー※を収容可能
IP1100CVには、最大300台のWi-Fiトランシーバー(IP100FS端末を含む)を収容できます。Wi-Fiトランシーバーアプリケーション(IP100FS)をインストールすると、Windows®PCからWi-Fiトランシーバーと通信できるようになります。
※対応機種(2024年11月現在)
Wi-Fiトランシーバー(IP110H/IP100H)
Wi-Fiトランシーバーアプリケーション(IP100FS)
Wi-Fi/有線LAN環境下で使用可能な製品(IP200H/IP210H/IP200PG/VP-2100)
Wi-Fiトランシーバーとは

Wi-Fiアクセスポイントのカバーエリアを範囲とする、トランシーバーでの一斉通話を実現します。
- Wi-Fi®を利用して、トランシーバーでの秘匿性の高い同報通信を実現
- スマートフォンやPC用のWi-Fiアクセスポイントを、そのまま中継器として使用可能
- VPNネットワークと接続することで、離れた拠点間の通信にも対応
- 交互通話や同時通話のほか、グループ会議や文字の送受信も可能
- 電波利用に関する免許や申請なしで使用でき、電波利用料も不要なので、手軽に導入可能
- 通信拡張ユニットと接続することで、従来の無線機やIP電話(内線/外線)との連携も実現 など
詳しくは、Wi-FiトランシーバーIP110Hのページをご参照ください。

Wi-Fiトランシーバーアプリケーションとは
端末情報も一目瞭然。Wi-Fiトランシーバーの管理をサポートするリモートコミュニケーター。
- Wi-Fiトランシーバーの位置情報や状態をグラフィカルに表示
- 各トランシーバーを強制的に操作できなくする遠隔ロック機能など充実の管理機能
- PCだけでなく、対応タブレット型端末にインストールしての使用も可能
詳しくは、Wi-FiトランシーバーアプリケーションIP100FSのページをご参照ください。
端末の機能設定をネットワーク経由で書き込むオートプロビジョニング機能

IP1100CVには、Wi-Fiトランシーバーへのオートプロビジョニング機能を備えています。この機能は、IP1100CVをプロビジョニングサーバーとして使用し、収容されたWi-Fiトランシーバーに構成設定を書き込みできます。Wi-Fiトランシーバーがネットワークに接続されると、構成設定が自動的に適用されます。個別およびグループ通話用に最大500件の呼出先がアドレス帳に登録できます。

2.5Gbps WANポートとVPNルーター機能※
IP1100CVは、2.5GbpsのWANポートとVPNルーター機能を内蔵しており、インターネット上のセキュアなVPNで複数拠点間を接続でき、無線LANシステムの通信エリアを拡張できます。例えば、IP1100CV間をインターネットVPNで接続することで、本社と支社のスタッフがWi-Fi®で相互通信できます。
VPN機能はIP1100CV間またはIP1100CVとVE-PG4/AP-9600/SR-8000V(VK)間で利用可能です。

MBF-6を使用した設置例
19インチサーバーラックに対応
IP1100CVはオプションのマウントブラケットMBF-6と組み合わせることで、19インチサーバーラックに1Uで設置できます。
その他の機能
- セキュリティスロットにより盗難のリスクを軽減
- 近隣呼出設定のために、同一ネットワーク上にある当社製Wi-Fiアクセスポイント(一部製品を除く)を検索できる機能
- USBメモリを接続することで通話をWAV形式で録音することができる無線機通話録音機能
上記の機能と仕様は予告なく変更される場合があります。
関連導入事例
業界別活用事例
一般仕様
電源 | AC アダプター(AC100V±10% 50/60Hz 最大33W) |
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動作環境 | 0℃~+40℃ 5~95%RH(ただし、結露なきこと) |
外形寸法 | 約213(W)×242(D)×36.8(H)mm(突起物を除く) |
重量 | 約1.5kg(本体のみ) |
インターフェース
WANインターフェース | RJ-45型コネクター×1[100/1000/2500Mbps] |
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LANインターフェース | RJ-45型コネクター×1[100/1000/2500Mbps] |
ユーザーインターフェース | 押しボタン×3(UPDATE・INIT・USB EJECT) 2色LED×8(POWER・MSG・ADVANCE・USB・VPN・V/RoIP・WAN・LAN) |
USBホストインターフェース | USB3.0 Type-A×1 |
USBコンソールインターフェース | USB2.0 Type-C™×1 |
定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
付属品
- ・ACアダプター
- ・ナイロンクランプ
- ・マグネット
- など
関連資料
ACアダプター
製品カタログ
カタログ名 | ファイルサイズ |
---|---|
IP1100CV | 1.80MB |
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
---|---|---|
取扱説明書[導入編] | IP1100CV | IP1100CV Ver.1.01 |
ご使用になる前に | IP1100CV | |
取扱説明書[活用編] | IP1100CV | IP1100CV Ver.1.01 |



防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。


防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |
