よくあるご質問(個人のお客様)
IC-703
- ナローFMの送信は可能ですか。
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可能です。参考ですが、ナローFMモード選択時は、受信帯域は±4kHz、送信帯域は±2.5kHzとなります。
IC-7100S/IC-7000S/IC-7200S
- 50Wにしたい。100Wにしたい。
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50Wもしくは100Wへの改造は、回路構成や使用部品の関係上実施できません。
IC-7000/IC-7100/IC-7200/IC-7300/IC-7400/IC-7410/IC-756PROIII/IC-7600
- 移動する局として免許申請したいので、100Wタイプを50Wに改造したい。
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改造のご依頼は、機器をお買い上げいただきました販売店、または弊社「紀の川事業所リペアセンター」に送って下さい。改造料金 7,700円(税込)および送料はお客様のご負担となります。
改造後は50W出力に改造したことを証明する修理明細書を発行しますので、その修理明細書を添付して免許申請を行って下さい。自作機扱いの申請とはなりますが、改造方法などの面倒な資料の提出は必要なく、JARL登録機種同様の簡素な手続きにて、JARDやTSS株式会社の保証を受けて免許申請することが可能です。
・改造後の出力調整に専用の冶具と測定器が必要なため、お客様への改造資料のご提供は行っていません。
・一度改造すると、元の送信出力に戻しても技術基準適合証明機種には戻りません。
IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
- 車載設置時、ヒューズホルダーが邪魔して、DCケーブルが通せない。
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まず、車載用トランシーバーでは、安全面を優先し、トラブル時にできるだけバッテリーに近い位置で電流を遮断するため、コネクタから遠い側にヒューズホルダーを付けています。
IC-7000では、ブレードヒューズを採用しており、ヒューズホルダーが大きいため、狭いスペースを通すことは難しいかと思います。
これを解決するには、ピンセット等を使用し、DCコネクタ部分の金属ピン(4本)を一旦抜いて、狭いスペースを通してから、再度ピンをコネクタにはめるという方法があります。細かい作業になりますので、十分に注意して行ってください。
IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
- 最大消費電流に関して、カタログや取扱説明書には100Wタイプの22Aしか記載されていないが、20Wタイプと50Wタイプの値は?
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20Wタイプは実測で12A、50Wタイプは実測で17Aとなっております。DC電源器でお使いになる場合は、最低でもこれ以上の容量のある電源器をご用意ください。
IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
- カーナビのモニターにIC-7000の画面を表示させられるか。
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接続されるカーナビに(コンポジット信号の)外部映像入力端子が備えられておれば、表示可能です。接続方法は取扱説明書p110をご参照下さい。なお、接続ケーブルについては市販品をご用意下さい。
IC-7700M/IC-7700
- 設定バックアップ用のUSBメモリーは付属されていますか。
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USBメモリーは付属されておりませんので、市販品をご使用願います。同様にUSBキーボードも付属されておりませんので、市販品をご使用願います。
IC-7700M/IC-7700
- 画面上にスコープスプリアスが2個見える。
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運用バンド、また設定周波数スパンによっては、画面上に複数のスコープスプリアスが現れることがありますが、故障ではありません。安心してご使用下さい。(取扱説明書p5-2参照)
IC-7800
- ボイスメモリーで録音すると頭に「ピッ音」が入る。
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ボイスメモリーの頭に「ピッ音」が録音され、メモリー送信時に、その音も送信されてしまう場合、これは、録音開始時の「REC」スイッチを長押しした際にスピーカから発せられる「確認ピープ音」がメモリーの頭に録音されていることが原因です。
IC-7800のボイスメモリーは、「REC」スイッチが長押しされた瞬間から録音をスタートしますが、タイミング的には録音スタートと同時に「確認ピープ音」が発せられる仕様のため、「確認ピープ音」が発せられた時には、すでに録音が始まっています。そのため、AFボリュームが上がっていますと、マイクが「確認ピープ音」を拾ってしまい、それがボイスメモリーの頭に録音されてしまいます。
これを回避する方法としましては、ヘッドホンでモニターしながら録音するか、あるいはIC-7800のAFボリュームを下げきった状態で録音し、「確認ピープ音」をマイクが拾わないようにしてください。
IC-7800
- メイン、サブのAF出力が逆側から少し漏れる。
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メインレシーバーとサブレシーバーのAFアンプは、1つのICで構成しているため、アイソレーションが無限大とはなっておらず、極微少レベルで逆チャンネルのAFもミックスされて出てきます。これで正常ですので故障ではございません。安心してご使用ください。
IC-7800
- メインダイヤルのゴムリングがへたった(伸びた)。
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ゴムリングは堅すぎると感触が悪く、柔らかすぎると寿命が短く、これらを天秤にかけ、適度な硬度の材質を使用しています。これはダイヤルに指をかける強度や頻度によって寿命が変わりますが、基本的に消耗品のため、へたった場合は取り替えが必要です。
補修部品(1個当たり880円(税込))としてご用意しておりますので、サポートセンターのメールフォームよりご依頼ください。
※直接発送させて頂く場合は、代引きとなり代引き送料(1,320円(税込):手数料/梱包料込)のご負担をお願いいたします
