本製品は、PC なしで導入できる据置型の無線LAN アクセスポイント集中管理コントローラーです。
運用状況やトラブルシューティングの情報収集、アクセスポイント設定の一元管理をサポートします。
1台で最大250台のアクセスポイントを集中管理
・当社製対応アクセスポイントを最大250台まで集中管理。
・グループ単位で各種設定など(ファーム、マルチSSID/VLAN/暗号化/RADIUS/SNMP/SYSLOGなど)を一括管理。
・最大8つのグループ(1グループ64台まで)を設定可能。
アクセスポイントのチャンネル/パワーレベルの自動調整
・アクセスポイントのスキャン結果から、環境に最適なチャンネルとパワーレベルを自動的に設定し、快適な無線環境を構築( 自動調整中は、無線LAN機能は停止します)。
快適で安心な無線LAN環境を提供する無線通信コントロール機能
・ローミングキャッシュ機能により、RADIUS認証時のハンドオーバーを高速化。
・無線LANに接続する機器のMACアドレスの集中認証(MACアドレス認証サーバー搭載)。
・アクセスポイントの通信状況や通信量をチェックし、自動的に負荷を分散する自動負荷分散機能。
無線LAN利用状況表示
・アクセスポイントの動作状況を検知して表示。
・ 停止/稼働などの動作、通信状況(帯域管理)の表示のほか、利用端末のリスト表示、不正アクセス監視、アクセスポイント個別状況表示、セキュリティー設定の一括表示に対応。
スケジュール設定機能
・アクセスポイントを利用しない時間帯は無線LAN 機能を自動的に停止し、電力や無用なアクセスを抑制。
・ファームウェアや設定変更時の更新日時も設定することができるので、利用者に影響のない時間にアクセスポイントのメンテナンスが可能。
サイトサーベイ機能
・新規配備、移設後の無線LAN 状況や電波状況を可視化し、障害の確認をサポート(サイトサーベイ機能を利用中は、無線LAN 機能は停止します)。
音声優先QoS 機能
・簡単に各種パラメーターをIP 通話端末などの音声サービスに最適な環境に設定可能。
メール通知機能
・メール通知により、離れた場所からのネットワーク監視をサポート。
対応アクセスポイント
その他の特長
[ 個別管理メニュー]
- 接続中端末リスト
- 個別サイトサーベイ
- 個別設定
- 個別ステータス表示
[ 機能一覧]
- ミラーリング機能による冗長化
- 不正アクセス検知ログ
- 通信状況ログ検索・表示
- セキュリティーダッシュボード
- ファームウェアの自動更新
- 管理対象アクセスポイントの
- 自動検出 など。
対応アクセスポイント
対応製品 | AP-9600, AP-96M, AP-9500, AP-95M( 最新ファームにアップデートされたもの) |
---|---|
管理台数 | 最大250 台 (1 グループ64 台最大8 グループ) |
一般仕様
電源 | AC アダプター (AC100V±10% 50/60Hz 最大 27W) |
---|---|
動作環境 | 0℃~+40℃ 5~95% RH(ただし、結露なきこと) |
外形寸法 | 約213(W)×270.2(D)×36. 8(H)mm(突起物を除く) |
重量 | 約1.6kg(本体のみ) |
インターフェース
有線LAN | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T 対応 RJ-45 型コネクター x1 |
---|---|
USB | USB2.0 x1 ( 前面) USB3.0 x4 ( 背面) |
microSD | microSD x1 ( 前面) |
その他 | ランプ x6 (POWER/STORAGE/STATUS/LAN/SD/USB) ボタン類 x4: (POWER/INIT/SD EJECT/USB EJECT) |
※LAN(「LAN2」端子)/HDMI(x2)/ シリアル D-Sub(x1)/Audio インターフェースは使用しません。
※USB ホストインターフェースを同時に使用できる数は1 つです。
付属品
AC アダプター、ナイロンクランプ他
製品サポート・ニュース
製品カタログ
カタログ名 | ファイルサイズ |
---|---|
RC-AP10 | 731KB |
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
---|---|---|
ご使用になる前に | RC-AP10 | |
取扱説明書 Ver. 1.29 | RC-AP10 |
ファームウェアなど
種類 | 製品名 | バージョン | 公開日 |
---|---|---|---|
ファームウェア | RC-AP10 | Version 1.30 | 2024.06.10 |
よくあるご質問
RC-AP10
- RC-AP10に内蔵されているアクセスポイントのファームウェアとRC-AP10管理下にあるアクセスポイントのファームウェアのバージョンが違うと設定の変更操作はできないのでしょうか。
RC-AP10に内蔵されているアクセスポイントのファームウェアと、アクセスポイントのファームウェアのバージョンが違う場合、RC-AP10で設定したアクセスポイントの設定内容を、アクセスポイントに送信することができません。
基本的にはRC-AP10のバージョンを最新のものにして、RC-AP10からアクセスポイントのファームウェアのアップデートを行ってください。- 更新日時
- --/--/--
防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
---|---|
IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
---|---|
IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として動作することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に動作することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |