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HFオールバンド+50MHz 1kWリニアアンプ
IC-PW1
- 2年間保証
フルパワー・フルデューティ仕様1kWリニアアンプ
特長
対応機種: 当社HF機、50MHz機をはじめ、他社製HF機、50MHz機でも使用できます。
1kWフルパワー・フルデューティ仕様
コンテストやDXペディションでの連続運用。さらに、RTTYやSSTVなどフルデューティ送信が要求されるモードでの運用など、リニアアンプに求められるハードルはますます高くなっています。 IC-PW1はパワーアンプ部にパワーMOS-FET・MRF150MPのプッシュプルPAを4ユニット装備。余裕の1kW出力を実現しました。もちろん半導体アンプのため余熱時間が不要で、 電源オン即フルパワー運用ができるのに加え、バンドチェンジ即フルパワー運用も実現。不意に出くわした珍局を逃しません。しかも、大型ヒートシンク、強力クーリングファン、 大容量電源部の採用で、1kWフルデューティ連続送信への信頼性を強固なものにしています。もちろん、CWフルブレークイン運用も可能です。
コントローラー・セパレーション方式
お好みにより、フロントパネルからコントローラーを分離できます。表示部をデスク前面に置き、リニアアンプ本体は邪魔にならない場所に設置することができ、 シャックを機能的にレイアウトできます。 さらに、コントローラーは非常にコンパクトなため、さながらパワー/SWRメーター感覚で設置できます。
オートアンテナチューナー内蔵
バンドチェンジにも即応する、オートアンテナチューナーを内蔵しました。オートプリセット機能により、一度整合した状態を自動メモリー。 多彩なバンドで高出力を能率よくアウトプットできます。もちろん、50MHz帯までカバーしているほか、リニアスルー時にはチューナーを単独で使用することもできます。
多彩な入出力端子
エキサイターからの入力は2系統、アンテナヘの出力は4系統の端子を装備。 しかも、オートアンテナセレクターの内蔵により、エキサイターのバンドチェンジに連動してアンテナ切り替えが可能(IC-PW1本体の電源がオフでも動作可能)。入力2系統※と出力4系統を多彩に組み合わせることにより、自局の装備をフル活用できます。なお、このセレクターはリニアスルー時にも単独で使用できます。
※ 2台目のエキサイターを接続するには、オプションのOPK-5が必要です。
多方面同時監視方式のプロテクション回路
リニアアンプの信頼性を高めるため、念には念を入れたプロテクション回路を採用。出力電力、終段電流、SWR、温度など、多方面にわたり同時に監視を行う方式を採用。 万一、異常が発生した場合、ALCラインの制御によるドライブ電力の制限や、クーリングファンの回転数アップのほか、 状況によりリニアアンプをスルーにして各部の破損や故障を未然に防止します。
仕様
動作可能周波数範囲 | 1.8~1.999MHz、3.5~3.999MHz、4.630MHz、 7.0~7.3MHz、 10.1~10.15MHz、14.0~14.35MHz、 18.068~18.168MHz、 21.0~21.45MHz、24.89~24.99MHz、 28.0~29.7MHz、 50.0~54.0MHz |
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出力電力 | 1000W(AC200V系使用時) 500W(AC100V系使用時) |
励振電力 | 100W(最大) |
電源電圧 | AC90~132V(単相50/60Hz) またはAC180~264V(単相50/60Hz) |
接地方式 | マイナス接地 |
不要輻射強度 |
HF帯 -60dB以下 |
入力インピーダンス | 50Ω |
出力整合インピーダンス | 50Ω(チューナー使用時は、HF帯16.7~150Ω、50MHz帯20~125Ω) |
アンテナチューナーの整合精度 | VSWR1:1.5以下 |
アンテナチューナーの挿入損失 | 1dB以下(整合状態にて) |
使用温度範囲 | -10℃~+40℃(アンテナチューナー部を除く) 0℃~+40℃(アンテナチューナー部のみ) |
外形寸法 | 350(W)×269(H)×378(D)mm(突起物を含まず) |
重量 | 約28kg |
※ 定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
※ 定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
製品寸法図
アマチュア無線機器
ACCソケット変換ケーブル
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生産終了品
- IC-PW1
- HFオールバンド+50MHz 1kWリニアアンプ
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- IC-PW2
- New
HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ
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- OPC-599
- ACC13ピン⇒8ピン+7ピン変換ケーブル
対応オプション
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生産終了品
- IC-PW1
- HFオールバンド+50MHz 1kWリニアアンプ
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- OPC-599
- ACC13ピン⇒8ピン+7ピン変換ケーブル
取扱説明書
名称 | 製品名 | 補足説明 |
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取扱説明書 | IC-PW1 |
よくあるご質問
IC-PW1
- 2台目のエキサイターと接続するためのケーブルは販売していますか。
接続ケーブルセット(2台目エキサイター用) OPK-5を用意しています。販売店にご注文ください。
- 更新日時
- 2017/05/29
- 文書ID
- 104
IC-PW1
- AC100VからAC200Vに接続し直したい場合、何か設定は必要ですか。
入力電圧によって自動的に切り替わりますので、設定は特に必要ありません。
- 更新日時
- 2017/05/29
- 文書ID
- 125
IC-PW1
- エキサイターのバンドを変えてから、PW1のバンドが連動するのが非常に遅い。
エキサイターのCI-Vトランシープがオフに設定されていると、バンドをチェンジしてもエキサイターからPW1に周波数データが送られません。この場合、PW1は10秒間隔のポーリングで周波数データを取得するため、バンドの連動に最大10秒かかります。これを避けるためには、エキサイターのCI-Vトランシープをオンに設定してください。
なお、CI-Vトランシープをオンに設定しても、まだ1秒程度の遅れる場合は、エキサイターのCI-Vボーレートを初期値のAutoから固定値の19200bpsまたは9600bpsに変更してみてください。(設定変更後は、PW1のCI-V設定を再度行ってください)
- 更新日時
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IC-PW1
- エキサイターを2台接続しているが、周波数やモードが連動してしまって困る。連動しないようにできないか。
エキサイターのCI-Vボーレートを別の値に設定することで回避可能です。
具体的には、エキサイター1を「9600」bpsに、エキサイター2を「1200」bpsの様に別々のボーレートに設定し、その後、再度IC-PW1のCI-V設定を行って下さい。(両エキサイターとも、ボーレート「AUTO」は選択しないで下さい)
- 更新日時
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IC-PW1
- オートアンテナチューナーを入れて送信し、外部のパワー計で測定すると十分なパワーが出ていない。
内蔵のオートアンテナチューナーは整合状態でも挿入ロスが最大1dBあります。仮に1dBロスしたと仮定するとアンテナ端子からは約800Wしか出力されません。この場合、PW1の内蔵パワーメーターは、チューナーの前段で出力を見ていますので、1000W振れますが、チューナーの後段にあたる外部のパワー計は800Wしか振れないことになります。
50MHzなど高いバンドにおいては特に挿入ロスが見逃せませんので、できる限りアンテナ自体の調整でSWRを下げ、チューナーはスルーで使用されることをお勧めします。
- 更新日時
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IC-PW1
- 工事設計書に記載する終段管の名称個数、ならびに電圧が知りたい。
工事設計書には下記のようにご記入下さい。
1kW申請の場合 (HF1kWかつ50MHz500W申請の場合も含む)
終段管の名称個数: MRF150MP×8
終段管の電圧: 45V
500W申請の場合
終段管の名称個数: MRF150MP×8
終段管の電圧: 40V
(ご参考)
IC-PW1はファイナルの後段にローパスフィルターを内蔵してますので、送信機系統図を記述する際は、「電力増幅 MRF150MP×8」の後段に、「ローパスフィルター」を書き加えてください。
HF1kWかつ50MHz500W申請の場合は、送信機系統図上での「電力増幅 MRF150MP×8」のブロック横の余白部分に、「50MHz帯の出力は自動的に500Wに低減される」と書き加えてください。
- 更新日時
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IC-PW1
- 最大出力時におけるACの消費電流を知りたい。
AC200V使用で1kW出力の場合は最大15A、AC100V使用で500W出力の場合は最大20Aとなっております。
- 更新日時
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IC-PW1
- 私のIC-PW1は初期バージョンなので、システム電源オンにしないとアンテナに繋がらないので不便。電源オフ時にもワッチできるように改造して欲しい。
初期バージョンは誘導雷等への対策のため、システム電源をオンにしないとアンテナとは接続されない仕様になっていました。その後、「ベアフット運用の場合はシステム電源を切っておきたい」という要望が多かったため仕様を変更し、現行バージョンでは、エキサイター(当社製)からACCケーブルを通して電源をもらい、PW1のシステム電源がオフでもアンテンセレクターが動作するようになっております。
問い合わせいただきました初期バージョンでも、有料にはなりますが現行バージョンの仕様に改造することが可能です。
PW1のシステム電源を入れなくても、アンテナセレクターを動作させることができるようになります。従ってベアフット運用が可能になります。ただし、PW1の内蔵アンテナチューナーは動作しませんので、チューナースルーでの運用となります。
技術料は、次の通りとさせていただきます。
技術料:80,190円(税込)
送料:お客様のご負担とさせていただきます。
当社製以外のエキサイターを使用する場合は、別途外部電源を用意して、そこからPW1に13.8Vを供給することにより、同じようにアンテナセレクターを動作させることは可能です。
本改造は、アイユーズでのみ受け付けておりますので、お手数をおかけ致しますが、まずは電話またはメール等でアイユーズに改造のご予約をいただき、実施時期が来ましたら、リペアセンターまで機器の直送をお願い致します。
改造にはコントローラーも必要ですので、一緒にご送付をお願いします。
お預かりの期間は、難改造につき、お時間をみておいていただけますよう、よろしくお願い致します。
2023年6月1日受け付け分より、この価格とさせていただきます。
- 更新日時
- 2023/06/01
IC-PW1
- 電源を落とした状態でベアフット運用した場合、次にPW1の電源を投入すると、アンテナチューナーのバリコン位置がズレており、再チューニングが完了するまでの間、十分なパワーが出ない。
PW1の電源を落とす前に、先にアンテナチューナーをオフにして下さい。そうすることで、バリコン位置は保持されます。
- 更新日時
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防塵・防水保護等級(IP)について
防塵・防水について、IEC(国際電気基準会議)やJIS(日本工業規格)で規格化された保護等級を2つの数字で示しています。たとえば「IP67」の場合、1つ目の「6」は固形異物(粉塵など)に対する保護等級を、2つ目の「7」は水の浸入に対する保護等級を表します。保護等級の表示を省略するときは「X」を記載しています。
防塵保護等級
IP6x (耐塵形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機の内部に粉塵の侵入がないことです。 |
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IP5x (防塵形) |
試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として機能することです。 |
防水保護等級
IPx8 (水中形) |
IPX7を超える防水性能を備えること(具体的な性能は製品ごとに異なります)。 |
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IPx7 (防浸形) |
バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で、水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として機能することです。 |
IPx6 (耐水形) |
注水ノズル(内径12.5mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約100リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に機能することです。 |
IPx5 (防噴流形) |
注水ノズル(内径6.3mm)をすべての方向に使用して、3mの距離から、1分間に1m2当たり約12.5リットルの水を3分間以上注入後、無線機として正常に機能することです。 |
IPx4 (防まつ形) |
いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。 |