アマチュア無線を始めた人の多くがその楽しさに引き込まれてしまう。会ったことのない人との会話の楽しさや、工夫によって国内遠隔地や海外との交信ができる楽しさもその一つだろう。

ここに連載をしていただくのは、JARL(日本アマチュア無線連盟)、JARD(日本アマチュア無線振興協会)の会長で、同時に前・日本馬術連盟会長(現・東京乗馬倶楽部会長)の原昌三さんである。

原さんは、戦前、戦中の波瀾万丈の時期に短波受信に熱中するとともに、戦時中には海軍技術研究所でレーダーなどの研究にも携った。戦後、第一回のアマチュア無線技士国家試験を受験して免許を取得され、その後、一貫してわが国のアマチュア無線の発展に尽くしてこられた。

原さんがどのように無線とかかわりあってこられたか、アマチュア無線の発展にどう尽くされたのか、ぜひ楽しくお読みいただきたい。

※掲載内容は取材当時のものです。