アマチュア無線を運用するための用語集

第36回 運用編(その6)

001形式
コンテストナンバーの形式。001から始まる交信順の連番のこと。
DXCC
DX Century Club のこと。ARRL(American Radio Relay League)が制定したDXCC リストに掲載されている世界の100 エンティティ以上と交信し、QSL カード交換した人だけに与えられるアワード。
TVI
Television Interference の略。無線機から電波を送信したとき、テレビの画面や音声に影響が出ることをいう。送信する電波にスプリアスが有って、高調波がテレビの周波数に合って、妨害を与えること、また、送信機の電波が強すぎて直接、テレビの内部で妨害信号を合成することの2つがある。
WAC
Worked All Continents の略で、「ワック」ともいう。世界的に有名なアワードで、世界の6大陸のアマチュア無線局と交信して、QSLカードを得るともらえる。
WACA
Worked All Cities Award の略で、「ワカ」ともいう。日本の全市のアマチュア無線局と交信して、QSLカードを得るともらえるアワード。JARL(日本アマチュア無線連盟)が発行している。
WAJA
Worked All Japan Award の略で、「ワジャ」ともいう。日本の47都道府県のアマチュア無線局と交信して、QSLカードを得るともらえるアワード。JARL(日本アマチュア無線連盟)が発行している。
スキップ
主に電離層による反射波を使って行うHF帯で発生する現象。送信された直接波は、障害物によって減衰し、100km先では極端に電波が弱いか、受信できなくなるが、電離層に到達し、反射された電波は、1000km先まで届き、受信できるという現象が起きる。これを電波のスキップ現象といい、電波の受信できない場所をスキップ・ゾーン(不感地帯)という。
スキャッター
英語で scatter という。電波の散乱現象のこと。電離層内の電子密度のバランスが崩れたとき、大気層の乱れの激しい部分にぶつかったときなど、電波が予期しない方向に反射され、遠距離へ飛んでいく現象が発生するが、これをスキャッターという。スキャッターの発生は、予測困難なため、出会えるかどうかは運次第。
スピーカーマイク
スピーカー機能を兼ね備えたマイクロホンのこと。無線機器の付属品ではなく、オプションとして設定されている。ハンディ機は屋外で使われることが多いので、スピーカーマイクが使われることが多い。
全市全郡コンテスト
日本の全市、全郡を対象にしたコンテスト。RST符号による相手局のシグナルレポート、自局の運用場所を示す市、郡、または区のナンバー、空中線電力を表すアルファベット1文字を交換し、得点を競う。