IC-7800
- 外部のデコーダーでRTTYを復調したい。
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メインVFOからのAFは、機器背面のA-ACC1ジャックの5番ピンから、サブVFOからのAFは、機器背面のB-ACC1ジャックの5番ピンから出力されますので、この信号を外部復調器に入力してください。
たとえば、MMTTYで復調する場合は、両方の出力をステレオプラグのLchとRchに接続してパソコンのサウンドカードに入力し、MMTTYの設定画面にて「Source」を適時選択されてください。
「Mono」を選択されると、メインVFOとサブVFOの両方の出力が入りますので、シンプレックス運用時や、通常のスプリット運用(デュアルワッチオフ時)の場合は、「Mono」でOKです。しかし、デュアルワッチをオンにすると、メインとサブが重なって入ってしまいますのでご注意ください。片方のVFOだけの信号をMMTTYに復調させたい場合は、「Left」または「Right」を選択してください。
なお、SPDIFでの光接続を使用する場合は、メインVFOがSPDIFのLch、サブVFOがSPDIFのRchから出力されますので、この場合も、上記と同様に、状況に応じて、「Mono」「Left」「Right」を選択してください。
IC-7800
- 市販のCFカードは使用できますか。
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純正品(付属品または補修部品)でないCFカードでの動作保証は致しかねますが、市販品の場合、「動くCFカード」と「動かないCFカード」が存在します。
「動くCFカード」の場合は、純正品と同じ64MBのものでなくとも、128MB、256MBのものでも、IC-7800本体で、フォーマットが可能で、容量があるだけ使用することができるようです。「動かないCFカード」の場合は、IC-7800でフォーマットを試みると、フォーマットの途中でハングアップしてしまいます。
なお、下記はご参考ですが、
高速書込対応
セキュリティ機能付
といった特長のCFカードは、使用できない可能性が高い様です。
逆に何も特長のない、
Standard Grade
の様にパッケージに書かれているものであれば、使用できる可能性が高い様です。純正品以外のCFカードをIC-7800でご使用いただく場合は、CFカードのフォーマットが必要です。このフォーマットはIC-7800本体で行う必要があり、パソコンでフォーマットしてもそのままではIC-7800では使用できませんので、ご注意ください。
IC-7800
- 受信専用アンテナはどこに接続すればよいか。
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受信専用アンテナを接続する場合、2つ方法があります。
1つの方法は、ANT4コネクターに接続する方法です。この端子は設定により、受信専用端子とすることができ、フロントパネルのANT切り替えスイッチにて、たとえば「1/R」を選択すると、送信時はANT1端子、受信時はANT4(RX専用)端子が自動的に選択される様になります。
もう1つの方法は背面のBNCジャンパーのところに接続する方法です。RX ANT AのINに接続するとメインVFO側に、RX ANT AのINに接続するとサブVFO側に受信専用アンテナが接続されます。
IC-7800
- 電源オン時に筐体内部から異音がする。
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内蔵のアンテナチューナーがプリセットする時に発する音です。これは、電源オン時のチューナー状態(オン/オフ)には関係なく、電源オン時のバンドで、最後にチューナーが同調したプリセット位置にバリコンが移動し、スタンバイするためです。
この部分は電子部品ではなく機械的な部品ですので、経年変化により購入時よりは多少音が大きくなっている場合がありますが、故障ではございません。安心してご使用下さい。
IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
- アナログTVチューナーを、デジタルTVへ対応できるオプションの発売予定、あるいは有償バージョンアップ等の予定はあるか。
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オプションの発売ならびに、バージョンアップの何れの予定もありません。
IC-2730
- Bluetoothでヘッドセットを接続している時、本体スピーカーからも音を出したい。
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[MENU]キーを押して[MENU-EXMEN]から[Bluetooth設定(EXMEN-BT SET)]-[ヘッドセット設定(BTSET-HS SET]-[AF出力切換(HSSET-HS OUT)]で「HS+SP」を選択してください。(初期値は「HS」です。)
IC-7000
- 付属のハンドマイクHM-151をIC-706シリーズなどの他機種で使用できますか。
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IC-7000に付属のハンドマイクHM-151は他の機種では使用することができません。HM-151はIC-7000専用に設計されており、他のマイクとは回路が異なるためです。万一、IC-706シリーズでHM-151を使用しますとAF出力がショートしますので、トランシーバー本体が故障します。ご注意お願いします。
なお、逆にIC-706シリーズに付属のハンドマイクHM-103をIC-7000でご使用いただく分には、上記の様な電気的な問題はございません。さらに、HM-103をIC-7000に接続することにより、ハンドマイクの「UP」「DN」スイッチをパドルの代わりに使用することが可能になります。(取扱説明書p49参照)
IC-7000
- 電源を入れてもファンが回らない。
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IC-7000のファンは、送信中、および受信中かつ高温時(筐体が50度前後)に、自動的に回転する仕様となっております。そのため、通常(高温時以外)の受信時は回転しませんので、故障ではございません。安心してご使用ください。
IC-7000S/IC-7000M/IC-7000
- コールサインの入力時に数字が入力できない。
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入力画面で、「MENU GRP」スイッチの「▲」側を押してください。これにより、文字種を切り替えることができます。詳しくは、取扱説明書p108をご参照下さい。