デュアルSIMだからさらに安心
NTTドコモの3G/LTE回線、もしくはauの4G LTE回線※2を使うことで、日本全国※1が通話圏内。
従来のトランシーバーのように、通話距離の制約や不感地帯を気にせず、タイムリーな情報伝達を実現します。 また、デュアルSIMに対応し、本体操作でキャリアを切り替えて使用できます。キャリアの冗長化により、交通機関やインフラ業、警備業などの業種においてもさらに安心して使える高度な信頼性を実現しました。
- ※1 各携帯電話回線の電波到達範囲が通話エリアとなります。
- ※2 当社提供のSIMカードを選択することで、いずれかの回線が使用できます。
- 各回線の障害情報について
株式会社NTTドコモ : https://www.nttdocomo.co.jp/info/network/
KDDI株式会社 : http://news.kddi.com/important/news/
同時通話・多重通話に対応
多くのトランシーバーは、相手の話し終わりを待ってから交互に通話しなければならないため、通話に大きなタイムラグが生じます。 IP502Hのシステムは、同時通話に対応。携帯電話と同じように、お互いが同時に話せるので、自然なやりとりが可能です。また、多人数による多重通話もサポートしており、電話会議のような使い方にも対応できるほか、他のスタッフ同士の会話に重要な連絡を割り込んで伝えることもできます。
業界最小クラスのコンパクトサイズ
約59(W)×95(H)×32(D)mm※と、IPトランシーバー端末として最小クラスのコンパクトさを実現。業務の機動性を損ないません。
- ※BP-272装着時、突起物除く。
防塵・防水IP67
屋外や水にぬれやすい環境でも気にせず使える最高水準の防塵・防水性能IP67を備えています。
車載運用にも対応
車載運用に適したクレードルなどのオプションをラインナップ。車外に出るときはIP502Hを持ち出してハンディ型端末として、車内では車載端末として1台で2通りの運用ができます。また、IP502HとクレードルはBluetooth®で接続※できますので、クレードルにIP502Hを装着していなくても、クレードルに接続したスピーカーマイクで通話可能です。
- ※当社Bluetooth®対応製品以外とのBluetooth®接続は検証していません。
録音再生機能
受信した音声を録音し、聞き返すことができます。1件あたり最大1分まで録音でき、4件を超えると古いものから自動的に消去されます。
端末位置情報を利用した各種サービス(オプション)に対応
オンプレミス型
別売りのIP無線ゲートウェイIP500G※1を導入することで、PC上に端末のリアルタイムな位置情報を表示させることができます※2。
※1 IP500Gは、au 4G LTE網にのみ通信可能。
※2 別途、対応地図ソフトが必要。昭文社スーパーマップル・デジタル(15以降)全国版に対応。(2017年2月現在)
Webブラウザ型
IP無線動態管理サービスをご契約いただくことで、端末の位置情報はもとより、渋滞情報や天候情報などさまざまな情報を統合し、スマホやタブレット上のブラウザに表示させることも可能です。
ブラウザ上で表示できるので、関係者だけではなく、公開情報としての扱いも可能です。
従来の無線機やIP電話網(RoIP網)との連携
さらに、通信拡張ユニットVE-PG4を導入することで、これまでのトランシーバーも活かして広範囲の通信をカバーする通話システムを構築することも可能です。
IP502Hの通話互換について
従来機のIP500H/IP501H/IP501M/IP500Mとの通話互換があります。
その他の機能
- 騒音に負けない900mW(内部スピーカー時)の大音量出力
- 全体通話のほか、個別通話・グループ通話に対応
- 本体のみで同時通話を可能にするエコーキャンセラー機能搭載
- 着信を振動で伝えるバイブレーション機能
- プリセットの文字情報を送信
- 緊急呼び出し機能搭載
- マンダウン機能搭載
- Lone Worker機能搭載
- 緊急速報の受信に対応 (au SIM使用時)
お問い合わせ
製品についてのお問い合わせ、デモ機の試用などのご要望は、以下のリンクからお問い合わせください。
関連導入事例
業種別活用例
お問い合わせ
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Bluetooth標準規格に適合していても、機器の仕様や設定により、本製品と接続できないことがあり、すべての動作を保証するものではありません。
無線通信仕様 | NTTドコモの3G/LTE、auの4G LTE |
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電源 | 定格7.4V(BP-272) |
寸法 | 約59(W)×95(H)×32(D)mm (BP-272装着時、突起物除く) |
重量 | 約240g (BP-272、アンテナ装着時) |
使用温度範囲 | -10℃~+60℃ |
連続運用時間の目安 ※運用状況により変わります。 |
BP-272使用時 約17時間(送信:受信:待受=5:5:90時) |
音声出力 | 900mW以上(内部スピーカー 8Ω10%歪率時) 200mW以上(外部スピーカー 8Ω10%歪率時) |
防塵・防水性能 | IP67/55/54(バッテリーパック、アンテナ装着時) |
Bluetooth®規格 | Ver 2.1+EDR |
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
付属品
・ リチウムイオンバッテリーパック(BP-272)
・ ベルトクリップ(MB-135)
・ ハンドストラップなど
マイクロホン
イヤホン・スピーカー
ヘッドセット
PTT/VOXケーブル
バッテリー
充電器
ACアダプター
電源ケーブル
マウントブラケット
データ通信ケーブル
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |