生産終了品ご注意:このページに掲載されている価格や内容は、作成された当時のものです。
携帯型デジタル簡易無線機
IC-DU65C
- 技適取得
- 3年間保証
小型・軽量・省電力設計。
免許局制度対応の高出力デジタル簡易無線機。
- オープン価格
小型化、軽量化を実現
新たに専用のカスタムLSIを開発。SoC(System-on-a-chip)によって、部品点数や内部構造を見直すことで、厚さ29.5mm、重量245gの薄く軽いボディを実現しました(リチウムイオン電池BP-274装着時)。

従来機IC-DU65Cとの比較

専用カスタムIC
長時間運用が可能
待受時の最大消費電流を従来機から約37.5%抑える省エネ設計により、一度の充電で約20時間※の運用を実現しました。
- ※BP-220N1装着時、5W出力にて送信5、受信5、待受90の割合で繰り返し運用時。
IP67の防塵・防水性能/3年間の本体保証

水没イメージ
雨の降る屋外や、粉塵が舞う工事現場などでも安心して使えるIP67の防塵・防水性能を保証しています。 また、アルミダイキャスト製シャーシを採用したタフなボディは米国軍用規格「MIL-STD-810G」相当の堅牢性を備え、本体性能を3年間保証しています。
緊急呼出機能

従来機にも搭載していた緊急呼び出し機能に加え、異常に対する迅速な対応をサポートするマンダウン機能、Lone Worker機能を搭載しました。なお、キャリア・モニタリングが働いているときは動作しません。
- 緊急呼び出し機能
天面にエマージェンシーキー(緊急呼出ボタン)を搭載。ボタンを押すだけで、あらかじめ登録しておいた通話先に迅速な連絡が可能です。また、無線機の設定音量に関わらず、緊急呼び出し機能の動作時には最大音量で動作するエマージェンシーオートボリューム機能も搭載しています。 - マンダウン機能
本体が60度以上傾いた状態が一定時間つづくと、自動的に緊急呼び出し機能が動作します。 - Lone Worker機能
本体を一定時間操作しなかったときに、自動的に緊急呼び出し機能が動作します。
より向上した操作性
選択したチャンネルを音声で読み上げる音声案内機能を搭載。表示を確認しにくい状況でのチャンネル変更をサポートします。 ほかにも、バックライトを搭載した大型LCDの採用など、よりよい操作性を実現する仕様を備えています。
騒音環境に強い大音量
直径36mmの大口径スピーカーを搭載し、BTL回路を採用することで工場現場などの騒音環境でも、聴き取りやすい700mWの大音量を実現しました。
511通りのユーザーコードグループ
511通りのユーザーコードをチャンネルごとに設定可能。部署や場所ごとにグループ分けして呼び出すことで、効率的な連絡を実現します。
アナログモードも搭載
デジタル方式のほか、従来のアナログ方式に切り替えて通信することもできます※。これまでのアナログ方式の無線機と併用しながら、デジタル化に向けた備えを進めることができます。なお、アナログモードでは、いくつかの機能は制限されます。
※アナログモードは2022年11月30日まで。
高い秘話性能
32,767通りの秘話鍵で高度な秘話性を確保。また、秘話鍵を16通りメモリーできます。日時、場所によって秘話鍵を切り替えて運用することで、さらなる秘話性の向上を図れます(デジタルモード時)。
豊富なオプション
当社デジタル/アナログ簡易業務用無線機(IC-D50、IC-D60、IC-DU55C、IC-UH37CTMなど)のオプションの多くが流用できるので、従来オプションで実現している使い勝手のよさをそのまま引き継ぐことができます。
その他の機能
- ショートメッセージ機能
- ロック機能
- 送信出力可変機能
- モニター機能
- Pベル機能
- ポケットビープ®機能
- 呼び出しメロディー機能
- 着信表示機能
- 発着信履歴機能
- パワーセーブ機能
- マイクゲイン調整機能
- 電圧低下検出機能
- 受信電波強度通知機能 など
運用時間の目安
バッテリーパック (Li-ion電池) | パワーセーブ機能 | |
---|---|---|
ON時 | OFF時 | |
BP-274(オプション) <7.4V 1800mAh min. (1900mAh typ.)> |
約12時間 | 約10時間 |
BP-220N1(オプション) <7.2V 3200mAh min.> (3350mAh typ.) |
約20時間 | 約17時間 |
(受信5:送信5:待受け90の運用状態にて(5W出力時))
運用上のご注意
・当無線機を使用するには、電波法に従い総合通信局に免許申請し、免許を受ける必要があります。
・本製品は簡易な通信や伝達を行うための無線機として製造しています。人命救助など免許状に記載された以外の目的での使用はできません。



防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。


防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
---|---|
IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
---|---|
IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |
