2ストリームで、最大300Mbps(理論値)の伝送速度を実現する5GHz帯無線アクセスシステム
高レベルなセキュリティー機能(IEEE802.1X/WPA/WPA2)
WPA・WPA2(TKIP/AES)、IEEE802.1Xにも対応。高度なセキュリティーを実現しました。
ストリーム数切替機能
設定変更により2ストリーム/1ストリームを切り替えての運用が可能です。1ストリーム運用時、通信レート(理論値)は最大150Mbpsになります。
パワーレベル調整機能
送信出力を4段階で調整し、複数台設置時の電波干渉による速度低下を緩和。
マルチクライアント対応
ハブを介し、複数のネットワーク機器を接続することで、マルチクライアントで使用することが可能です。
耐候性に優れた防塵・防水構造(IP54)、堅牢ボディ
ワイドな動作温度範囲:-20~+55℃
高度なセキュリティ機能(IEEE802.1X/WPA/WPA2)に対応
その他の機能
・ MDI/MDI-X 自動識別
・ ブリッジ接続
・ PoE受電機能
・ SNMP
・ 管理者パスワード
・ WEBメンテナンス
・ SYSLOG
・ Telnetメンテナンス
・ 設定保存
・ 自動時計設定
・ マルチクライアント
・ スマートローミング
・ アンテナ切り替え(内部/外部) など
運用に当たっての注意事項
無線設備の技術操作には無線従事者の第三級陸上特殊無線技士以上の資格が必要です。
技術基準適合証明を取得していますので登録手続きだけで開局できます。
無線LAN部
アンテナ | コネクターSMA-J 型×2、内部アンテナ |
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使用周波数帯 |
40MHz 帯域幅時: 20MHz 帯域幅時: 10MHz 帯域幅時: |
通信速度 (理論値) | 27Mbps /144Mbps /300Mbps |
有線LAN部
インターフェイス | RJ-45 型(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応、 MDI/MDI-X 自動判別)×1 (ケーブル長:5m) |
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通信速度 (理論値) | 10Mbps /100Mbps /1000Mbps |
一般仕様
電源 | PoE(IEEE802.3af準拠機器より給電 最大12W) |
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使用環境 |
-20℃~+55℃ 5~95% RH(ただし、結露なきこと) |
外形寸法 | 約140(W)×53.5(D)×120(H)mm |
重量 | 約1.2kg |
防塵・防水構造 | IP54 |
ユーザーインターフェース | LED ランプ、MODE ボタン |
- ※ 定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
- ※ 記載している通信距離は通信環境により異なる場合があります。
- ※記載している通信速度は理論最大値ですので実効速度は通信環境により異なります。
付属品
- 角度可変アダプター MB-89※
- イーサネット 電源給電 ユニット SA-4
- マストクランプ
- Uボルト
- アース線 など
※本体取付済
関連資料
アンテナ
製品カタログ
カタログ名 | ファイルサイズ |
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BS-900/SE-900FW | 851KB |
ネットワーク製品総合カタログ | 6.13MB |
取扱説明書
ファームウェアなど
種類 | 製品名 | バージョン | 公開日 |
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ファームウェア | SE-900FW | Version 1.10 | 2020.02.05 |
よくあるご質問
SE-900FW
- アイコム製イーサネット電源供給ユニット以外からでも電源供給できますか。
IEEE802.3af対応のPoEハブからであれば電源供給できます。
- 更新日時
- 2017/05/29
- 文書ID
- 1225
SE-900FW
- SE-900FW から SA-5(またはPoEハブ) までのイーサネットケーブルは、市販品を使用しても問題ないですか。
付属しているイーサネットケーブル(5m)、もしくは別売品のOPC-1222A(20m)のいずれかを必ずご利用ください。
これら以外は、本体に十分な電源電圧を供給できない恐れがあり、また防水性能についても保証できません。
- 更新日時
- 2019/02/04
- 文書ID
- 1315
AP-900/AP-9500/AP-95M/BS-580BPA/BS-580SPA/BS-900/BS-900BPA/BS-900SPA/IP100H/IP200H/IP200PG/SB-900/SE-900/SE-900FW/SE-90M/SR-7100VN/SR-7100VN#31/VE-CAM10/VE-CAM10D
- 無線LAN機器は新スプリアス規格ですか。
はい、上記弊社販売の無線LAN機器については、製造年月や機種にかかわらず新スプリアス規格に該当します。
新スプリアス規格への移行後も継続して使用可能です。
弊社販売の無線LAN機器におきましては下記リンクをご参照ください。
- 更新日時
- 2021/08/13
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |