5GHz帯無線アクセスシステム(4.9GHz)の周波数を用いた安定度の高い長距離通信が可能
約10kmの長距離間通信を実現
※通信距離は目安です。通信環境によって通話距離は大きく異なります。
理論値150Mbpsの高速通信
マルチパスの影響を受けにくい直交周波数分割多重変調(OFDM)方式により、理論値最大150Mbps を実現しています。
VLAN 対応(仮想AP)(BS-900BPA)
異なるVLANID、SSIDの移動局グループを最大8つ構成できます。仮想APの移動局グループごとに、異なる暗号鍵を設定することが可能です。
高度なセキュリティに対応
WPAおよびWPA2(TKIP/AES)に加え、IEEE802.1Xにも対応。
速度低下を緩和する機能を搭載
異なる通信方式の移動局を同時に接続している場合に、速度が低下するのを緩和するプロテクション機能を搭載。また、送信出力を高/中/低の3段階に設定可能。複数のネットワークが存在する場所での電波干渉による速度低下を緩和します。
過酷な状況下の運用にも対応
防水・防塵(IP67)、使用温度範囲-20℃~55℃と、寒冷地など過酷な環境での運用にも適しています。
その他の機能
- 【BS-900BPAのみ】
 - ・ MAC認証(RADIUS)
 - ・ アクセスポイント機能
 - ・ ANY接続拒否機能
 - ・ 仮想AP機能
 - ・ MACアドレスフィルタリング機能
 - ・ パケットフィルター機能
 - ・ 接続端末制限機能
 - ・ ARP代理応答
 - ・ 認証サーバー(RADIUS/アカウンティング)
 - ・ 電波状況確認機能
 - ・ ネットワーク監視機能
 - ・ レート設定機能
 - ・ DHCPサーバー機能
 - ・ 静的DHCPサーバー機能
 - ・ 認証VLAN機能
 - 【BS-900SPAのみ】
 - ・ マルチクライアント機能
 - 【共通機能】
 - ・ ブリッジ接続機能
 - ・ SSID(Service Set IDentifier)
 - ・ WMM(Wi-FiMultimedia)機能
 - ・ SYSLOG
 - ・ SNMP(MIB-II)
 - ・ タグVLAN機能
 - ・ 接続制限機能(管理者ID/パスワード)
 - ・ 内部時計設定
 - ・ PoE機能
 - ・ ファームウェアの自動バージョンアップ
 - ・ WWWメンテナンス(HTTP/HTTPS)
 - ・ TELNETメンテナンス(TELNET/SSH)
 - ・ ギガビットイーサネット対応 など
 
運用上のご注意
無線設備の技術操作には無線従事者の第三級陸上特殊無線技士以上の資格が必要です。
技術基準適合証明を取得していますので登録手続きだけで開局できます。
業種別活用例
一般仕様
| 電源 | PoE(IEEE802.3af 準拠 最大12W) | 
|---|---|
| 防塵・防水 | IP67相当 | 
| 使用温度範囲 | -20℃~+55℃/コールドスタート時:0℃~+55℃ ※-20℃~0℃の環境で電源を入れたときは起動確認後1時間以上放置してから再起動してください。  | 
		
| 外形寸法 | 約215(W)×77.5(D)×191(H)mm(突起物を含まず) | 
| 重量 | 約3.5kg(LANケーブル(約20m)、取り付け金具含む) | 
| ケーブル長 | 約20m | 
| 適合マスト径 | φ40~60mm | 
| 本体設定 | Webブラウザによる設定/TELNET シリアルコンソール(専用ケーブルが必要)  | 
		
有線LAN部
| 通信速度 | 10Mbps/100Mbps/1000Mbps(理論値) | 
|---|---|
| インターフェイス | RJ-45型プラグ×1(ケーブル長約20m) 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応(MDI/MDI-X自動切替)  | 
		
| 対応プロトコル | TCP/IP | 
無線LAN部
| サポート規格 | IEEE802.11j / IEEE802.11n準拠 〈国内標準規格〉ARIB STD-T71  | 
		
|---|---|
| 伝送方式 | 直交周波数分割多重方式(OFDM) | 
| 使用周波数範囲 | 4.9GHz帯 | 
| チャンネル数 | 40MHz 帯域幅時=選択可能チャンネル数:2 | 
| 20MHz 帯域幅時=選択可能チャンネル数:4 | |
| 10MHz 帯域幅時=選択可能チャンネル数:6 | |
| 通信速度※(理論値) | 150Mbps(40MHz 帯域幅) | 
| 72Mbps (20MHz 帯域幅) | |
| 27Mbps (10MHz 帯域幅) | |
| 最大伝送距離 (見通し)  | 
			付属のパラボラアンテナ同士で約10km | 
54Mbps(理論値)を超える通信速度は、暗号化方式を「なし」、または「AES」に設定している場合に有効です。
最大150Mbps(理論値)を使用できるのは、帯域幅を「40MHz」に設定した場合だけです。
付属パラボラアンテナ
| 形式 | グリッドパラボラアンテナ | 
|---|---|
| 利得 | 27dBi (同軸ケーブルの損失を除く) | 
| 最大入力電力 | 10W | 
| インピーダンス | 50Ω(TYP) | 
| アンテナコネクタ | NJ型 | 
| 外形寸法 | φ600×355mm(放射器を含む) | 
| 重量 | 約3.5kg(変角金具,同軸ケーブル含む) | 
| 同軸ケーブル | 約0.7m(接栓:NP型-SMAP型) | 
| 耐風速 | 90m/sec | 
| 適合マスト径 | φ32~60mm | 
定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
関連資料
製品カタログ
| カタログ名 | ファイルサイズ | 
|---|---|
| BS-900BPA/BS-900SPA | 534KB | 
| ネットワーク製品総合カタログ | 6.13MB | 
取扱説明書
| 名称 | 製品名 | 補足説明 | 
|---|---|---|
| 安全上のご注意 | BS-900BPA | |
| 取説/ガイド統合版 | BS-900BPA | |
| 取扱説明書 | BS-900BPA | |
| 設定ガイド | BS-900BPA | |
| 設置工事説明書(2) | BS-900BPA | |
| 設置工事説明書(1) | BS-900BPA | |
| 安全上のご注意 | BS-900SPA | |
| 設置工事説明書(1) | BS-900SPA | |
| 設置工事説明書(2) | BS-900SPA | |
| 設定ガイド | BS-900SPA | |
| 取扱説明書 | BS-900SPA | |
| 取説/ガイド統合版 | BS-900SPA | 
ファームウェアなど
よくあるご質問
AP-95M/VE-CAM10D/SR-7100VN#31/VE-CAM10/SE-900FW/BS-580SPA/BS-580BPA/BS-900/BS-900SPA/BS-900BPA/SB-900/IP200PG/SR-7100VN/SE-900/SE-90M/AP-900/AP-9500/IP100H/IP200H
- Wi-Fi機器は新スプリアス規格ですか。
 はい、上記弊社販売のWi-Fi機器については、製造年月や機種にかかわらず新スプリアス規格に該当します。
新スプリアス規格への移行後も継続して使用可能です。
弊社販売のWi-Fi機器におきましては下記リンクをご参照ください。
- 更新日時
 - 2021/08/13
 
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
                      
                    防塵保護等級
| IP6x (耐塵形)  | 
                            バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 | 
|---|---|
| IP5x (防塵形)  | 
                            試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 | 
防水保護等級
| IPx8 (水中形)  | 
                            IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 | 
|---|---|
| IPx7 (防浸形)  | 
                            バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 | 
| IPx6 (耐水形)  | 
                            注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 | 
| IPx5 (防噴流形)  | 
                            注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 | 
| IPx4 (防まつ形)  | 
                            いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 | 



